藤田和美 個展(4/23)
2005年4月29日 アートスルガ台画廊にて。(4/18〜4/23)
日本画です。
ただし、やはりこの方も個性的で、すべて表面に観られるのは岩絵の具の色なのですが、線画に色を加えたような感じで、その線の緩やかな曲線で描かれる女性の表情や花、ふくろうといったモチーフからは軽やかな印象を受けました。
作品によって下地に何らかの加工がされていてこれがひとつひとつ大変手の込んだもので・・・。
入口左手の記帳台の上に飾られていた作品。
女性の顔なのですが、画面には小さな風車のような渦模様がはいっていて、これはそういう柄の入った雁皮紙を貼っているそう。また、貼られている雁皮紙は4枚で、その中には薄青紫色のものもあり、その凛としてつややかな下地の色が線画の女性の顔の背景としてよい影響を与えているようでした。
犬がじゅうたんの上で寝そべっている作品は、そのじゅうたんの模様がかなり精緻で、こちらは(確か)リトグラフで同じパターンを位置をずらしながら刷っていったとのこと。
そのアイデアに敬服です。。。
おおきな作品では、線画で描かれる女性やふくろう、花びらと、岩絵の具独特の立体的な質感で描かれる花の中心部分とのコントラストが印象的でした。
日本画です。
ただし、やはりこの方も個性的で、すべて表面に観られるのは岩絵の具の色なのですが、線画に色を加えたような感じで、その線の緩やかな曲線で描かれる女性の表情や花、ふくろうといったモチーフからは軽やかな印象を受けました。
作品によって下地に何らかの加工がされていてこれがひとつひとつ大変手の込んだもので・・・。
入口左手の記帳台の上に飾られていた作品。
女性の顔なのですが、画面には小さな風車のような渦模様がはいっていて、これはそういう柄の入った雁皮紙を貼っているそう。また、貼られている雁皮紙は4枚で、その中には薄青紫色のものもあり、その凛としてつややかな下地の色が線画の女性の顔の背景としてよい影響を与えているようでした。
犬がじゅうたんの上で寝そべっている作品は、そのじゅうたんの模様がかなり精緻で、こちらは(確か)リトグラフで同じパターンを位置をずらしながら刷っていったとのこと。
そのアイデアに敬服です。。。
おおきな作品では、線画で描かれる女性やふくろう、花びらと、岩絵の具独特の立体的な質感で描かれる花の中心部分とのコントラストが印象的でした。
山口啓介展 −緑化砂−(4/23)
2005年4月29日 アートギャラリー池田美術にて。(4/4〜4/23)
http://kgs-tokyo.jp/ikeda/2005/050404.htm
前日にオペラシティで山口の巨大な版画作品を目にしていてそれに圧倒されたのがまだ強く印象に残っているタイミングで、この展示を観ることができたのは大変な幸運。
この人の銅版画作品はとにかくその焦げたような黒のインパクトが強烈で、ホントにまるで版で色を付けた部分は廃油か何かが炭化してるのでは、と錯覚してしまうほど。
こちらでは銅版画作品は(さすがに前日とくらべれば当然ですが)小品で、それでもその黒の迫力は健在、しかも新作だからなのか、その黒の鮮度が落ちていないような感じで、より生命感に溢れていたように思えました。
無論、描かれる題材もメッセージ性が強く感じられます。
そしてこの企画展のハイライトは、壁いっぱいの木版画。
同じ題材の比較的小さな銅版画もあるようで、こちらは実物ではなかったのですが、同じ作歌による作品であるからこそ、銅版と木版の味わいの違いを堪能できました。
木版でもやはり相当な迫力です。。。
http://kgs-tokyo.jp/ikeda/2005/050404.htm
前日にオペラシティで山口の巨大な版画作品を目にしていてそれに圧倒されたのがまだ強く印象に残っているタイミングで、この展示を観ることができたのは大変な幸運。
この人の銅版画作品はとにかくその焦げたような黒のインパクトが強烈で、ホントにまるで版で色を付けた部分は廃油か何かが炭化してるのでは、と錯覚してしまうほど。
こちらでは銅版画作品は(さすがに前日とくらべれば当然ですが)小品で、それでもその黒の迫力は健在、しかも新作だからなのか、その黒の鮮度が落ちていないような感じで、より生命感に溢れていたように思えました。
無論、描かれる題材もメッセージ性が強く感じられます。
そしてこの企画展のハイライトは、壁いっぱいの木版画。
同じ題材の比較的小さな銅版画もあるようで、こちらは実物ではなかったのですが、同じ作歌による作品であるからこそ、銅版と木版の味わいの違いを堪能できました。
木版でもやはり相当な迫力です。。。
大岡亜紀展-le champ aerien<空気の園>-(4/23)
2005年4月29日 アート コメント (1)アートフロントギャラリーにて。(4/5〜4/24)
http://www.artfront.co.jp/jp/hsg/lib05_04.html
リズムのある抽象画。
しかも、岩絵の具。
明るい、軽やかな色彩で、ふわっと広がるようなところと、エッジがしっかりと描かれている円や四角の部分とが共存していて、特に後者は同じ色・形のものが少しずつ位置をずらされながら並んでいたりしていて、それが前者の色彩の広がりの中を、文字通り「踊る」ように描かれているのがとにかく楽しげで印象的。
・・・カンディンスキーを面白いと思う感覚に大変似ていて、それが岩絵の具の質感で味わえたのがある意味貴重な体験でした。
帰り際に在廊だった大岡さんにこういう感想を伝えたら、やはり良く言われるそうで。
味わって読む余裕はなかったのですが一緒に詩も添えられていて、この詩と絵画とのつながりもちょっと気になりました。
http://www.artfront.co.jp/jp/hsg/lib05_04.html
リズムのある抽象画。
しかも、岩絵の具。
明るい、軽やかな色彩で、ふわっと広がるようなところと、エッジがしっかりと描かれている円や四角の部分とが共存していて、特に後者は同じ色・形のものが少しずつ位置をずらされながら並んでいたりしていて、それが前者の色彩の広がりの中を、文字通り「踊る」ように描かれているのがとにかく楽しげで印象的。
・・・カンディンスキーを面白いと思う感覚に大変似ていて、それが岩絵の具の質感で味わえたのがある意味貴重な体験でした。
帰り際に在廊だった大岡さんにこういう感想を伝えたら、やはり良く言われるそうで。
味わって読む余裕はなかったのですが一緒に詩も添えられていて、この詩と絵画とのつながりもちょっと気になりました。
Amie Dicke THAT FIERY GIRL(4/23)
2005年4月28日 アート コメント (493)HIROMI YOSHIIにて。(4/22〜5/14)現在開催中!
