12/9〜12/11のギャラリー巡り(1)
2005年12月12日 アート コメント (3)《12/9》
・コジマユウジ展・3 −きおくスイッチ− @ギャラリーたまごの工房(12/6〜12/11)
http://sky.zero.ad.jp/tamago/
すらすらと自由な線で描かれるいろんなキャラクターたち、彼らの表情は素朴だけどホントに豊かで、眺めていて、出会えたことに嬉しくなってきます。
さらに、タイトルにある「きおくスイッチ」にまつわる作品・・・子どもの頃の原風景に登場するさまざまなもの、町の文房具屋や交差点、あるいは天井やちいさな道具など、これらもシンプルな線で表されていて。
また、それぞれの作品に書き加えられた言葉たちもまた嬉しいです。背伸びしない、等身大の言葉は心にすっと入ってくるようです。
「ヒューマン」シリーズの顔を模したちいさなオブジェもかわいくて。
《12/10》
・碧−AOI− vol.2 (小林身和子/高堀正俊/松崎有希子) @ギャラリー52(12/2〜12/10)
http://homepage3.nifty.com/g52/
松崎さんの作品は以前羅針盤での個展で拝見していて、再び観られるのが楽しみで。
岩彩による、花びらが白く描かれた花の絵。僕には何となく「魂」が抜かれたような幽玄な感じがします。で、そんななかに一点だけ、けいとうが濃い赤で描かれていたのも印象的でした。
高堀さんの油彩、それぞれ描く題材は違っていても作風と色調に統一感がありました。小林さんはこのなかで抽象の風合いが濃く、画面を削るようなタッチが思いのほか静謐感漂う仕上がりになっていて。
そして、三者三様の作風でありつつ、空間としての統一感が保たれていたのがなにより印象的でした。
・humanite lab vol.8 向山裕展“降河回遊” @ギャルリー東京ユマニテ(12/5〜12/10)
http://kgs-tokyo.jp/human/2005/051205b.html
笑。
油彩、さまざまな生き物をモチーフにした作品。
水面から首だけ覗く水鳥だったり、月見団子を置くような台に鎮座するペリカンだったり、見事な写実で描かれているのでまず感心するのですが、時間が経つにつれて「ちょっとまて(笑)」と。
そして究極は、二分割された画面に描かれたうなぎ。
ベージュの背景にうなぎが描かれているだけで、ナゼにこうも「オイ!(笑)」と突っ込みたくなるのかと。
それはタイトルが「ウナー」だからだけじゃないはずだと自分では思っているって分析してどうする俺。
・モーガン ベネス&国分 想 展 @ギャラリー椿(12/5〜12/10)
http://kgs-tokyo.jp/tsubaki/2005/051205gt.htm
モーガンさんは、拡大された岩の表面や庭石をモチーフに、白い背景に細かい黒の線の」集まりでそれを描き、画面の端にカラフルな色彩が添えられた作品、国分さんはさまざまな模様やなかには鷹の姿などが重なるように織り込まれた色彩感豊かな作品で、これは国分さんから教えていただいたのですが、画面中央の楕円のなかの模様や風景の重なりのなかに、ご自身のシルエットが挿入されているというユーモアも。
お互いに影響されている部分もあって、そういう発見も面白く、この先共作されたら面白いかも、と。
・渡部 華子 @ギャラリー58(11/28〜12/10)
http://www.gallery-58.com/watabe.html
おおきなメッシュ地に白の糸がミシンで中央からさまざまな方向へと錯綜するように縫われ、それがギャラリーの空間に据え付けられて、下方からブラックライトで照らされて、というインスタレーション。
ここから始まるイメージは壮大。
これに時間的な要素が加えられたら、もっとユニークなものになると思うのです。
・土のくらし 行田ゆたか&ちあき @OギャラリーUP・S(12/5〜12/11)
http://www4.big.or.jp/%7Eogallery/Pages/ryakureki/kouda.html
植物の絵と、植物の弦や皮を使った花入れ。
自然そのもののよさが伝わってくる、ほのぼのとした、それでいて力強さも感じる展示。
・平埜佐絵子 展 @Oギャラリー(12/5〜12/11)
http://www4.big.or.jp/%7Eogallery/Pages/ryakureki/hirasae.html
大きいことは、それだけで説得力があります。
拡大されて描かれたジャスミン茶やスターアニス。
