二○○五 藝祭(9/11)
東京芸術大学にて。(9/9〜9/11)
http://www.geidai.ac.jp/event/geisai/

昨年に続いて藝祭を観てきました。

大学美術館と陳列館で開催中の企画展をまず観てから(機会があればもう一度観に行ってきたいと思います)、昨年と同じく絵画棟を下の階からスタートし、彫刻棟、金工棟、総合工房棟、中央棟、大学会館の順で。受付でもらったスタンプラリーも童心に返って楽しみつつ(30個集めてもらった景品は金魚のシール。どこに貼ろうかと。というかどこに貼れと)、ほぼすべての展示を観て回りました。

絵画棟の上の階では油彩と日本画の作品がおよそ学年ごとに分かれて展示されていて、昨年も感じたのですが、4年生になると作品の持つ力が飛躍的に上がっているような感じがして(その学科も同じだと思いますが、絵画棟での展示でそれを顕著に感じました)。院へ進む方もいれば就職する方もいたりとさまざまだと思いますが、卒業という集大成へと加速しているような。
比べて3年生までの方々の作品は、まずしっかりと技術を拾得しようとしているもの、自身の描きたいものを模索しているようなものなど...そういった過程を感じられるのも興味深いです。

金工棟はちょっと奥まったところにあるおかげでひっそりと展示中、といった感じ(笑)。
2、3ケ所ほど行き止まりにぶつかって難儀した総合工房棟(汗)。

印象に残った展示はこんな感じです。
・本をひらく(絵画棟中2F)
・URSIOR CABRE/彫金GALS☆三年展(金工棟2F)
・梅田中(総合工房棟2F)
・きりん展(中央棟1F)
永井夏夕さんの個展でお会いした阿部香さん、夏のグループ展を見逃していたのでこちらでチェックできてよかったです、というよりむしろグループ展も観ておきたかったです..。
・きこりとみかこ展(中央棟2F)
・ひよこまめ3(中央棟2F)
こちらでの中本千春さんの作品がいちばん印象に残っているかも知れないです。
・でんわ(中央棟4F・屋上)
これを見つけた時のおかしさといったら!
・金魚(大学会館2F)
和紙で作られた金魚がいる間接照明の展示。明かりのやわらかさが心地くて。
・2e esposizione(大学会館2F)
個展とC-DEPOT展でそれぞれ拝見したことがある井上恵子さんと大谷有紀さんの2人展。

作品が印象に残ってメモしておいた方々は、小笠原かほりさん、岡地習子さん、皆川俊平さん、後藤温子さん、井上菜恵子さん。

ここで拝見した方々の「続き」を楽しみにしたいと思います!

余談ですが、構内の各所から聴こえてきた演奏もかなり面白かったです。

コメント

nophoto
中本千晴
2007年7月6日8:01

随分日が経ってしまいましたが、私の名前も載せて下さってありがとうございます。発見してとても嬉しかったです!!最近exciteでブログを始めました。溜まった作品をこれからどんどんアップしていくので、よろしくお願いいたします。 中本千晴

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