8/20、8/21のアート巡り
2005年8月21日 アート コメント (1)・カトウチカ展(8/20)@INAX GALLERY(8/19〜8/29)
http://www.inax.co.jp/Culture/2005_08/2_08kato.html
少し前のart & river bankでの個展も拝見してますが、今回も同様に水面の映像とその他にいくつかの映像作品が流れるインスタレーション。
正直なところ、ちょっとつかみどころがない感じが今回もしました。
・3つの個性2005(8/20)@ごらくギャラリー(8/19〜8/25)
http://www.h6.dion.ne.jp./~goraku.g/3tsunokosei_2005/3tsuno_2005.html
3つのフロアにそれぞれひとりの作家の展示スペースという形での、画廊が推薦する若手作家のグループ展。
伊藤隆之さんは油彩で、下地に乳濁液を使用したもの。
海を描いた作品では、青の青さがあざやかで強く主張しているようで、その濃さのおかげで日中の場面でありながら夜の印象、という不思議な作品。戦闘機が飛ぶ作品は、時間がゆっくりとした感触を受けました。
金成姫さんは木工。
木目や色調など、木そのもののナチュラルな質感を存分に活かして、例えば蓋が取れて中が空洞になっているものや可動部分があるものなど、ちょっと嬉しい仕掛けが盛り込まれた作品です。
階段の棚に飾られていた彫金による作品もなかなか味わいがありました。
渡邊容子さんは日本画で、春にスルガ台画廊での個展も拝見していてその時は淡白な印象が強く、全般的に今回もそれほど変わらない印象でしたが、いくつかご本人曰く新展開の作品がいくつかあり、こちらはちょっとしたユーモアも感じられて、かわいくてステキでした。
・今尾栄仁個展−無音のとき−(8/20)@福原画廊(8/22〜8/30)
http://www8.ocn.ne.jp/~mizu-kei/koten/2005fukuhara/fukuhara.html
常設展の看板が出ていたのでお邪魔したら、これから始まる今尾さんの個展の準備中で、おかげでひと足早く、22日から始まる展示を拝見できました。
ちいさな画面の中はそれぞれ海の中を思わせる鮮やかな水色をしていて、その画面でこよりのようなやわらかくて白い線がたくさん描かれていてそれは水の流れのようで。
そして、その海の中を泳ぐ魚。。。
夏にぴったりの季節感溢れる涼しげな作品群。心地よいです。
長尾栄仁さんのHP:http://www8.ocn.ne.jp/~mizu-kei/
・BACKYARD-隠れた庭- 狩野久美子(8/21)@ガレリアQ(8/21〜8/28)
http://www.galeriaq.com/pages/ftrsche.html
前回の同ギャラリーでの春の個展に続いての狩野さんの写真展。
前回の展示と同様、それぞれの写真は日常的な風景でありながら何かしら異物感を醸し出すものも写り込んでいるものがあり、そういった写真と異物そのものを撮った写真とがシンプルに並んで展示されています。
こういう感じ、と期待して、実際に期待を裏切らない内容だったのですごく嬉しくなりました。
「何か」を撮った写真が展示の仕方ひとつでこれほどまで独特の空間を作り出せている、そういう感触です。
以下はあらためて。
・アジアのキュビスム―境界なき対話(8/21)@東京国立近代美術館(8/9〜10/2)
http://www.momat.go.jp/Honkan/Cubism/
・アニマルワンダーランド─第2回 カネコ・ミホ絵画展(8/21)@池袋東武6F特別催場(8/18〜8/23)
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/event.php?kaijyo_kbn=3&sj_no=1290
・神田さおり個展「こ こ ろ か が み SAORI’An2005晩夏exhibition」(8/20、8/21)@Bギャラリー(8/18〜9/20)
http://www.beams.co.jp/beams/b_gallery/b_gallery_sheet/kanda.html
http://www.inax.co.jp/Culture/2005_08/2_08kato.html
少し前のart & river bankでの個展も拝見してますが、今回も同様に水面の映像とその他にいくつかの映像作品が流れるインスタレーション。
正直なところ、ちょっとつかみどころがない感じが今回もしました。
・3つの個性2005(8/20)@ごらくギャラリー(8/19〜8/25)
http://www.h6.dion.ne.jp./~goraku.g/3tsunokosei_2005/3tsuno_2005.html
3つのフロアにそれぞれひとりの作家の展示スペースという形での、画廊が推薦する若手作家のグループ展。
伊藤隆之さんは油彩で、下地に乳濁液を使用したもの。
海を描いた作品では、青の青さがあざやかで強く主張しているようで、その濃さのおかげで日中の場面でありながら夜の印象、という不思議な作品。戦闘機が飛ぶ作品は、時間がゆっくりとした感触を受けました。
金成姫さんは木工。
木目や色調など、木そのもののナチュラルな質感を存分に活かして、例えば蓋が取れて中が空洞になっているものや可動部分があるものなど、ちょっと嬉しい仕掛けが盛り込まれた作品です。
階段の棚に飾られていた彫金による作品もなかなか味わいがありました。
渡邊容子さんは日本画で、春にスルガ台画廊での個展も拝見していてその時は淡白な印象が強く、全般的に今回もそれほど変わらない印象でしたが、いくつかご本人曰く新展開の作品がいくつかあり、こちらはちょっとしたユーモアも感じられて、かわいくてステキでした。
・今尾栄仁個展−無音のとき−(8/20)@福原画廊(8/22〜8/30)
http://www8.ocn.ne.jp/~mizu-kei/koten/2005fukuhara/fukuhara.html
常設展の看板が出ていたのでお邪魔したら、これから始まる今尾さんの個展の準備中で、おかげでひと足早く、22日から始まる展示を拝見できました。
ちいさな画面の中はそれぞれ海の中を思わせる鮮やかな水色をしていて、その画面でこよりのようなやわらかくて白い線がたくさん描かれていてそれは水の流れのようで。
そして、その海の中を泳ぐ魚。。。
夏にぴったりの季節感溢れる涼しげな作品群。心地よいです。
長尾栄仁さんのHP:http://www8.ocn.ne.jp/~mizu-kei/
・BACKYARD-隠れた庭- 狩野久美子(8/21)@ガレリアQ(8/21〜8/28)
http://www.galeriaq.com/pages/ftrsche.html
前回の同ギャラリーでの春の個展に続いての狩野さんの写真展。
前回の展示と同様、それぞれの写真は日常的な風景でありながら何かしら異物感を醸し出すものも写り込んでいるものがあり、そういった写真と異物そのものを撮った写真とがシンプルに並んで展示されています。
こういう感じ、と期待して、実際に期待を裏切らない内容だったのですごく嬉しくなりました。
「何か」を撮った写真が展示の仕方ひとつでこれほどまで独特の空間を作り出せている、そういう感触です。
以下はあらためて。
・アジアのキュビスム―境界なき対話(8/21)@東京国立近代美術館(8/9〜10/2)
http://www.momat.go.jp/Honkan/Cubism/
・アニマルワンダーランド─第2回 カネコ・ミホ絵画展(8/21)@池袋東武6F特別催場(8/18〜8/23)
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/event.php?kaijyo_kbn=3&sj_no=1290
・神田さおり個展「こ こ ろ か が み SAORI’An2005晩夏exhibition」(8/20、8/21)@Bギャラリー(8/18〜9/20)
http://www.beams.co.jp/beams/b_gallery/b_gallery_sheet/kanda.html
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