MiZU BLUE OF BLUE ミズ・テツオ新作展(10/22)
2005年10月25日 アート
ごらくギャラリーにて。(10/17〜11/5)
http://www.h6.dion.ne.jp./~goraku.g/MizuTetsuo_2005/MizuTetsuo_2005_2.html
読める絵というのは面白い!
6月に続いてのミズ・テツオさんの個展。
今回は新作展で、例によって船の信号で使用されるアルファベットフラッグの組み合わせがモチーフとなっている、パターンがタイトルのアルファベットと対応していて読むことができるユニークな作品がごらくギャラリーの3つのフロアに広がっています。
ただし、前回の過去の作品を中心とした展示で出展されていたカラフルな旗の作品と大きく違うのが、今回は個展タイトルにもある通り「青」の色彩で作品が統一されています。
文字も限られていて、対応する旗が青と白とで構成されたもののみがモチーフに使用されているとのこと。
スタンダードな形の大小各種のはもちろん、楕円であったり、形という意味ではもっとも目をひくのが1階のフロアに置いてある、台形をふたつ重ねたような形の立体作品もあったりして、統一された色彩の中でさまざまな形で表現されているのも楽しいです。
そして、その青と白。
青はいわゆる原色の青ではなく、それが濃い青でも押さえ目な印象で、白も若干ベージュがかったような感じで。
そのために色彩感はかなり優しい落ち着いた感触で、このふわっとした感じが気持ちよく...。
また、そういった色彩感で描かれるアルファベットフラッグのパターンは形がかなりデフォルメされていたりして、文字と文字、色と色とを分けるいかにもフリーハンドらしく歪んだその線からは、その大胆さから逆に迷いのなさを感じ、むしろスケールの大きなイメージが喚起されて、なんとも爽快!
いちばん上の階に展示されている作品はさらに青が淡いトーンとなっていて、ふわっとした感触がさらに大きくなった空間となっていたような気がします。
この日はギャラリー内でミニコンさーとが開催されることになっていてたくさんの人がいらっしゃっていたのですが、そのなかでミズさんともお話しできて...作品のことのほかにも、先日観た映画「さよならcolor」のことも話題になって、作品の他にもミズさんご本人が酔っぱらいの役でほんの少し登場しているということも伺えました。
思えばごらくギャラリーはひとつ前の展示も青の色彩が印象的だったなぁ、と。。。
このギャラリーの、3つのフロアとそれぞれの空間をうまく活かした展示には毎度頭が下がります。
今回のミズさんの展示は会期が長めなので、また何度か観にいこうと思います。
(参考:アルファベットフラッグ http://www.marinevance.com/KATALOG/p216.htm )
http://www.h6.dion.ne.jp./~goraku.g/MizuTetsuo_2005/MizuTetsuo_2005_2.html
読める絵というのは面白い!
6月に続いてのミズ・テツオさんの個展。
今回は新作展で、例によって船の信号で使用されるアルファベットフラッグの組み合わせがモチーフとなっている、パターンがタイトルのアルファベットと対応していて読むことができるユニークな作品がごらくギャラリーの3つのフロアに広がっています。
ただし、前回の過去の作品を中心とした展示で出展されていたカラフルな旗の作品と大きく違うのが、今回は個展タイトルにもある通り「青」の色彩で作品が統一されています。
文字も限られていて、対応する旗が青と白とで構成されたもののみがモチーフに使用されているとのこと。
スタンダードな形の大小各種のはもちろん、楕円であったり、形という意味ではもっとも目をひくのが1階のフロアに置いてある、台形をふたつ重ねたような形の立体作品もあったりして、統一された色彩の中でさまざまな形で表現されているのも楽しいです。
そして、その青と白。
青はいわゆる原色の青ではなく、それが濃い青でも押さえ目な印象で、白も若干ベージュがかったような感じで。
そのために色彩感はかなり優しい落ち着いた感触で、このふわっとした感じが気持ちよく...。
また、そういった色彩感で描かれるアルファベットフラッグのパターンは形がかなりデフォルメされていたりして、文字と文字、色と色とを分けるいかにもフリーハンドらしく歪んだその線からは、その大胆さから逆に迷いのなさを感じ、むしろスケールの大きなイメージが喚起されて、なんとも爽快!
いちばん上の階に展示されている作品はさらに青が淡いトーンとなっていて、ふわっとした感触がさらに大きくなった空間となっていたような気がします。
この日はギャラリー内でミニコンさーとが開催されることになっていてたくさんの人がいらっしゃっていたのですが、そのなかでミズさんともお話しできて...作品のことのほかにも、先日観た映画「さよならcolor」のことも話題になって、作品の他にもミズさんご本人が酔っぱらいの役でほんの少し登場しているということも伺えました。
思えばごらくギャラリーはひとつ前の展示も青の色彩が印象的だったなぁ、と。。。
このギャラリーの、3つのフロアとそれぞれの空間をうまく活かした展示には毎度頭が下がります。
今回のミズさんの展示は会期が長めなので、また何度か観にいこうと思います。
(参考:アルファベットフラッグ http://www.marinevance.com/KATALOG/p216.htm )
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