http://www.hiromiyoshii.com/exhibition/Dicke-pic1.html
ポスターや雑誌のグラビアなどの女性の写真を切り抜いて、一部おそらくペンでドローイングした作品。
女性の身体の頭髪、上唇、手を除いた部分が流線状に切り抜かれていて、残った部分、例えば顔などはマジックペンのようなもので黒く塗られています。
一見、かなりグロテスクです。相当強烈なインパクトがあります。
ただ、落ち着いて観てみると、最初の印象とはまた違ったインパクト・・・その切り抜かれた流線状の部分がまるで「炎」のように感じられ、その炎の中にいる女性がものすごく妖艶に見えてきます。
そのくせ、すべて壁に直接ピンでとめられていて、ちょっとの風で動いてしまうのでに作品自体がか弱く思えてもくるのが不思議。。
同じ手法でピカソやマティスの描く人物でやってみものをちょっと観てみたい気がします。
http://www.hiromiyoshii.com/exhibition/Dicke-pic1.html
ポスターや雑誌のグラビアなどの女性の写真を切り抜いて、一部おそらくペンでドローイングした作品。
女性の身体の頭髪、上唇、手を除いた部分が流線状に切り抜かれていて、残った部分、例えば顔などはマジックペンのようなもので黒く塗られています。
一見、かなりグロテスクです。相当強烈なインパクトがあります。
ただ、落ち着いて観てみると、最初の印象とはまた違ったインパクト・・・その切り抜かれた流線状の部分がまるで「炎」のように感じられ、その炎の中にいる女性がものすごく妖艶に見えてきます。
そのくせ、すべて壁に直接ピンでとめられていて、ちょっとの風で動いてしまうのでに作品自体がか弱く思えてもくるのが不思議。。
同じ手法でピカソやマティスの描く人物でやってみものをちょっと観てみたい気がします。
村社由起展(4/23)
2005年4月27日 アートぎゃらりぃ朋にて。(4/15〜4/23)
絵を好きになって本当に良かったと思う。。。
鉛筆画とテンペラ・油彩の作品。
まず鉛筆画。
人物(女性)の絵が中心で、そのなかに1点だけ、西洋の彫刻建築のような絵。柱が水面に映っていて、鉛筆画にあってこれほどの透明感。
続いてテンペラ・油彩の作品。
女性、風景、風景の中にいる女性、というパターンの作品。
このうち、風景の中にいる女性の作品に感動。。。
こちらはDMに載っていた作品で、DMを拝見したときはそういう絵、というほどにしか思わなかったのですが、いざ実物を拝見したときの驚き、感動といったら・・・。
森の中にある湖、その淵に仰向けに浮かぶ女性。
岸辺には樹々、草が生い茂り、奥のほうには空が広がっていて...。
とにかく描かれるすべてのものがひとつひとつ丁寧に、精緻に描かれているのはもちろん、水面が陽の光を反射して白く輝くさまがこれ以上ないほどに美しく描かれていて、思わずこの作品だけをじっくりと観てしまいました、というより、動けなかった。。。
これまでテンペラ画というとどうしても押し付けがましい宗教性みたいなものを感じてしまって新旧問わずちょっと苦手でしたが、今回初めて心からテンペラ画に感動できました。押し付けがましくなく、ピュアな神々しさ。
村社さんのお話では、もともと女性と風景とを別々に描いていたのが、一緒に描きたくなったそうで、今回の展示に合わせて風景の中にいる女性の絵を描き上げられたとのこと。
また、村社さんは現在上海にお住まいとのことですが、年に何回かは日本で個展を開かれるそうで。
いつになるか分かりませんが、村社さんの作品を次ぎに吐拝見できるのを楽しみです。。。
絵を好きになって本当に良かったと思う。。。
鉛筆画とテンペラ・油彩の作品。
まず鉛筆画。
人物(女性)の絵が中心で、そのなかに1点だけ、西洋の彫刻建築のような絵。柱が水面に映っていて、鉛筆画にあってこれほどの透明感。
続いてテンペラ・油彩の作品。
女性、風景、風景の中にいる女性、というパターンの作品。
このうち、風景の中にいる女性の作品に感動。。。
こちらはDMに載っていた作品で、DMを拝見したときはそういう絵、というほどにしか思わなかったのですが、いざ実物を拝見したときの驚き、感動といったら・・・。
森の中にある湖、その淵に仰向けに浮かぶ女性。
岸辺には樹々、草が生い茂り、奥のほうには空が広がっていて...。
とにかく描かれるすべてのものがひとつひとつ丁寧に、精緻に描かれているのはもちろん、水面が陽の光を反射して白く輝くさまがこれ以上ないほどに美しく描かれていて、思わずこの作品だけをじっくりと観てしまいました、というより、動けなかった。。。
これまでテンペラ画というとどうしても押し付けがましい宗教性みたいなものを感じてしまって新旧問わずちょっと苦手でしたが、今回初めて心からテンペラ画に感動できました。押し付けがましくなく、ピュアな神々しさ。
村社さんのお話では、もともと女性と風景とを別々に描いていたのが、一緒に描きたくなったそうで、今回の展示に合わせて風景の中にいる女性の絵を描き上げられたとのこと。
また、村社さんは現在上海にお住まいとのことですが、年に何回かは日本で個展を開かれるそうで。
いつになるか分かりませんが、村社さんの作品を次ぎに吐拝見できるのを楽しみです。。。
地上はどんなところだったか 内藤礼(4/23)
2005年4月26日 アートギャラリー小柳にて。(4/1〜5/14)
http://www.tokyoartbeat.com/event/2005/3DE2
(展示作品リストより)
・・・いつもと違う感性で、楽しむというよりも考える展示。
「地上はどんなところだったか」とタイトルされた作品は、空の写真のプリントと、細かい穴が無数に開けられたような小さなパネルが天井から吊るされたもの。
空の写真は小さなプリントながら力強く、奇妙に神々しい。
パネルはそれぞれ微妙に違う色になっている。
「舟送り」。さまざまな場所の土で作られた、ちいさな舟。
土の生々しさが印象的。
「ナーメンロス/リヒト」は、ピンク色の色鉛筆によるドローイング。ただ、それらは少しでも距離を置くとまるで何も描かれてないと思えるほどに薄い色。
・・・描く、というよりも、そこに存在していた模様をふわりと浮かび上がらせたような印象で、その色彩の薄さには、はかなさを感じずにはいられない...。
コンタクトレンズほどの大きさの鏡が向かい合うように設置されている「世界に秘密を送り返す」。
その対になる鏡の間に立ってみる。。。
それぞれの作品から伝わってくるものは、禅問答にも似た何か...「何だろう・・・」と問いかけても静かにいるだけの作品と対峙し、何を感じ取れば良いのか、考える...それの連続。
もう少し考えてみたいので、もう一度、時間に余裕を持って行ってみたいと思います。
《感想リンク》
http://hiver.blog3.fc2.com/blog-entry-43.html
http://blog.livedoor.jp/f4511/archives/19603380.html
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2005/04/what_kind_of_pl_003b.html
http://blog.goo.ne.jp/lysander/e/857a8c76f4cebd92d8b77f4549dd9400
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2005/04/post_3.html
http://twars.cocolog-nifty.com/twarslog/2005/04/post_31c9.html
http://www.tokyoartbeat.com/event/2005/3DE2
「地上はどんなところだったか」
“地上はどんなところだったか”…ある一瞬間、生の外に出た私の内に
死者のまなざしが生まれるとき、
死者は地上の光景を思い出す。
「舟送り」
つくられたものを放ち、与えられたものを返す。
内藤礼
(展示作品リストより)
・・・いつもと違う感性で、楽しむというよりも考える展示。
「地上はどんなところだったか」とタイトルされた作品は、空の写真のプリントと、細かい穴が無数に開けられたような小さなパネルが天井から吊るされたもの。
空の写真は小さなプリントながら力強く、奇妙に神々しい。
パネルはそれぞれ微妙に違う色になっている。
「舟送り」。さまざまな場所の土で作られた、ちいさな舟。
土の生々しさが印象的。
「ナーメンロス/リヒト」は、ピンク色の色鉛筆によるドローイング。ただ、それらは少しでも距離を置くとまるで何も描かれてないと思えるほどに薄い色。
