偶然にも同じ期間に開催された、 芸大デザイン科の学生によるグループ展ふたつ。
・FOOD EXHIBITION(11/17、11/19)
表参道画廊にて。(11/14〜11/19)
http://omotesando-garo.com/link.05/food.html
2年生5人による、食べ物をテーマにした作品展。
とにかく面白かった!
入って右手にまず「ドリンクコーナー」。
5人が飲み物をモチーフに小品をひとつずつ展示。大胆にコラージュされた画面に描かれているのがビールだったりソーダだったり。
鍵野壮太さんの「ocome」。
パネルに張られてないベージュのキャンバスに黒で動物のシルエットが描かれて、その上からそれぞれの動物たちの体の模様などが米粒を模した白のドットで表現されていました。
描かれていた動物はヒツジ、シマウマ、ウシ、パンダなど。
松尾優さんと 安藤剛紫さんの作品は似たテーマながら、質感も色彩感も対照的。
どちらもプレートに乗った食べ物を上から描いていましたが、松尾さんは膨らみがあってボリューム感たっぷり、安藤さんはエッジを効かせたデザインふうの仕上がりで。
長濱光さん。白の画面にふわっとやわらかい色彩とユーモアがやさしく溢れる絵。
スカートから生える2本の大根、その先に靴が引っ掛かってるように描かれてたり、ずらっと並ぶポッキー、そのうちのいくつかが出っ張っていたり。
唯一、立体の作品を提供していた庄司さやかさん。
ちいさな動物たちが棚の上に置かれていましたが、それぞれのからだの一部が食べ物になっている!
最初は分からなかったんですけどペンギンの嘴がどら焼きになっているのに始まり、体全体がこんぺいとうになってるねずみの名前が「佐藤さん」(笑)、勇ましい表情の雄ライオンのたてがみがモンブラン、こぶがプリンのらくだ、など、など。
それぞれアイデアが弾けているように思えてかなり楽しめました。
初めて観た木曜日の遅い時間はお腹が空いている状態だったので、少々つらかったですが(笑)。
・BEFORE START 0→1(0から1へ)(11/19)
OギャラリーUP・Sにて。(11/14〜11/20)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/before.html
こちらは3年生の、メディアアート作品の展示。
正面に本間かおりさんのカラフルな厚めのパネルを組み合わせた作品があって、両脇に、白くてちいさな照明作品が向かい合うように展示されてました。
杉崎典子さんの作品は、ちょっとしたファンタジックな感じで。
ちいさな箱に収まった作品はそれぞれ、やわらかな光。
不思議なかたまりのようなもの、白い毛にふわっと覆われたもの、ジオラマ風のもの。
やさしい静謐感が広がっているような印象でした。
小野哲也さんは、1辺がおよそ3、4センチくらいでしょうか、レースふうの模様が入った直方体のカバーが、下から上に向かって灯る明かりに被せられている作品。
それぞれカバーの高さが変えられていたり、端のほうがちゃんと直線でカットされているものもあればそうでないものもあったり。
明かりの広がる向きなどからも、ろうそくのやわらかい明かりを連想しました。
・FOOD EXHIBITION(11/17、11/19)
表参道画廊にて。(11/14〜11/19)
http://omotesando-garo.com/link.05/food.html
2年生5人による、食べ物をテーマにした作品展。
とにかく面白かった!
入って右手にまず「ドリンクコーナー」。
5人が飲み物をモチーフに小品をひとつずつ展示。大胆にコラージュされた画面に描かれているのがビールだったりソーダだったり。
鍵野壮太さんの「ocome」。
パネルに張られてないベージュのキャンバスに黒で動物のシルエットが描かれて、その上からそれぞれの動物たちの体の模様などが米粒を模した白のドットで表現されていました。
描かれていた動物はヒツジ、シマウマ、ウシ、パンダなど。
松尾優さんと 安藤剛紫さんの作品は似たテーマながら、質感も色彩感も対照的。
どちらもプレートに乗った食べ物を上から描いていましたが、松尾さんは膨らみがあってボリューム感たっぷり、安藤さんはエッジを効かせたデザインふうの仕上がりで。
長濱光さん。白の画面にふわっとやわらかい色彩とユーモアがやさしく溢れる絵。
スカートから生える2本の大根、その先に靴が引っ掛かってるように描かれてたり、ずらっと並ぶポッキー、そのうちのいくつかが出っ張っていたり。
唯一、立体の作品を提供していた庄司さやかさん。
ちいさな動物たちが棚の上に置かれていましたが、それぞれのからだの一部が食べ物になっている!
最初は分からなかったんですけどペンギンの嘴がどら焼きになっているのに始まり、体全体がこんぺいとうになってるねずみの名前が「佐藤さん」(笑)、勇ましい表情の雄ライオンのたてがみがモンブラン、こぶがプリンのらくだ、など、など。
それぞれアイデアが弾けているように思えてかなり楽しめました。
初めて観た木曜日の遅い時間はお腹が空いている状態だったので、少々つらかったですが(笑)。
・BEFORE START 0→1(0から1へ)(11/19)
OギャラリーUP・Sにて。(11/14〜11/20)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/before.html
こちらは3年生の、メディアアート作品の展示。
正面に本間かおりさんのカラフルな厚めのパネルを組み合わせた作品があって、両脇に、白くてちいさな照明作品が向かい合うように展示されてました。
杉崎典子さんの作品は、ちょっとしたファンタジックな感じで。
ちいさな箱に収まった作品はそれぞれ、やわらかな光。
不思議なかたまりのようなもの、白い毛にふわっと覆われたもの、ジオラマ風のもの。
やさしい静謐感が広がっているような印象でした。
小野哲也さんは、1辺がおよそ3、4センチくらいでしょうか、レースふうの模様が入った直方体のカバーが、下から上に向かって灯る明かりに被せられている作品。
それぞれカバーの高さが変えられていたり、端のほうがちゃんと直線でカットされているものもあればそうでないものもあったり。
明かりの広がる向きなどからも、ろうそくのやわらかい明かりを連想しました。
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