大塚ゆかこ展 −AMUSE−(9/10)
2005年9月13日 アート
ギャラリー椿GT2にて。(9/5〜9/10)
http://kgs-tokyo.jp/tsubaki/2005/050905gt.htm
目が大きい女の子のキャラクターが登場する油彩の作品。
大塚さんの作品を観てまず引き込まれるのが、この女の子のキャラクターのかわいさと画面の表面の質感とのギャップのすごいインパクト。
ベージュや焦茶色といった色彩で描かれたノスタルジックな雰囲気。
キャッチーな稜線で輪郭が取られ、赤や深緑、白の長袖ワンピースを着た女の子たち。
どこか懐かしい感じがする背景のなかを、女の子たちが楽しげに歩いていたり、遊んでいたり...。
画面が大きな作品だと登場する女の子の数も増えて、並ぶ家々が醸し出す不思議な距離感の奥行きがある背景も独特の味わいで。
これだけでもなんだかよい感じがして面白いのですが、さらに見入ってしまうのが画面表面の強烈な質感。。。
油絵具の特徴的な質感・・・湿り気を残していたり、土っぽく乾いていたり・・・に加えて、部分的に砂が混ぜられていて、それがかなりの凹凸感を作り出しています。
この凹凸感のおかげで作品の深みがさらに増している感じです。
こういった作品が並ぶなか、ひとつ違う味わいの作品も。
銅の箔が使用された4点ひと組の作品。こちらは画面の凹凸感はないのですが、広場で遊ぶ楽しげな仕草、表情の女の子たちがそれぞれの画面に描かれ、深みのある銅箔の渋い茶色の輝きが背景となって、全面油彩の作品とはまた違うギャップが楽しいです。
また、銅箔ということもあり、ゆるやかに酸化しているために表面にムラが出てきていて、これがまた味わい深くて。
色彩感覚はまったく違いますが、呉亜沙さんの作品と同じ空間で眺めてみたいような...。
また、もっと大きな作品でも大塚さんの世界を味わってみたいです。
http://kgs-tokyo.jp/tsubaki/2005/050905gt.htm
目が大きい女の子のキャラクターが登場する油彩の作品。
大塚さんの作品を観てまず引き込まれるのが、この女の子のキャラクターのかわいさと画面の表面の質感とのギャップのすごいインパクト。
ベージュや焦茶色といった色彩で描かれたノスタルジックな雰囲気。
キャッチーな稜線で輪郭が取られ、赤や深緑、白の長袖ワンピースを着た女の子たち。
どこか懐かしい感じがする背景のなかを、女の子たちが楽しげに歩いていたり、遊んでいたり...。
画面が大きな作品だと登場する女の子の数も増えて、並ぶ家々が醸し出す不思議な距離感の奥行きがある背景も独特の味わいで。
これだけでもなんだかよい感じがして面白いのですが、さらに見入ってしまうのが画面表面の強烈な質感。。。
油絵具の特徴的な質感・・・湿り気を残していたり、土っぽく乾いていたり・・・に加えて、部分的に砂が混ぜられていて、それがかなりの凹凸感を作り出しています。
この凹凸感のおかげで作品の深みがさらに増している感じです。
こういった作品が並ぶなか、ひとつ違う味わいの作品も。
銅の箔が使用された4点ひと組の作品。こちらは画面の凹凸感はないのですが、広場で遊ぶ楽しげな仕草、表情の女の子たちがそれぞれの画面に描かれ、深みのある銅箔の渋い茶色の輝きが背景となって、全面油彩の作品とはまた違うギャップが楽しいです。
また、銅箔ということもあり、ゆるやかに酸化しているために表面にムラが出てきていて、これがまた味わい深くて。
色彩感覚はまったく違いますが、呉亜沙さんの作品と同じ空間で眺めてみたいような...。
また、もっと大きな作品でも大塚さんの世界を味わってみたいです。
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