・・・描く、というよりも、そこに存在していた模様をふわりと浮かび上がらせたような印象で、その色彩の薄さには、はかなさを感じずにはいられない...。
コンタクトレンズほどの大きさの鏡が向かい合うように設置されている「世界に秘密を送り返す」。
その対になる鏡の間に立ってみる。。。
それぞれの作品から伝わってくるものは、禅問答にも似た何か...「何だろう・・・」と問いかけても静かにいるだけの作品と対峙し、何を感じ取れば良いのか、考える...それの連続。
もう少し考えてみたいので、もう一度、時間に余裕を持って行ってみたいと思います。
《感想リンク》
http://hiver.blog3.fc2.com/blog-entry-43.html
http://blog.livedoor.jp/f4511/archives/19603380.html
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2005/04/what_kind_of_pl_003b.html
http://blog.goo.ne.jp/lysander/e/857a8c76f4cebd92d8b77f4549dd9400
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2005/04/post_3.html
http://twars.cocolog-nifty.com/twarslog/2005/04/post_31c9.html
鴻池朋子展「草原に不時着」(4/23)
2005年4月26日 アートミヅマアートギャラリーにて。(4/20〜5/21)
http://www.mizuma-art.co.jp/news_j.html
「MOT ANNUAL」で観た鴻池朋子さんの個展。
プリントの作品が主に展示されていますが、その中にあっていちばんインパクトが大きいのが、入口右手の壁いっぱいの大きさの作品、もちろんこれは原画。
パネルに張られた雲色麻紙に描かれた絵。
この個展のタイトルはここから来ているのかな、と連想させる、広がる草原の上、遠くから迫るような竜巻。その竜巻に巻き込まれる女の子。そして空を舞う無数のナイフ。
初めて観た時からそうなんですが、とにかく一度観るともう絶対忘れられない強烈なインパクトがあります。
MOT ANNUALでは暗い空間でミラーボールが照らす中だったので作品を空間の雰囲気を体験するような感じだったのですが、今回はもっとじっくりと絵そのものを観ることができまして。。。
アクリルと墨とで描かれているのですが、ほとんどが細い筆で描かれているようで、その細い線が作り出す流れの集合ですべてが描かれていることに感嘆。。。
もともとひとつひとつの線は薄塗りで麻紙の色がそのままの箇所もけっこうあるのですが、そのわずかな濃が生み出す引力のようなものに、こうやって観ているだけでもなんだか作品の世界に呑み込まれそうな気分に。
その他のプリントの作品は、それぞれ鴻池さんによる独特なシュールな世界が展開されていて、こちらもなかなかの見応えです。
《感想リンク》
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/987e572d494314823e8b245a00301638
http://www.mizuma-art.co.jp/news_j.html
「MOT ANNUAL」で観た鴻池朋子さんの個展。
プリントの作品が主に展示されていますが、その中にあっていちばんインパクトが大きいのが、入口右手の壁いっぱいの大きさの作品、もちろんこれは原画。
パネルに張られた雲色麻紙に描かれた絵。
この個展のタイトルはここから来ているのかな、と連想させる、広がる草原の上、遠くから迫るような竜巻。その竜巻に巻き込まれる女の子。そして空を舞う無数のナイフ。
初めて観た時からそうなんですが、とにかく一度観るともう絶対忘れられない強烈なインパクトがあります。
MOT ANNUALでは暗い空間でミラーボールが照らす中だったので作品を空間の雰囲気を体験するような感じだったのですが、今回はもっとじっくりと絵そのものを観ることができまして。。。
アクリルと墨とで描かれているのですが、ほとんどが細い筆で描かれているようで、その細い線が作り出す流れの集合ですべてが描かれていることに感嘆。。。
もともとひとつひとつの線は薄塗りで麻紙の色がそのままの箇所もけっこうあるのですが、そのわずかな濃が生み出す引力のようなものに、こうやって観ているだけでもなんだか作品の世界に呑み込まれそうな気分に。
その他のプリントの作品は、それぞれ鴻池さんによる独特なシュールな世界が展開されていて、こちらもなかなかの見応えです。
《感想リンク》
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/987e572d494314823e8b245a00301638
世田谷美術館にて。(4/23〜5/29)
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
・・・こういうのもありだなぁ、と。。。
展示内容は、タイトル通り、戦前からごく最近までの東京の写真がいっぱい。
会場内のそこかしこでは・・・
「ああこれってこんな頃からあったんだねぇ」と奥さんに話し掛けるおじさん。
「この道を抜けると前に働いてた会社があって・・・」と一緒に来た友達に説明する女の子。
「この頃は・・・」と監視員にひっきりなしに話し掛けるおじいちゃん。
困った顔で応対する監視員のおばさん。
眉根を寄せてじっと写真を見入る人。
笑顔でその時代を懐かしむように眺める人。
7名の写真家によって切り取られた東京の表情。
いろんな時代、いろんな場所。。。
展示されている写真たちは、見る人それぞれの記憶を蘇らせながらゆっくりと・・・その頃を知らなくても、またその場所に行ったことがなくても、写真に封じ込められたその時代の東京の空気の匂いを伝えてくれているようでした。
個人的には、今をよく知る場所の知らなかった頃の情景を見て、今と同じところを見つけるのがなんとも楽しかったり、荒木経惟と桑原甲子雄の写真がいっぱいに貼られた天井の高い展示室で、ゴミバケツを逆さにしてその上に座ぶとんが置かれた簡易イスに座り、東京を歌った昭和歌謡が流れてくるのを耳にしながら、普段無意識に目にしているような日常の光景の写真を見るともなく眺めるのが心地よかったり・・・
宮本隆司の作品だけはこの中にあってかなり異質な感じがしたけど、それもまたよし。
・・・で、写真を見てなぜだか急に行きたくなって、見終わってからその足で下北沢へ行ってしまいました。
た〜〜の〜し〜み〜やこ〜
こ〜〜い〜の〜み〜やこ〜
ゆ〜〜うぅめ〜の〜パラダイス〜よ〜
はなのと〜お〜ぉきょ〜〜
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
・・・こういうのもありだなぁ、と。。。
展示内容は、タイトル通り、戦前からごく最近までの東京の写真がいっぱい。
会場内のそこかしこでは・・・
「ああこれってこんな頃からあったんだねぇ」と奥さんに話し掛けるおじさん。
「この道を抜けると前に働いてた会社があって・・・」と一緒に来た友達に説明する女の子。
「この頃は・・・」と監視員にひっきりなしに話し掛けるおじいちゃん。
困った顔で応対する監視員のおばさん。
眉根を寄せてじっと写真を見入る人。
笑顔でその時代を懐かしむように眺める人。
7名の写真家によって切り取られた東京の表情。
いろんな時代、いろんな場所。。。
展示されている写真たちは、見る人それぞれの記憶を蘇らせながらゆっくりと・・・その頃を知らなくても、またその場所に行ったことがなくても、写真に封じ込められたその時代の東京の空気の匂いを伝えてくれているようでした。
個人的には、今をよく知る場所の知らなかった頃の情景を見て、今と同じところを見つけるのがなんとも楽しかったり、荒木経惟と桑原甲子雄の写真がいっぱいに貼られた天井の高い展示室で、ゴミバケツを逆さにしてその上に座ぶとんが置かれた簡易イスに座り、東京を歌った昭和歌謡が流れてくるのを耳にしながら、普段無意識に目にしているような日常の光景の写真を見るともなく眺めるのが心地よかったり・・・
宮本隆司の作品だけはこの中にあってかなり異質な感じがしたけど、それもまたよし。
・・・で、写真を見てなぜだか急に行きたくなって、見終わってからその足で下北沢へ行ってしまいました。
た〜〜の〜し〜み〜やこ〜
こ〜〜い〜の〜み〜やこ〜
ゆ〜〜うぅめ〜の〜パラダイス〜よ〜
はなのと〜お〜ぉきょ〜〜
塩田千春 新作展(4/22)
2005年4月24日 アートKENJI TAKI GALLERYにて。(4/14〜5/14)現在開催中!
