・ごらくセレクション展 2005 @ごらくギャラリー(12/5〜12/17)
http://www.h6.dion.ne.jp/%7Egoraku.g/Selection/2005/selection_2005.html
ごらくギャラリーが推す作歌を集めた展示。
1階が若手作家、2階が今後こちらのギャラリーで展示の予定がある中堅作家と分かれていました。
まず1階。石居麻耶さんの作品、アクリル画とペン画が展示されていました、もう言うまでもなく。
福士朋子さんの作品は前年度の芸大の修了展示で拝見して気になっていたので、こちらで観ることができて嬉しかったです。レモン色や水色のさわやかな色彩のなかに抽象的な模様がすらりと入り、そこに飛行機が飛んでいるという、ファンタジックな雰囲気。
杉田陽平さんは、ピンがぼけたやわらかな色彩の肖像画、その画面表面に油絵具のかたまりがぐねりとあって、絵のヴァーチャルな世界と絵の具のかたまりの現実感とが亨三しているユニークな作風。
2階はスタイル的に落ち着いた絵、ユーモア溢れるオブジェと、なかなかの見応え。

・月野阿弥子展 @ぎゃらりぃ朋(12/2〜12/10)
先週に続いて観てきたのですが、私見ではこの週いちばんの展示でした。
油彩とテンペラが板に乗った、表面に艶のある作品と、和紙にカラフルなテンペラで描かれた、マッドな質感がシックな雰囲気を醸し出した作品。それぞれ尋常でないほどに細かく描き込まれた光の流れのようなもの、ほかに花であったり、マンダラ風にあしらわれた大きな作品には蜥蜴なども織り込まれていて。
とにかく透明感がすごかった。
やはりひとつの作品にかかる時間は相当なものだそうで。

・『行くっきゃナイ♪ 人気のBEAMSで観る! 美難(ビームス)逃避行』展 @B Gallery(11/18〜12/26)
http://www.beams.co.jp/beams/b_gallery/b_gallery_sheet/masuyama.html
3回くらい見に行ってるのですが。今回ギャラリーのスタッフの方にいろいろとこの展示の主役、増山士郎さんのコンセプトを教えていただいて、ようやく面白さに気付きました。
結局初日のパフォーマンスがキモで、それには参加できなかったのが今もって悔やまれるのですが。。。

《12/11》
・VERY PAINTING 〜架空の光景〜 @GALLERY GO(12/11〜12/17)
芸大油画の研究生7名によるグループ展。
既知の野依幸治さんの青い風景の新しい素朴さ、中北紘子さんのかわいいカラフルさ。
初見の皆さんも見応えあり。
寺内誠さん、青の景色。いちばん深い夜としての明け方のイメージ。
上條花梨さん、テーブルの上に花が盛られた皿、それを食すひと。ちょっとミステリアスな色彩も印象的。
川崎優さんは、中央が凹んだ画面に描かれた林の絵。物理的な奥行と、絵画的な奥行と。
森康志さんはモノクロの作品。写真のほうがメインだそうなんですが、それも納得の作風。
渡辺明鈴香さん、白が広がる抽象画、画面に何かが貼られて段差がつけられていたりする工夫がユニーク。
皆さん、来春の修了展示でも拝見できるそうで、楽しみです。

・戸田勝久個展 ―書物の旅― @書肆啓祐堂(12/15〜12/25)
http://www.keiyudoh.com/
本が主人公の絵。本が飛行機と空を飛んでたり、道を歩いてたり...大人のファンタジー。
ステキな作品でした。

・アートラッシュ・クリスマス展 @ARTS RUSH(11/30〜12/11)
http://www.artsrush.jp/
結局行っちゃうアートラッシュ。
今回もステキな作品に溢れていて楽しいです。
佐久間善典さんの、電線や電柱を複数のカラーの写真を重ねて額のなかに収めた作品、そのお洒落なアイデアに感服。
先日のライブにも来ていただいたLINDAさんのネイルアート。あのちいさなスペースに、これまたお洒落なデザインが織り込まれていて。今度、別のものに描いてもらいたいな、と。
野谷美佐緒さんのクリスマス仕様のグラフィックアートも文句なくステキでした。

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