ANTONY GORMLEY CERTAIN MAID PLACE(10/1)
2005年10月6日 アート
ギャラリー小柳にて。(9/6〜10/8)
http://www.gallerykoyanagi.com/exhibition.html
たった3体。
広いスペースに、たった3体のみのオブジェ。
これらは実物大の人の形をしていて、それぞれ膝を抱えて座る、直立、足を組み片手を体の上に乗せて横たわる、というもの。
そしてそれらはすべて、正立方体を2つ繋げた、4種類の大きさの直方体の金属のブロック(おそらくそれぞれ体積が1:2/1:4/1:8/1かと。黒で塗装)で構成されていて、しかもすべての直方体は角度が揃えられ、すべて水平・垂直に構成されています。
そのために、たいへんデジタル的な印象で、それが面白い!
角度こそ揃っているものの、それぞれのブロックの組み合わされ方はかなりランダムで、それがよりリアルと言うか...素材の質感から有機的な生々しさこそ感じないものの、コンピュータの画面からそのまま抜け出してきたかのような異様なクールさがとにかくすごい。。。
ただ、それにしても巧くできているなぁ、と。。。
手足の微妙な表情、指の一本一本までとはいかなくても手の先、足の先がどうなっているかは簡単に想像できるほどに再現されていて、その点でも凄み、面白さを感じていたのですが、カウンターに置いてあったアントニー・ゴームリーの資料を見て絶句。
構成する素材は違いましたが、実際に人から型をとってそれを基に像が制作されていく様子が載っていて、その製作過程はとにかく強烈なインパクトがあります。
で、今回展示されている像は、どうやら作家本人自らを型に取って制作されたらしい。
そう聞くと、なるほど3つの像はほぼ同じ体積だったなぁ、と。
とにかく面白かったです、かなり時間をかけて観てしまいました。
他の作品やインスタレーションも観てみたいです。
http://www.gallerykoyanagi.com/exhibition.html
たった3体。
広いスペースに、たった3体のみのオブジェ。
これらは実物大の人の形をしていて、それぞれ膝を抱えて座る、直立、足を組み片手を体の上に乗せて横たわる、というもの。
そしてそれらはすべて、正立方体を2つ繋げた、4種類の大きさの直方体の金属のブロック(おそらくそれぞれ体積が1:2/1:4/1:8/1かと。黒で塗装)で構成されていて、しかもすべての直方体は角度が揃えられ、すべて水平・垂直に構成されています。
そのために、たいへんデジタル的な印象で、それが面白い!
角度こそ揃っているものの、それぞれのブロックの組み合わされ方はかなりランダムで、それがよりリアルと言うか...素材の質感から有機的な生々しさこそ感じないものの、コンピュータの画面からそのまま抜け出してきたかのような異様なクールさがとにかくすごい。。。
ただ、それにしても巧くできているなぁ、と。。。
手足の微妙な表情、指の一本一本までとはいかなくても手の先、足の先がどうなっているかは簡単に想像できるほどに再現されていて、その点でも凄み、面白さを感じていたのですが、カウンターに置いてあったアントニー・ゴームリーの資料を見て絶句。
構成する素材は違いましたが、実際に人から型をとってそれを基に像が制作されていく様子が載っていて、その製作過程はとにかく強烈なインパクトがあります。
で、今回展示されている像は、どうやら作家本人自らを型に取って制作されたらしい。
そう聞くと、なるほど3つの像はほぼ同じ体積だったなぁ、と。
とにかく面白かったです、かなり時間をかけて観てしまいました。
他の作品やインスタレーションも観てみたいです。
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