・・・これまでいろんなインスタレーションを観ましたが、そのなかでいちばん面白いのでは、と。
前回こちらのギャラリーにお邪魔した際、次回、すなわちこの企画のことをスタッフの方に教えていただいたのですが、その時に拝見した塩田さんの過去のインスタレーションの写真がかなりおどろおどろしい感じで、怖いのが苦手な僕はちょっと腰が引けたのですが、やはり実際に観ないとと分からないだろう、と意を決しての鑑賞。
ギャラリーの空間に張り巡らされた黒の毛糸。その毛糸のなかで、割れた鏡の破片が至る所に、毛糸が絡むようなかたちで空間に存在しています。
まずはその光景に圧倒されて・・・
じっくりその光景を眺めると、目前に、いろんな角度で空間を走る黒い毛糸の線が重なって、ひとつの場所だけでも様々な焦点があり、焦点を変化させるたびに予想よりも劇的に景色が変わるのがとにかく面白くて興味深い・・・。
たしかに相当にアバンギャルドなインスタレーションですが、実際に体験してみるとおどろおどろしさはまったくなくて不思議(おそらく毛糸の質感のせいだと思うのですが)。
むしろ心が落ち着くようなインスタレーションでした。
・・・願わくば、その毛糸の束のなかに入って、そこからの景色も体験してみたい...。
塩田千春さんのHP:http://www.hotcola.com/chiharu/
《感想リンク》
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2005/04/post_6e6e.html
・・・これまでいろんなインスタレーションを観ましたが、そのなかでいちばん面白いのでは、と。
前回こちらのギャラリーにお邪魔した際、次回、すなわちこの企画のことをスタッフの方に教えていただいたのですが、その時に拝見した塩田さんの過去のインスタレーションの写真がかなりおどろおどろしい感じで、怖いのが苦手な僕はちょっと腰が引けたのですが、やはり実際に観ないとと分からないだろう、と意を決しての鑑賞。
ギャラリーの空間に張り巡らされた黒の毛糸。その毛糸のなかで、割れた鏡の破片が至る所に、毛糸が絡むようなかたちで空間に存在しています。
まずはその光景に圧倒されて・・・
じっくりその光景を眺めると、目前に、いろんな角度で空間を走る黒い毛糸の線が重なって、ひとつの場所だけでも様々な焦点があり、焦点を変化させるたびに予想よりも劇的に景色が変わるのがとにかく面白くて興味深い・・・。
たしかに相当にアバンギャルドなインスタレーションですが、実際に体験してみるとおどろおどろしさはまったくなくて不思議(おそらく毛糸の質感のせいだと思うのですが)。
むしろ心が落ち着くようなインスタレーションでした。
・・・願わくば、その毛糸の束のなかに入って、そこからの景色も体験してみたい...。
塩田千春さんのHP:http://www.hotcola.com/chiharu/
《感想リンク》
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2005/04/post_6e6e.html
ニューヨーク近代美術館(MoMA)巡回建築展「谷口吉生のミュージアム」(4/22)
2005年4月24日 アート東京オペラシティアートギャラリーにて。(4/8〜6/26)
http://www.operacity.jp/ag/exh60/index.html
今年初めの森美術館での「アーキラボ」で建築の展示の面白さを知って、それでこの企画も楽しみにしてました。
もっとも建築についての知識は(「も」ですね)ぜんぜんないのですが、今回は「落武者の行方(http://blog.goo.ne.jp/feltmountain )」のfeltmountainさんとご一緒することでそのあたりをサポートしていただこうと。
この「谷口展」では、2つのスペースに大きく区切られていて、最初はニューヨーク近代美術館の資料、もうひとつが谷口が手掛けた建築の模型、鳥瞰模型(こういう言い方するかどうか分かりませんが・・・)、写真、映像の展示。そしてそれぞれプロジェクターによる映像のコーナーが併設されていました。
究極の工作のような建築模型や風景や空の青に映える建築物の写真を眺めつつ感じたのは「実際に行ってみたい!」ということに尽きます。
この展示自体が、それぞれ実在する美術館などのレコメンデーションのような印象でした。
想像上の建築を提示されて「どうなってんだこれは?」と激しくイマジネーションが刺激されたアーキラボと違うのがそこで、それぞれの場所への好奇心をダイレクトに強く刺激されたような。
観終わった後でfeltmountainさんとお話しして、MoMAを谷口が設計することになった経緯や評判、また谷口の建築物には大きな「軒」が設置されているところが特徴、などを教えていただいて、実際に建築の勉強をなさっている方の見方をすぐに伺えたのは僕にとって大変貴重でした。
**********
コレクションの展示と「project N」シリーズもオペラシティでの楽しみ。
今回のコレクション展は「屏風という形で」。
事前にこのタイトルを観て、日本画が中心だろうと踏んでいたのですが・・・こちらの展示室に入ってすぐにそんな気持ちは吹っ飛びました。
まず目に飛び込んでくるのがド迫力の巨大銅版画、山口啓介の作品群。深彫りのエッチングによる太く濃い黒の線で描かれる船。これまで山口の作品はけっこう目にする機会があって、そのたびにその迫力に引き込まれるようでしたが、ここでの大きな作品は、いくつかの版に分割されているにせよこの面積の銅版を使用するという製作過程への想像も合わせて、ちょっと他には思い付かないレベルの迫力に畏縮するような思いで。
通路の壁には以前ギャラリー椿で拝見した望月通陽の染めの小品が並び(これらは額に入ってました)、続く展示室には同じく望月の屏風。ほっとするような優しい感じ。
こちらでは日本画の屏風が多く展示されていて、なかでも西野陽一の諸作がすごいです。
「黒い沼」では、濃い緑の闇にほのほのと浮かぶいくつかのちいさな白い光(雪かな・・・蛍かな・・・)が作品全体の静謐感のなかにアクセントとして優しく灯るようで。
また、「竜宮」とタイトルされた2つの作品、一方はエンゼルフィッシュやサンゴなどの明るい色がきらびやかで、もう一方は深い緑や青で何となく重い感じ。
他にも興味深いものが多く、大変充実してました。
そしてコリドールでは「project N 21 中岡真珠美」。
中岡さんの作品は昨年の暮れにOギャラリーで拝見していて、その時も良い印象もあってこちらも楽しみでした。
記憶ではその時に拝見した作品はなく、今回の展示にあわせて新たに製作された作品だろうと勝手に想像。
Oギャラリーでの印象よりも絵の具の部分が厚くなっているような気がした以外は、ピュアで凛とした白と黄緑やオレンジといった軽やかな色彩とがお互いを引き立てあう、作品自体が明るく光を放つような抽象画を堪能できました。
《感想リンク》
今回ご一緒したfeltmountainさんの記事:http://blog.goo.ne.jp/feltmountain/e/3c92be11e426e25f82bce4fd7ab14835
http://blog.goo.ne.jp/meg-favorite/e/4f105e3371b486af2b977491f6236d11
http://blog.goo.ne.jp/lysander/e/61cdc4b7e8e830857f81cbf924ab8bc0
http://www.dpa.co.jp/blog/archives/2005/04/post_51.html
