風呂で始まってプールで終わる8/6のアート巡り
2005年8月6日 アート・半田真規「白浜青松原発瓢箪」 @児玉画廊(7/9〜8/20)
http://www.kodamagallery.com/start/index.html
風呂である。
神楽坂の奥まったビルの4階のスペースに、である。
しかも薪で湧かすようになっていて、実際に湧かした跡も。
頭上には瓢箪で型を取った(と思われる)オブジェがぶら下がっていましたが、なによりも「ごくろうさん」な展示でした。
・WOLFGANG STILLER「ASPECT OF LIFE」 @山本現代(7/9〜8/6)
http://www.yamamotogendai.org/japanese/exhibition/index.html
狂気のドローイング(量的に)。
小さなメモパッドに描かれた作品が壁中にあって、圧倒されました。
中には小山田二郎っぽい雰囲気のも。
他に、炭を模したオブジェが。
・村山留里子「ビスチェとドレス」 @高橋コレクション(5/21〜8/6)
http://www.takahashi-collection.com/now/index_now.html
なんかもう、あそこまで徹底的に詰め込まれると、もうそれだけで圧倒されるような。
マネキンに着せられた、造花やボタンなどがぎゅうぎゅうに付けられたビスチェ、ひとつひとつ観ていくよりも並ぶすべてをいっぺんに観るほうが、よりその面白さを実感できる感じがしました。
そして一体だけあるドレスの強烈きわまりない存在感。
・土田ヒロミ写真展「新・砂を数える(1995-2004)」「砂を数える(1976-1989)」 @GALLERY PAST RAYS M/A MARUNOUCHI(7/22〜8/27)
http://www.hiromi-t.com/new_item.html
何の変哲もないはずの写真、なのにすごく違和感があって。
パソコンで補正されているようで、まるでコラージュ?と思ってしまうほど。
・加藤敬展 -Simple Equation- @ぎゃらりぃ朋(8/1〜8/7)
岩絵具の作品で、表面に金箔を貼った画面に岩絵具で彩色。
描かれる風景自体は油彩のそれに近い質感ですが、岩絵具の色の隙き間から覗かせる箔の輝きに独特の味わいがあって面白かったです。
なんとなくやさしい印象でした。
・太田良一展 @なびす画廊(8/1〜8/6)
http://www.nabis-g.com/exhibition/2005/oota-r.html
オイルスティックによる黒の太い稜線と、楽しげな色調。
油彩ですが、作品からにじみ出る空気はたいへん日本的で。
なんとなく「まんが日本むかしばなし」っぽい、というとなんだか変な表現ですが、できることなら座布団敷いた上に胡座かいて、お茶に袋の和菓子でも食べながらのんびり観たいなぁ、と思わせるような雰囲気でした。
・小野里浩二展 @ギャラリー21+葉(8/1〜8/6)
http://www.gallery21yo.com/exh-folder2005/onozato/onozato.html
ガラス繊維のキャンバスに、溶剤で薄められた油絵具で描かれた、ふわりと滲んだ水色の輪が幾重にも重ねられて、それが揺らぐ水面のようで何とも涼しげ。
その水面に、ボートや人が浮かんでいます。
作品によっては表面が歪んだ透明のアクリル版に人の顔やひなぎくの花が描かれたものが画面の上に乗ってました。
唯一、その滲む円が赤で描かれた抽象画があって、これが展示の中にひとつだけ違うふうで、でもその空間にたいへん馴染んでいたのが印象的でした。
・佐藤由美子展 @Oギャラリー(8/1〜8/7)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/yumiko.html
3面の壁に渡って細長く繋げられた和紙に、7種類の版がそれぞれ数度刷られたリトグラフの作品。
版は墨を中心にペンなどでも手が加えられていて、和紙に乗る色彩は黒のみで、水墨画のような味わい。
不定期に訪れる同じパターン、不思議なリズムがありました。
・諸橋明香展 @フタバ画廊(8/1〜8/7)
プールである。
といっても、深さは推定5センチくらい。
ギャラリーの床には鮮やかな青のフェルトが敷き詰められ、ギザギザの縁のプールの中、外、壁じゅうに100円ショップで買い集められたバケツやイスなどがばらまかれるように配置されていました。
