イ・ブル展 -S2-(10/8)
2005年10月12日 アートSCAI THE BATHHOUSEにて。(9/29〜10/29)
http://www.scaithebathhouse.com/main/03exhibition/data/LeeBul/ja.html
立体が2点と、さまざまな大きさ・形の平面作品との展示。
平面の作品、かなり面白いです。
まず、自然な距離感で眺めると、茶色、薄いピンクやグリーン、ベージュ、緑、赤など、ひとつのポップな色彩に塗り上げられた明るい画面に、その色彩とはちょっと違う感じに光を反射させる曲線。
この曲線は奇妙な軌跡を描き、まるで新しい生物を連想させるようなうごめきがあるように思えます。
特に正面奥の壁にある、長方形の4枚の画面が組み合わされた大きな作品は、その大きいが面にぐわっと広がる曲線が圧巻。
また、楕円や円といった丸い形の画面では、曲線群はより艶かしく感じられます。
接近して観てみると、独特の光の反射を見せていた白い線は、なんとパールのインレイ。
これにはかなり驚きました。
独特の透明感のある乳白色のパールが、細い線に嵌め込まれていて、部分によっては画面全体を覆う色彩がにじむようにインレイの下に入り込んでいて、それが生々しく思えたり。
製作過程や色彩部分に使用される塗料が何かが分からないままでちょっと心残りですが、以前レントゲンヴェルケで拝見したカンノサカン氏の作品にも通ずる世界でした。
立体は立体で、かなり強烈。
平面で描かれていた新しい生物が、2次元の世界から3次元の世界へと姿を現したようなかなりグロテスクな風貌で。
http://www.scaithebathhouse.com/main/03exhibition/data/LeeBul/ja.html
立体が2点と、さまざまな大きさ・形の平面作品との展示。
平面の作品、かなり面白いです。
まず、自然な距離感で眺めると、茶色、薄いピンクやグリーン、ベージュ、緑、赤など、ひとつのポップな色彩に塗り上げられた明るい画面に、その色彩とはちょっと違う感じに光を反射させる曲線。
この曲線は奇妙な軌跡を描き、まるで新しい生物を連想させるようなうごめきがあるように思えます。
特に正面奥の壁にある、長方形の4枚の画面が組み合わされた大きな作品は、その大きいが面にぐわっと広がる曲線が圧巻。
また、楕円や円といった丸い形の画面では、曲線群はより艶かしく感じられます。
接近して観てみると、独特の光の反射を見せていた白い線は、なんとパールのインレイ。
これにはかなり驚きました。
独特の透明感のある乳白色のパールが、細い線に嵌め込まれていて、部分によっては画面全体を覆う色彩がにじむようにインレイの下に入り込んでいて、それが生々しく思えたり。
製作過程や色彩部分に使用される塗料が何かが分からないままでちょっと心残りですが、以前レントゲンヴェルケで拝見したカンノサカン氏の作品にも通ずる世界でした。
立体は立体で、かなり強烈。
平面で描かれていた新しい生物が、2次元の世界から3次元の世界へと姿を現したようなかなりグロテスクな風貌で。
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