http://www.05.skr.jp/mt/archives/000600.html
http://diary.tea-nifty.com/blog/2005/04/post_348e.html
http://oki304.blog.ocn.ne.jp/lily/2005/04/post_678e.html
http://kinmokusei.exblog.jp/2497080/
http://hiver.blog3.fc2.com/blog-entry-74.html
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2005/04/post_09b0.html
http://www.operacity.jp/ag/exh60/index.html
今年初めの森美術館での「アーキラボ」で建築の展示の面白さを知って、それでこの企画も楽しみにしてました。
もっとも建築についての知識は(「も」ですね)ぜんぜんないのですが、今回は「落武者の行方(http://blog.goo.ne.jp/feltmountain )」のfeltmountainさんとご一緒することでそのあたりをサポートしていただこうと。
この「谷口展」では、2つのスペースに大きく区切られていて、最初はニューヨーク近代美術館の資料、もうひとつが谷口が手掛けた建築の模型、鳥瞰模型(こういう言い方するかどうか分かりませんが・・・)、写真、映像の展示。そしてそれぞれプロジェクターによる映像のコーナーが併設されていました。
究極の工作のような建築模型や風景や空の青に映える建築物の写真を眺めつつ感じたのは「実際に行ってみたい!」ということに尽きます。
この展示自体が、それぞれ実在する美術館などのレコメンデーションのような印象でした。
想像上の建築を提示されて「どうなってんだこれは?」と激しくイマジネーションが刺激されたアーキラボと違うのがそこで、それぞれの場所への好奇心をダイレクトに強く刺激されたような。
観終わった後でfeltmountainさんとお話しして、MoMAを谷口が設計することになった経緯や評判、また谷口の建築物には大きな「軒」が設置されているところが特徴、などを教えていただいて、実際に建築の勉強をなさっている方の見方をすぐに伺えたのは僕にとって大変貴重でした。
**********
コレクションの展示と「project N」シリーズもオペラシティでの楽しみ。
今回のコレクション展は「屏風という形で」。
事前にこのタイトルを観て、日本画が中心だろうと踏んでいたのですが・・・こちらの展示室に入ってすぐにそんな気持ちは吹っ飛びました。
まず目に飛び込んでくるのがド迫力の巨大銅版画、山口啓介の作品群。深彫りのエッチングによる太く濃い黒の線で描かれる船。これまで山口の作品はけっこう目にする機会があって、そのたびにその迫力に引き込まれるようでしたが、ここでの大きな作品は、いくつかの版に分割されているにせよこの面積の銅版を使用するという製作過程への想像も合わせて、ちょっと他には思い付かないレベルの迫力に畏縮するような思いで。
通路の壁には以前ギャラリー椿で拝見した望月通陽の染めの小品が並び(これらは額に入ってました)、続く展示室には同じく望月の屏風。ほっとするような優しい感じ。
こちらでは日本画の屏風が多く展示されていて、なかでも西野陽一の諸作がすごいです。
「黒い沼」では、濃い緑の闇にほのほのと浮かぶいくつかのちいさな白い光(雪かな・・・蛍かな・・・)が作品全体の静謐感のなかにアクセントとして優しく灯るようで。
また、「竜宮」とタイトルされた2つの作品、一方はエンゼルフィッシュやサンゴなどの明るい色がきらびやかで、もう一方は深い緑や青で何となく重い感じ。
他にも興味深いものが多く、大変充実してました。
そしてコリドールでは「project N 21 中岡真珠美」。
中岡さんの作品は昨年の暮れにOギャラリーで拝見していて、その時も良い印象もあってこちらも楽しみでした。
記憶ではその時に拝見した作品はなく、今回の展示にあわせて新たに製作された作品だろうと勝手に想像。
Oギャラリーでの印象よりも絵の具の部分が厚くなっているような気がした以外は、ピュアで凛とした白と黄緑やオレンジといった軽やかな色彩とがお互いを引き立てあう、作品自体が明るく光を放つような抽象画を堪能できました。
《感想リンク》
今回ご一緒したfeltmountainさんの記事:http://blog.goo.ne.jp/feltmountain/e/3c92be11e426e25f82bce4fd7ab14835
http://blog.goo.ne.jp/meg-favorite/e/4f105e3371b486af2b977491f6236d11
http://blog.goo.ne.jp/lysander/e/61cdc4b7e8e830857f81cbf924ab8bc0
http://www.dpa.co.jp/blog/archives/2005/04/post_51.html
http://www.05.skr.jp/mt/archives/000600.html
http://diary.tea-nifty.com/blog/2005/04/post_348e.html
http://oki304.blog.ocn.ne.jp/lily/2005/04/post_678e.html
http://kinmokusei.exblog.jp/2497080/
http://hiver.blog3.fc2.com/blog-entry-74.html
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2005/04/post_09b0.html
4/23のギャラリー巡り
2005年4月23日 アート最近自転車のチェーンが外れまくって大変なのですが。。。
・鴻池朋子展「草原に不時着」 @ミヅマアートギャラリー
http://www.mizuma-art.co.jp/
・大岡亜紀展-le champ aerien<空気の園>- @アートフロントギャラリー
http://www.artfront.co.jp/
・Amie Dicke THAT FIERY GIRL @HIROMI YOSHII
http://www.hiromiyoshii.com/
・ 地上はどんなところだったか 内藤礼 @ギャラリー小柳
http://www.bekkoame.ne.jp/~kimiko0516/
・山口啓介展 −緑化砂− @ギャラリー池田美術
http://kgs-tokyo.jp/ikeda.html
・村社由起展 @ぎゃらりぃ朋
http://www.remus.dti.ne.jp/~anne/tomo.html
・藤田和美 個展 @スルガ台画廊
・伊藤みさと 日本画展 @福原画廊
・鴻池朋子展「草原に不時着」 @ミヅマアートギャラリー
http://www.mizuma-art.co.jp/
・大岡亜紀展-le champ aerien<空気の園>- @アートフロントギャラリー
http://www.artfront.co.jp/
・Amie Dicke THAT FIERY GIRL @HIROMI YOSHII
http://www.hiromiyoshii.com/
・ 地上はどんなところだったか 内藤礼 @ギャラリー小柳
http://www.bekkoame.ne.jp/~kimiko0516/
