《11/10》
・園田あけみ個展 [MEMORIES] @Pinpoint Gallery(11/7〜11/12)
http://www.pinpointgallery.com/sonodaakemi.html
パステルによる、ゲートがモチーフとなった女性的な風合いのイラスト。
何種類ものパステルを使って描かれたやわらかで優しい感触と、ゲートの向こうに広がっている景色のうつくしさ、または人が登場することでスケールの大きさが感じられる作品など。
上品で高貴な雰囲気がたいへん印象的でした。

・阿久津 光子−Seekinng a Land of Resy 20− @ギャラリーGAN(11/10〜11/18)
http://www.presskit.co.jp/
同じ場所を若干時間を変えて撮影し、それらを別々の材質の違った布にプリントして、さらにそれを細く切って編み込んだ作品。
時間のズレから起こる効果はかなりユニークで。
特に作家ご自身の影を撮った作品がかなりのインパクトでした。

《11/11》
・清澄白河ギャラリーオープニング
すごい人の数でした。あらためて行ってきます。

《11/12》
・田辺正樹展 @ギャラリーf分の1(11/8〜11/13)
http://home.att.ne.jp/air/galleryf-1/schedule.htm
黒と赤のアクリルで彩色された木工作品。
その色のバランスが絶妙、赤と黒の組み合わせはかなりいい感じでした。

・藤幡正樹「無分別な鏡」 @art space kimura ASK?(11/7〜11/26)
http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/Schedule/hujihata05.htm
面白い!
ギャラリーには鏡を模したCGの画面がひとつだけ。
そこの前にあるイスに腰かけ、同じくそこにある眼鏡をかけて画面の中を覗いてみると、その画面に眼鏡が浮いてる(笑)。
眼鏡に装着されたセンサーを感知して、それで画面が変化する仕組みになっているようで。

・中村公紀 展 @NC Art Gallery(11/7〜11/19)
ぱっと観、日本画かと思いましたが、アクリル画でした。
マスキングを駆使して画面に幾何的な模様を施し、作品によってはそこにさらに抽象的で風の流れを彷佛させるような色彩が散らばっています。
まず、和紙を貼ったのかと思ってしまうほどに均一の厚さで盛り上がるアクリル絵の具の感じがかなりユニークに思えたのと、ひとつの画面に3つくらいの絵が描かれているような感じで、なかなか見応えがありました。

・粂 浩一朗 作品展 @ア−トスペ−ス羅針盤(11/7〜11/12)
http://rashin.drawing.jp/ex/2005/1107/index.html
かなりユニークな油絵具の使い方で。
塗るというよりも粘土みたいに「乗せる」といった感じで、この質感にまず感心。
そして、描かれる絵も、細身の人物がかっこよくて、その立ち振る舞いもなかなかの味わい。
色使いも原色の度合いをちょっと落としたような青などが印象的で、部分的に貼られた豪勢な柄の紙もかなり効いていました。

・野地美樹子展 @いつき美術画廊(11/7〜11/16)
http://kgs-tokyo.jp/itsuki/2005/051107.html
今回の野地さんの展示は、「イス」や「樹木」のおなじみのスタイルのものに加えて、これまで拝見しなかった題材の作品が多かったのが新鮮でした。
例えばコスモスや桜といった花を描いたものや、蛍やカブトムシといったものなど。
雪景色の木立も、優しさと繊細さを持ち合わせた白の質感が印象的で。
展示全体というよりも、個々の作品を味わう展示といった趣で、それはそれで新しい発見があって興味深かったです。

・佐藤三絵 展 @GALLERY NATSUKA b.p(11/7〜11/12)
http://www.ginza.jp/natsuka/
漆塗りの立体作品。
なんといっても圧巻は奥の壁に設営された大きな葉のようなものの作品。
その下から見上げたときの圧倒的な感触はかなりのもの。

