光と風の吐息、秋の木漏れ日 展 misao noya graphic art exhibition(10/23)
イリスギャラリーにて。(10/13〜10/23)
http://www.iris-shop.com/info_gallery.htm

いろんなものが季節によって表情を変えるように...

昨年暮れに個展を拝見して以来、時節の折りに作品を発表されてきた野谷美佐緒さんの、8月の夏の展示に続いて秋をテーマにした作品の個展。
場所は自由が丘にある「イリス」というヒーリンググッズのお店。

カラフルなヒーリンググッズが並ぶちいさなスペースの真ん中にテーブルがあって、その上に野谷さんの作品、猫や小鳥たちのシルエットがモチーフとなったグラフィックアートがさまざまな形となって並んでました。
ポストカードはもちろん多彩なバリエーション。
メッセージカードやレターセットと、それに加えて今回はガラス製のペーパーウェイトや卓上カレンダーなど、「こういうのあったら嬉しいな」といった感じのグッズがいっぱい。

そして、おなじみのアクリルボードの作品。
こちらは両サイドの陳列棚の上のほうの壁に展示されていました。
今回は「秋」がテーマということもあって、もちろんさまざまな色彩の作品が並んでいましたが、やはりそういったなかでも、やわらかい赤系統の色彩が特に印象に残りました。
そしてこれらが、このお店の空間によく溶け込んでいて...実はすぐには気付かなかったくらいで。。。

この日は最終日で野谷さんもいらっしゃって、今までになくいろいろとお話を伺えました。
いちばん驚き、かつ納得したのが、これらの作品がすべてマウスで描かれているということ。あの細かい草花や葉のひとつひとつがマウスで描かれていると聞くとその手間に脱帽なのですが、この手間こそが作品に見るものを惹き付ける魅力をつくり出しているように思えました。
また、これほどの作品がデジタルであることは考えると相当なアドバンテージで、もちろん手描きの作品や版画にもそれぞれに強い魅力がありますが、劣化もしないということもあるし、さまざまな形で表現できるわけで...。

野谷さんの作品、これからもグループ展などでもお目にかかると思うのですが、個展ベースでは冬、夏、秋と開催されて、あとは春。。。
とっておきの季節が残されています・・・!

(野谷さんのHPで作品が公開されています:http://www.misaonoya.com/art/0510/index.html

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