・山口啓介展 −緑化砂− @ギャラリー池田美術
http://kgs-tokyo.jp/ikeda.html
・村社由起展 @ぎゃらりぃ朋
http://www.remus.dti.ne.jp/~anne/tomo.html
・藤田和美 個展 @スルガ台画廊
・伊藤みさと 日本画展 @福原画廊
4/22のアート鑑賞
2005年4月22日 アート・塩田千春 新作展 @KENJI TAKI GALLERY
http://www2.odn.ne.jp/kenjitaki/
・ニューヨーク近代美術館(MoMA)巡回建築展「谷口吉生のミュージアム」 @東京オペラシティアートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/
今日は「落武者の行方」のfeltmountainさんと谷口展をご一緒してきました。
詳しくは後日。
http://www2.odn.ne.jp/kenjitaki/
・ニューヨーク近代美術館(MoMA)巡回建築展「谷口吉生のミュージアム」 @東京オペラシティアートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/
今日は「落武者の行方」のfeltmountainさんと谷口展をご一緒してきました。
詳しくは後日。
浅葉 春 個展「蠢蠢」(4/17)
2005年4月21日 アートb galleryにて。(3/17〜4/19)
http://www.beams.co.jp/beams/b_gallery/b_gallery_sheet/asaba.html
陶製の「鳥」。
ずんぐりしていて、首が太くて、愛嬌のある顔をしていて、首より太い二本足で立っていて、なぜか足首から下は人間みたいで・・・。
背中が大きな空洞になっていて、例えばそこから花を生けられたりもできるようになっています。
立った状態で倒れないようにするためには足が太くなければいけない、と納得はするのですが、分かっていてもその外観はコミカルで。
当たり前ですが手作りなのでひとつひとつ表情が微妙に違っていて、あるものは小首を傾げるようで、それがまた面白くて。
他に、陶製の蓮も。
また、食器類もたくさん。
平皿、お椀、ぐい飲み、急須...それぞれ独特の味わいを持つ、凹凸のついた茶色の表面をしていて。
先の鳥のようなコミカルさはない反面、陶製の渋みが全面に出ている風情で、実用的なぶん、これはこれでいろいろと具体的なイメージが湧いてきて、例えば平皿は握り寿司が並ぶところなどを想像・・・。
http://www.beams.co.jp/beams/b_gallery/b_gallery_sheet/asaba.html
陶製の「鳥」。
ずんぐりしていて、首が太くて、愛嬌のある顔をしていて、首より太い二本足で立っていて、なぜか足首から下は人間みたいで・・・。
背中が大きな空洞になっていて、例えばそこから花を生けられたりもできるようになっています。
立った状態で倒れないようにするためには足が太くなければいけない、と納得はするのですが、分かっていてもその外観はコミカルで。
当たり前ですが手作りなのでひとつひとつ表情が微妙に違っていて、あるものは小首を傾げるようで、それがまた面白くて。
他に、陶製の蓮も。
また、食器類もたくさん。
平皿、お椀、ぐい飲み、急須...それぞれ独特の味わいを持つ、凹凸のついた茶色の表面をしていて。
先の鳥のようなコミカルさはない反面、陶製の渋みが全面に出ている風情で、実用的なぶん、これはこれでいろいろと具体的なイメージが湧いてきて、例えば平皿は握り寿司が並ぶところなどを想像・・・。
行為の桜 玉川紅展(4/17)
2005年4月21日 アートギャラリーJ2にて。(4/12〜4/17)
http://www.g-j2.com/2005/artist/beni/01.html
「桜」というよりも・・・。
今よく耳にするラジオCMで、日本は赤をいろんな言葉で表現する、紅(くれない)、茜(あかね)、朱(しゅ)、というふうに・・・というのがあって、この展示を観ていてその一節を思い出しました。
大きな作品と小さな作品と。
どれも描くスタイルはおおむねいっしょで、薄い「赤」の背景に、濃い「赤」が花びらのように重ねられています。
その花びらは、桜を連想するには濃く、桜の可憐さよりももっと生命力が強くて、艶かしいものが連想されました。
さまざまな濃い赤は、まるで口紅を使って描かれたように・・・。
遠目で眺めているとどこか別の場所に心だけ連れていかれたような心持ちに。
ただ、これはちょっと残念に思えたのですが、近付くとその濃い赤の生々しさが強烈で、ちょっと引いてしまいました。。。
うっかりしてこの方の過去の作品を拝見しそこねたのが心残りです。
今回の「赤」の世界以外にはどんな作品を製作されてたのか、少し気になります。
http://www.g-j2.com/2005/artist/beni/01.html
「桜」というよりも・・・。
今よく耳にするラジオCMで、日本は赤をいろんな言葉で表現する、紅(くれない)、茜(あかね)、朱(しゅ)、というふうに・・・というのがあって、この展示を観ていてその一節を思い出しました。
大きな作品と小さな作品と。
どれも描くスタイルはおおむねいっしょで、薄い「赤」の背景に、濃い「赤」が花びらのように重ねられています。
その花びらは、桜を連想するには濃く、桜の可憐さよりももっと生命力が強くて、艶かしいものが連想されました。
さまざまな濃い赤は、まるで口紅を使って描かれたように・・・。
遠目で眺めているとどこか別の場所に心だけ連れていかれたような心持ちに。
ただ、これはちょっと残念に思えたのですが、近付くとその濃い赤の生々しさが強烈で、ちょっと引いてしまいました。。。
うっかりしてこの方の過去の作品を拝見しそこねたのが心残りです。
今回の「赤」の世界以外にはどんな作品を製作されてたのか、少し気になります。
大河原典子 個展(4/16)
2005年4月21日 アートスルガ台画廊にて。(4/11〜4/16)
日本画です。
若い日本画家の作品を観るたびにいろんな発見があって楽しいのですが、今回拝見した大河原さんも例にもれず。
画廊に入って右手、屏風に描かれた桜。
大きいということもあって、見応えがありました。
正面の壁に女の子のポートレート風の作品。
さわやかな色彩が心地よいです。
左手、そして入口側の壁に、いくつかの小品。
描かれているものは木の枝や実(ちょっと記憶が飛んでて申し訳ないのですが)。
それぞれていねいに描かれていて、それだけでも良いな、と思ってしまうのですが、ここでユニークに感じたのが画面。
先日拝見した川瀬伊人さんの作品に似て、いくつかの作品ではそれぞれ大小の方眼が見受けられます。そしてその方眼の味わいも違っていて...。
川瀬さんは銀箔でしたが、大河原さんは金箔を使われているとのこと。
それが、和紙に独特の黄味を与えているのかな、と...。
また、小さな方眼は和紙を3枚重ねにしてその風合いを出しているそうです。
こういう話はいつ聞いても新鮮です。
日本画です。
若い日本画家の作品を観るたびにいろんな発見があって楽しいのですが、今回拝見した大河原さんも例にもれず。
画廊に入って右手、屏風に描かれた桜。
大きいということもあって、見応えがありました。
正面の壁に女の子のポートレート風の作品。
さわやかな色彩が心地よいです。
左手、そして入口側の壁に、いくつかの小品。
描かれているものは木の枝や実(ちょっと記憶が飛んでて申し訳ないのですが)。
