ギャラリーf分の1にて。(11/29〜12/10)
http://home.att.ne.jp/air/galleryf-1/exhibition.htm

ホントに嬉しい驚きでいっぱい!

DMを拝見したときに切り絵ということは分かっていたのですが、まずひとつ直に作品を観ただけでこの面白さが分かって。

切り絵は切り絵なのですが、使用される紙が新聞紙やチラシ、包装紙などといった印刷済みのもので、例えば新聞の見出しのカラーの大きな文字の部分を使って人の姿を切り抜くといったユニークなもの。それも、文字の色の部分と印刷されていない紙の部分とをうまいことやって顔やら服やらを表現していってるのです。顔の部分にはペンでチョンチョンと、目と口とが入れられてます。

そうやって切り抜かれた人たち、ホントにかわいいんです。
もちろん、もともと別の目的で印刷されたものを使うわけですから、かなり無理なカタチのものもあります。腕が異様に太かったり、ありえないアクロバティックな格好だったり。でもそれがまた味わい深いんです。
使われる素材が素材だけあって、どの作品もちいさな額に収められています。切り抜かれた人の姿と共に、抜かれた後の紙もいっしょに画面に収まっているので、もともとどんな文字だったか分かるし、どの部分が顔になっているとかも分かります。

そして、この切り絵、あらかじめ下書きをするのではなく、見つけた印刷済みの紙にハサミを入れて、心のおもむくままにすらすらと切っていくそう。そういう自由なハサミ使いがちょっとコミカルな雰囲気も醸し出してるのかも知れないです。

ちょっとした工夫で生み出される幸せな作品です。
こういうのに出会えるのはホントに嬉しい。

もうひとつ嬉しかったのが、僕がおじゃました時間にかかっていた音楽がブロッサム・ディアリー。
このフランスかぶれ(無論いい意味で!)のこれ以上ないくらいに粋なジャズボーカル、これが展示の雰囲気とぴったりで。
大好きな音楽とステキな作品。ああ幸せ。。。

辻さんのHP:http://members.aol.com/atticofrabbit/

コメント

nophoto
Sandra
2014年6月25日2:29

I apearcipte you taking to time to contribute That’s very helpful.

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