鴻崎正武展(11/3)
2005年11月8日 アートギャラリーさわ田にて。(11/3〜11/11)
今思い返すと、すごくアジア的な、混沌とした雑多なもののパワーと、その裏返しの静けさをも秘めたような不思議な印象でした。
今年の春の損保ジャパンでの選抜奨励展で拝見して印象に残っていた鴻崎さんの個展のDMを佐藤美術館で見つけて、初日に新百合ケ丘まで行ってきました。
とにかく「絢爛」といった言葉がふさわしい派手な色使いに加えて大胆な金箔・銀箔の使いっぷり。
箔の部分にはぼこぼこと青銅器にあるような模様が立体的に施されています。
さらに作品に登場する想像上の動物たちの奇妙さ、哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫類のパーツが入り交じったグロテスクでコミカルな姿がかなりのインパクトで。また、作品によっては人や宇宙船も登場し、とにかくその混沌とした感じに圧倒されます。
大きな画面の作品になるとその混沌さはさらに強烈に。。。
鴻崎さんによると、これらの奇妙な姿の動物たちはすべて図鑑などからそれぞれのパーツを取り込んでコラージュし、それを紙にあらかじめプリントして、そこに岩絵の具や箔をのせて描いていくそう。
また、もともと大学のほうでは油絵を制作なさっていて、僕も先の損保ジャパンでの選抜奨励展で拝見した時は岩絵の具の作品ではなかったと記憶していたのですが、今回新たな挑戦として敢えて岩絵の具で描かれたとのことで。
こういうふうに岩絵の具や箔を使った作品というのはほかにあまり印象がなく、なるほど油彩をなさってた方の新しい感覚なのか、と納得しつつ、このスタイルで製作を続けられてだんだんと熟れていったときにこの混沌とした世界がどういうふうになっているか、ものすごく興味深いです。
今思い返すと、すごくアジア的な、混沌とした雑多なもののパワーと、その裏返しの静けさをも秘めたような不思議な印象でした。
今年の春の損保ジャパンでの選抜奨励展で拝見して印象に残っていた鴻崎さんの個展のDMを佐藤美術館で見つけて、初日に新百合ケ丘まで行ってきました。
とにかく「絢爛」といった言葉がふさわしい派手な色使いに加えて大胆な金箔・銀箔の使いっぷり。
箔の部分にはぼこぼこと青銅器にあるような模様が立体的に施されています。
さらに作品に登場する想像上の動物たちの奇妙さ、哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫類のパーツが入り交じったグロテスクでコミカルな姿がかなりのインパクトで。また、作品によっては人や宇宙船も登場し、とにかくその混沌とした感じに圧倒されます。
大きな画面の作品になるとその混沌さはさらに強烈に。。。
鴻崎さんによると、これらの奇妙な姿の動物たちはすべて図鑑などからそれぞれのパーツを取り込んでコラージュし、それを紙にあらかじめプリントして、そこに岩絵の具や箔をのせて描いていくそう。
また、もともと大学のほうでは油絵を制作なさっていて、僕も先の損保ジャパンでの選抜奨励展で拝見した時は岩絵の具の作品ではなかったと記憶していたのですが、今回新たな挑戦として敢えて岩絵の具で描かれたとのことで。
こういうふうに岩絵の具や箔を使った作品というのはほかにあまり印象がなく、なるほど油彩をなさってた方の新しい感覚なのか、と納得しつつ、このスタイルで製作を続けられてだんだんと熟れていったときにこの混沌とした世界がどういうふうになっているか、ものすごく興味深いです。
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