それぞれていねいに描かれていて、それだけでも良いな、と思ってしまうのですが、ここでユニークに感じたのが画面。
先日拝見した川瀬伊人さんの作品に似て、いくつかの作品ではそれぞれ大小の方眼が見受けられます。そしてその方眼の味わいも違っていて...。
川瀬さんは銀箔でしたが、大河原さんは金箔を使われているとのこと。
それが、和紙に独特の黄味を与えているのかな、と...。
また、小さな方眼は和紙を3枚重ねにしてその風合いを出しているそうです。
こういう話はいつ聞いても新鮮です。
アルチュール展(4/16)
2005年4月21日 アートGallery銀座一丁目にて。(4/11〜4/17)
はるばるフランスからやってきたアルチュールさんの絵画展。
ちなみにアルチュールさんは、奈良へ旅行中とのことで不在でした。
作品は油彩で、オレンジや紺色が強烈で、そのなかにある「白」に強い光をイメージしてしまう抽象画。
そして多くの作品にドアや窓を連想させるようなもの・・・どこかへ繋がる出入り口のようなものが描かれていました。
また、一部に文字が印刷された紙や、布がコラージュされている部分も。
長い時間いられなかったので充分観ることができたとは言いがたいのですが、それでもそのインパクトはちょっと忘れられないほどでした。
はるばるフランスからやってきたアルチュールさんの絵画展。
ちなみにアルチュールさんは、奈良へ旅行中とのことで不在でした。
作品は油彩で、オレンジや紺色が強烈で、そのなかにある「白」に強い光をイメージしてしまう抽象画。
そして多くの作品にドアや窓を連想させるようなもの・・・どこかへ繋がる出入り口のようなものが描かれていました。
また、一部に文字が印刷された紙や、布がコラージュされている部分も。
長い時間いられなかったので充分観ることができたとは言いがたいのですが、それでもそのインパクトはちょっと忘れられないほどでした。
花に聞く −PLANTS & FLOWERS−(4/17)
2005年4月20日 アートOPA gallery・shopにて。(4/15〜4/27)現在会期中、ぜひ!
http://www.geocities.jp/opa_gs/html/event200500415.htm
昨年美篶堂でお目にかかった中村晴子さんからお知らせをいただいたこの企画展、出展される作家は中村さんの他にもはまのゆかさん、長野ともこさんと、これまでに個展で拝見して印象に残っている方々の名前もあって、期待して行ってきました。
青山、246通りから少し入ったところにあるこのギャラリーは大変ちいさくて、このスペースに20名以上の作家の作品がところ狭しと展示されていました。
まず、既知の作家の作品からチェック。
中村晴子さんの作品は、前回の展示でも女の子と花の絵だったのでそういうほのぼのとした雰囲気かな、と思っていたら・・・数輪の朝顔と、その合間を漂う金魚の絵。
爽やかさと可憐さの両方を感じます。薄く色付く朝顔の花も、様々な色を纏った金魚も、とにかくきれいです。
長野ともこさんは、もってりした筆遣いがそのままで、明るい色彩と合わせて素朴な感じが気持ちいいです。
はまのゆかさん。家があって、庭に草花があって、屋根の上にはブタさん一家が座ってて、家の後ろにはこんもりした山があって...。
のんびりした風景ですが、小さな画面のなかにいろんなものが細かく描き込まれていて、そのひとつひとつをしっかり眺めるのも楽しかったりします。
初めて拝見する方のなかでは、木村晴美さんの作品が。
2点あって、ひとつはいろんな模様の茶色系統でまとめられたキューブが積み重なった上にちょこんと葉っぱがある絵。
ぱっと観て、ひとつひとつの色の端のところがくっきりしているのでてっきりステンシルかと思うような質感でしたが、そうではなくて水彩で描き、端の部分には厚く絵の具が残るようにして、内側は余分な絵の具を吸い取って薄い色にするとのこと。
何だか不思議なものが描かれているのですが、なんとも楽しげで。
他にも精緻な花の絵やコミカルなものなど様々なスタイルの作品があって、いろいろ観られて満足の企画でした。
http://www.geocities.jp/opa_gs/html/event200500415.htm
昨年美篶堂でお目にかかった中村晴子さんからお知らせをいただいたこの企画展、出展される作家は中村さんの他にもはまのゆかさん、長野ともこさんと、これまでに個展で拝見して印象に残っている方々の名前もあって、期待して行ってきました。
青山、246通りから少し入ったところにあるこのギャラリーは大変ちいさくて、このスペースに20名以上の作家の作品がところ狭しと展示されていました。
まず、既知の作家の作品からチェック。
中村晴子さんの作品は、前回の展示でも女の子と花の絵だったのでそういうほのぼのとした雰囲気かな、と思っていたら・・・数輪の朝顔と、その合間を漂う金魚の絵。
爽やかさと可憐さの両方を感じます。薄く色付く朝顔の花も、様々な色を纏った金魚も、とにかくきれいです。
長野ともこさんは、もってりした筆遣いがそのままで、明るい色彩と合わせて素朴な感じが気持ちいいです。
はまのゆかさん。家があって、庭に草花があって、屋根の上にはブタさん一家が座ってて、家の後ろにはこんもりした山があって...。
のんびりした風景ですが、小さな画面のなかにいろんなものが細かく描き込まれていて、そのひとつひとつをしっかり眺めるのも楽しかったりします。
初めて拝見する方のなかでは、木村晴美さんの作品が。
2点あって、ひとつはいろんな模様の茶色系統でまとめられたキューブが積み重なった上にちょこんと葉っぱがある絵。
ぱっと観て、ひとつひとつの色の端のところがくっきりしているのでてっきりステンシルかと思うような質感でしたが、そうではなくて水彩で描き、端の部分には厚く絵の具が残るようにして、内側は余分な絵の具を吸い取って薄い色にするとのこと。
何だか不思議なものが描かれているのですが、なんとも楽しげで。
他にも精緻な花の絵やコミカルなものなど様々なスタイルの作品があって、いろいろ観られて満足の企画でした。
アール・デコ展 −きらめくモダンの夢−(4/17)
2005年4月20日 アート東京都美術館にて。(4/16〜6/26)
http://www.tobikan.jp/museum/art_deco.html
(・。・)ポカーン
・・・結局、金券ショップで安かったからって理由で観にいくような輩には凄まじく縁遠い世界でした。以上。
まあ、「ベルヴィル・ランデヴー」のイントロに出てくるダンサーの元ネタらしき映像が観られたのが僕にとってほぼ唯一の収穫。
どうせなら東京都庭園美術館でやってくれればよかったのに、ねぇ...。
《感想リンク》
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=220
http://www.tobikan.jp/museum/art_deco.html
(・。・)ポカーン
・・・結局、金券ショップで安かったからって理由で観にいくような輩には凄まじく縁遠い世界でした。以上。
まあ、「ベルヴィル・ランデヴー」のイントロに出てくるダンサーの元ネタらしき映像が観られたのが僕にとってほぼ唯一の収穫。
どうせなら東京都庭園美術館でやってくれればよかったのに、ねぇ...。
《感想リンク》
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=220
呉亜沙展 My Position(4/16)
2005年4月19日 アートギャラリー椿にて。(4/11〜4/23)現在開催中!