・福原栄子 展 @GALLERY NATSUKA(11/7〜11/12)
http://www.ginza.jp/natsuka/
ぶわっと散らばるマッドな色彩に力強さを感じる抽象の平面作品。
画面の凹凸感といい、ものすごい勢いを感じました。

・野澤奈穂子 展 -ペーパーワークと版画- @ギャラリー椿GT2(11/7〜11/12)
http://kgs-tokyo.jp/tsubaki/2005/051107gt.htm
ペーパーワークがかなり興味深くて。
さまざまな材質の紙を実際に漉いて制作され、部分的に銅版による細かい模様さえもが施された作品は、素材の質感とそこにさらに加えられた何かがもたらす、大げさな表現ですが未体験な感触が面白かったです。

・山口暁子 展 @ギャラリーアートもりもと(11/4〜11/12)
http://www.artmorimoto.com/
なんといっても大きな作品2点の印象が強かったです。
すべり台がある公園、そこに花を咲かせた桜の木の絵。
ちょっと前の時代の小学校か何かの校庭を描いた絵。
この2点のやさしくて、知らないはずなのになぜか観たことがあるような風景からは、自分が子どもだった頃の場面が頭の中にフラッシュバックしてきて。。。

・箕田三郎 作品展 @森田画廊(11/7〜11/12)
http://kgs-tokyo.jp/morita/2005/051107.htm
水彩画。
旅の先々で描かれたさまざまな場面の絵はそれぞれ味わい深くて。
なかでも仏像の絵がいちばん印象的でした。

・本田淑子・本田純子 展 @galleria grafica bis(11/7〜11/12)
http://gallery.to/grafica
展示スペースには長い2本の赤い布。
それぞれ織ったそうで、時間も半年くらいかかっているとのことでびっくり。
それぞれたいへん鮮やかな赤い色ですが、布いうこともあってか、かなり目に優しいやわらかい色合いだったのがよい感じでした。

・猪原 秀彦 展 - 彫刻のやわらかいくぼみの中へ - @OギャラリーUP・S(11/7〜11/13)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/inoha.html
金属とフェルトが使われていましたが、フェルトってあんな質感も出せるんだ、というのがかなりのインパクト。
どこか無骨で、それでも味のある風貌の立体作品。

・吉冨ひろみ展 @Oギャラリー(11/7〜11/13)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/yosito.html
大きい画面に電線を見上げたような構図で描かれた作品が、とにかく気持ちよかったです。
大きいって、いい。

・山本美枝子展 @靖山画廊(11/7〜11/20)
http://art-japan.jp/mykoten.html
日本の昔の民話をイメージさせる、なんとも素朴で味わい深い墨絵。
たくさんの子どもが描かれているのもなんとも楽しげで、純で。。。
主に黒の墨が使われていて、文字なども加えられています。その中に一部、色が入れられているものもあって、その鮮やかさにも目を奪われます。

・A DRIFT 丸倫徳 @タケフロ(10/28〜11/26)
http://www5f.biglobe.ne.jp/%7Etailgate/exhibition/exhibition_home.htm
写真の展示と思いきや、透明のプラスチック樹脂を使用したかなりユニークな作品。
陶製の皿のように味わいのある独特の歪みを持った作品で、中に写真や絵や設計図を閉じ込めた感じ。
中にはベニヤのパネルをそのまま封じ込めたものも。
作品のオリジナリティがとにかく興味深かったです。
ギャラリーの竹崎さんとのお話もかなり面白かったです。

以下はあらためて。
・日根野 裕美 展 @新生堂(11/9〜11/19)
http://www.gaden.jp/shinseido/2005/051109.html
・3つの再生展 伊藤哲一・下川慎六・村上友彦 @ギャラリー52(11/11〜11/16)
http://homepage3.nifty.com/g52/schedule/now.html
・天明屋尚展「分身」 @ミヅマアートギャラリー(10/26〜11/26)
http://www.mizuma-art.co.jp/_archive/200510_tenmyoya_j.htm

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