佐藤雅彦研究室展 課題とその解答(8/6、8/9)
ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて。(8/4〜8/29)現在開催中!
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/gki/g231/g231ki.html

難しいことを、くだらなく。

このギンザ・グラフィック・ギャラリー、毎回面白いのですが、惜しいかな日曜日が閉まっていて、土曜日のギャラリー巡りのなかで観ようとすると、質量ともにかなり充実しているにもかかわらず、時間を割けないために消化不良なことが多くて(展示内容的にもぜひとも日曜開廊してほしいです!)。
でも今回は、たっぷり時間をかけました。

1階のフロアは語句や概念などの説明が中心で、一見かなり難しそうな内容。
・・・ですが、それをすごくキャッチーに説明してくれているので、ものすごく分かりやすい!
そしてツッコミどころもけっこうあったりして。
「digital」を説明するのに何でまたブタのぬいぐるみと角砂糖が使われているのかと。
なぜか見入ってしまう「アルゴリズム行進」の壮絶なくだらなさとか。
放物線にまつわる真実の面白さ。
「rigid」という概念がものすごく興味深く思えたり。
あるものを言葉のみで説明して、その文章を元に別の人が再現する、という課題は面白いなぁ、とか。

地下は、レンズを通して見ると立体に見える絵、劇的なものは何も起きないけど妙に和めるCGゲームなど。
展示物の目玉はずいぶん無駄に大きな装置。実物は動かされないけど、その装置が動く様子が映像で流されていて、これがまた最高なわけで。
地下の奥の映像コーナーでは佐藤研の映像課題を中心に放映されていて、そのアナログ感がまた味わい深くて。
そして、その中に織り込まれる「ポキポキアニメ」と「10本アニメ」、これがもうめちゃくちゃくだらなくて最高。

例えていうなら、目に溜まったウロコがごっそりと削げ落ち、膝が逆に折れるんじゃないかってほどに膝頭を連打。そんな感じですっていうかなに落ち着いた文章でまとめてンだ俺!
いやもう、和んで笑って感心して、とにかくすっごく面白かったんですってば!
この展示を見るだけのために銀座まで足を運ぶ価値がある、と断言いたします!

《感想リンク》
http://blogs.dion.ne.jp/waka/archives/1640081.html
http://www.sundayblog.jp/mt/archives/2005/08/post_379.html
http://takatokyo.exblog.jp/2150822/
http://magicman.blog.ocn.ne.jp/magicman/2005/08/post_8.html
http://blog.c--v.net/item/534
http://d.hatena.ne.jp/you_y/20050806/1123424489
http://d.hatena.ne.jp/kinneko/20050805
http://www.do-gugan.com/~misawa/archives/001162.html
http://aiwendil.blog.ocn.ne.jp/hazama/2005/08/font_size3font_7e97.html
http://idleness.blog16.fc2.com/blog-entry-26.html
http://nayaseka.exblog.jp/1621357
http://stylog.jp/akiko/2005-08-27
http://blog.kansai.com/graynora/517

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