http://kgs-tokyo.jp/tsubaki/2005/050411.htm
ほのぼの。
猫とうさぎを合わせたような顔をした、2本足のキャラクターと、ひとりの女の子が登場するファンタジックな油彩の作品です。
いろんな場面の作品がありますが、いちばん印象に残ったのが、いちばん大きな作品。
横に並べられた2枚の大きなパネル。その横に広がったスペースいっぱいに横断歩道が手前から奥の東京駅みたいな建物へ続くように描かれていて、そこにたくさんの猫うさぎ(僭越ながら勝手に命名)とひとりの女の子がその横断歩道の上を歩いています。
描かれている風景にはそれだけしかなくて・・・その広がりが気持ち良いのです。
他に、不思議な形をした家の絵、電車の車内の長椅子にぎっちりと座っている猫うさぎたちと女の子、レインドロップのようなものなど。。。
猫うさぎや女の子はほとんど無表情なのですが、それでものんびりした楽しさみたいなものが絵から、そしてそういう絵に囲まれた空間から伝わってくるようです。
ティッシュを配ってる猫うさぎもかわいいし。(笑)
呉亜沙(「ごあさ」と読みます)さんの名前はどこかで見かけたような気がして調べてみたら、昨年末に不忍画廊でも個展を開催されてました。こちらは気になっていたのに伺えなかったので、今回改めて拝見できて良かったです。
http://kgs-tokyo.jp/tsubaki/2005/050411.htm
ほのぼの。
猫とうさぎを合わせたような顔をした、2本足のキャラクターと、ひとりの女の子が登場するファンタジックな油彩の作品です。
いろんな場面の作品がありますが、いちばん印象に残ったのが、いちばん大きな作品。
横に並べられた2枚の大きなパネル。その横に広がったスペースいっぱいに横断歩道が手前から奥の東京駅みたいな建物へ続くように描かれていて、そこにたくさんの猫うさぎ(僭越ながら勝手に命名)とひとりの女の子がその横断歩道の上を歩いています。
描かれている風景にはそれだけしかなくて・・・その広がりが気持ち良いのです。
他に、不思議な形をした家の絵、電車の車内の長椅子にぎっちりと座っている猫うさぎたちと女の子、レインドロップのようなものなど。。。
猫うさぎや女の子はほとんど無表情なのですが、それでものんびりした楽しさみたいなものが絵から、そしてそういう絵に囲まれた空間から伝わってくるようです。
ティッシュを配ってる猫うさぎもかわいいし。(笑)
呉亜沙(「ごあさ」と読みます)さんの名前はどこかで見かけたような気がして調べてみたら、昨年末に不忍画廊でも個展を開催されてました。こちらは気になっていたのに伺えなかったので、今回改めて拝見できて良かったです。
親愛なる日々の光景 石居麻耶展(4/16)
2005年4月18日 アートごらくギャラリーにて。(4/11〜4/23)現在開催中、ぜひ!
http://www.h6.dion.ne.jp./~goraku.g/Ishii_2005/IshiiMaya_2005.html
感想よりも、まず。
この展示は、絵が好きな方にはぜひ観てほしいです。
そして、絵を好きになりたい方にもぜひ、観てほしいです。
絵を好きになるきっかけとして充分で最適、とも思うのです。
昨年以来、いくつかの展示で石居さんの作品を拝見した流れで今回の個展(個展で拝見するのは初めてです)を観て、「変わっていってるなぁ」というのが最初に感じた印象でした。
これまでと比べて、ひとつの作品に使われている色彩が少なくなっているようで、そのために今までのカラッとした明るいイメージからずいぶんと落ち着いた、静かな感触で。
もちろん石居さん独特の、画面の表面が細かく彫られたようになっていて、そこから見える下地の白が「光」を連想させるあたりは健在です。
お話を伺うと、こういう絵のイメージはもともとお持ちだったそうで・・・あらためて思えば、そうでなければ会場の入口をはいってすぐ左手の駅のプラットフォームの絵の雰囲気は出せないだろうなぁ、と。。。
他には、さまざまな「空」を描いた作品が印象に残ります。
見上げると電線が駆け巡っている空だったり、機上から眺める雲の上の空だったり。
もう一度足を運んで、しっかり観たいと思います。
《石居麻耶さんのblog》
http://diary.jp.aol.com/ybnkmzr/
http://blog.livedoor.jp/mayadiary/
《感想リンク》
http://blog.goo.ne.jp/feltmountain/e/f49ac42c25aec7b1664fdf7777ad9017
http://diary.jp.aol.com/kk2vyq/228.html
http://www.h6.dion.ne.jp./~goraku.g/Ishii_2005/IshiiMaya_2005.html
感想よりも、まず。
この展示は、絵が好きな方にはぜひ観てほしいです。
そして、絵を好きになりたい方にもぜひ、観てほしいです。
絵を好きになるきっかけとして充分で最適、とも思うのです。
昨年以来、いくつかの展示で石居さんの作品を拝見した流れで今回の個展(個展で拝見するのは初めてです)を観て、「変わっていってるなぁ」というのが最初に感じた印象でした。
これまでと比べて、ひとつの作品に使われている色彩が少なくなっているようで、そのために今までのカラッとした明るいイメージからずいぶんと落ち着いた、静かな感触で。
もちろん石居さん独特の、画面の表面が細かく彫られたようになっていて、そこから見える下地の白が「光」を連想させるあたりは健在です。
お話を伺うと、こういう絵のイメージはもともとお持ちだったそうで・・・あらためて思えば、そうでなければ会場の入口をはいってすぐ左手の駅のプラットフォームの絵の雰囲気は出せないだろうなぁ、と。。。
他には、さまざまな「空」を描いた作品が印象に残ります。
見上げると電線が駆け巡っている空だったり、機上から眺める雲の上の空だったり。
もう一度足を運んで、しっかり観たいと思います。
《石居麻耶さんのblog》
http://diary.jp.aol.com/ybnkmzr/
http://blog.livedoor.jp/mayadiary/
《感想リンク》
http://blog.goo.ne.jp/feltmountain/e/f49ac42c25aec7b1664fdf7777ad9017
http://diary.jp.aol.com/kk2vyq/228.html