・コジマユウジ展・3 −きおくスイッチ− @ギャラリーたまごの工房(12/6〜12/11)
http://sky.zero.ad.jp/tamago/
すらすらと自由な線で描かれるいろんなキャラクターたち、彼らの表情は素朴だけどホントに豊かで、眺めていて、出会えたことに嬉しくなってきます。
さらに、タイトルにある「きおくスイッチ」にまつわる作品・・・子どもの頃の原風景に登場するさまざまなもの、町の文房具屋や交差点、あるいは天井やちいさな道具など、これらもシンプルな線で表されていて。
また、それぞれの作品に書き加えられた言葉たちもまた嬉しいです。背伸びしない、等身大の言葉は心にすっと入ってくるようです。
「ヒューマン」シリーズの顔を模したちいさなオブジェもかわいくて。
《12/10》
・碧−AOI− vol.2 (小林身和子/高堀正俊/松崎有希子) @ギャラリー52(12/2〜12/10)
http://homepage3.nifty.com/g52/
松崎さんの作品は以前羅針盤での個展で拝見していて、再び観られるのが楽しみで。
岩彩による、花びらが白く描かれた花の絵。僕には何となく「魂」が抜かれたような幽玄な感じがします。で、そんななかに一点だけ、けいとうが濃い赤で描かれていたのも印象的でした。
高堀さんの油彩、それぞれ描く題材は違っていても作風と色調に統一感がありました。小林さんはこのなかで抽象の風合いが濃く、画面を削るようなタッチが思いのほか静謐感漂う仕上がりになっていて。
そして、三者三様の作風でありつつ、空間としての統一感が保たれていたのがなにより印象的でした。
・humanite lab vol.8 向山裕展“降河回遊” @ギャルリー東京ユマニテ(12/5〜12/10)
http://kgs-tokyo.jp/human/2005/051205b.html
笑。
油彩、さまざまな生き物をモチーフにした作品。
水面から首だけ覗く水鳥だったり、月見団子を置くような台に鎮座するペリカンだったり、見事な写実で描かれているのでまず感心するのですが、時間が経つにつれて「ちょっとまて(笑)」と。
そして究極は、二分割された画面に描かれたうなぎ。
ベージュの背景にうなぎが描かれているだけで、ナゼにこうも「オイ!(笑)」と突っ込みたくなるのかと。
それはタイトルが「ウナー」だからだけじゃないはずだと自分では思っているって分析してどうする俺。
・モーガン ベネス&国分 想 展 @ギャラリー椿(12/5〜12/10)
http://kgs-tokyo.jp/tsubaki/2005/051205gt.htm
モーガンさんは、拡大された岩の表面や庭石をモチーフに、白い背景に細かい黒の線の」集まりでそれを描き、画面の端にカラフルな色彩が添えられた作品、国分さんはさまざまな模様やなかには鷹の姿などが重なるように織り込まれた色彩感豊かな作品で、これは国分さんから教えていただいたのですが、画面中央の楕円のなかの模様や風景の重なりのなかに、ご自身のシルエットが挿入されているというユーモアも。
お互いに影響されている部分もあって、そういう発見も面白く、この先共作されたら面白いかも、と。
・渡部 華子 @ギャラリー58(11/28〜12/10)
http://www.gallery-58.com/watabe.html
おおきなメッシュ地に白の糸がミシンで中央からさまざまな方向へと錯綜するように縫われ、それがギャラリーの空間に据え付けられて、下方からブラックライトで照らされて、というインスタレーション。
ここから始まるイメージは壮大。
これに時間的な要素が加えられたら、もっとユニークなものになると思うのです。
・土のくらし 行田ゆたか&ちあき @OギャラリーUP・S(12/5〜12/11)
http://www4.big.or.jp/%7Eogallery/Pages/ryakureki/kouda.html
植物の絵と、植物の弦や皮を使った花入れ。
自然そのもののよさが伝わってくる、ほのぼのとした、それでいて力強さも感じる展示。
・平埜佐絵子 展 @Oギャラリー(12/5〜12/11)
http://www4.big.or.jp/%7Eogallery/Pages/ryakureki/hirasae.html
大きいことは、それだけで説得力があります。
拡大されて描かれたジャスミン茶やスターアニス。
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