ここまでやられるともう何でも許す、って感じで(笑)。
こちらはあらためて。
・佐藤雅彦研究室展 課題とその解答 @ギンザ・グラフィック・ギャラリー(8/4〜8/29)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html
http://www.kodamagallery.com/start/index.html
風呂である。
神楽坂の奥まったビルの4階のスペースに、である。
しかも薪で湧かすようになっていて、実際に湧かした跡も。
頭上には瓢箪で型を取った(と思われる)オブジェがぶら下がっていましたが、なによりも「ごくろうさん」な展示でした。
・WOLFGANG STILLER「ASPECT OF LIFE」 @山本現代(7/9〜8/6)
http://www.yamamotogendai.org/japanese/exhibition/index.html
狂気のドローイング(量的に)。
小さなメモパッドに描かれた作品が壁中にあって、圧倒されました。
中には小山田二郎っぽい雰囲気のも。
他に、炭を模したオブジェが。
・村山留里子「ビスチェとドレス」 @高橋コレクション(5/21〜8/6)
http://www.takahashi-collection.com/now/index_now.html
なんかもう、あそこまで徹底的に詰め込まれると、もうそれだけで圧倒されるような。
マネキンに着せられた、造花やボタンなどがぎゅうぎゅうに付けられたビスチェ、ひとつひとつ観ていくよりも並ぶすべてをいっぺんに観るほうが、よりその面白さを実感できる感じがしました。
そして一体だけあるドレスの強烈きわまりない存在感。
・土田ヒロミ写真展「新・砂を数える(1995-2004)」「砂を数える(1976-1989)」 @GALLERY PAST RAYS M/A MARUNOUCHI(7/22〜8/27)
http://www.hiromi-t.com/new_item.html
何の変哲もないはずの写真、なのにすごく違和感があって。
パソコンで補正されているようで、まるでコラージュ?と思ってしまうほど。
・加藤敬展 -Simple Equation- @ぎゃらりぃ朋(8/1〜8/7)
岩絵具の作品で、表面に金箔を貼った画面に岩絵具で彩色。
描かれる風景自体は油彩のそれに近い質感ですが、岩絵具の色の隙き間から覗かせる箔の輝きに独特の味わいがあって面白かったです。
なんとなくやさしい印象でした。
・太田良一展 @なびす画廊(8/1〜8/6)
http://www.nabis-g.com/exhibition/2005/oota-r.html
オイルスティックによる黒の太い稜線と、楽しげな色調。
油彩ですが、作品からにじみ出る空気はたいへん日本的で。
なんとなく「まんが日本むかしばなし」っぽい、というとなんだか変な表現ですが、できることなら座布団敷いた上に胡座かいて、お茶に袋の和菓子でも食べながらのんびり観たいなぁ、と思わせるような雰囲気でした。
・小野里浩二展 @ギャラリー21+葉(8/1〜8/6)
http://www.gallery21yo.com/exh-folder2005/onozato/onozato.html
ガラス繊維のキャンバスに、溶剤で薄められた油絵具で描かれた、ふわりと滲んだ水色の輪が幾重にも重ねられて、それが揺らぐ水面のようで何とも涼しげ。
その水面に、ボートや人が浮かんでいます。
作品によっては表面が歪んだ透明のアクリル版に人の顔やひなぎくの花が描かれたものが画面の上に乗ってました。
唯一、その滲む円が赤で描かれた抽象画があって、これが展示の中にひとつだけ違うふうで、でもその空間にたいへん馴染んでいたのが印象的でした。
・佐藤由美子展 @Oギャラリー(8/1〜8/7)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/yumiko.html
3面の壁に渡って細長く繋げられた和紙に、7種類の版がそれぞれ数度刷られたリトグラフの作品。
版は墨を中心にペンなどでも手が加えられていて、和紙に乗る色彩は黒のみで、水墨画のような味わい。
不定期に訪れる同じパターン、不思議なリズムがありました。
・諸橋明香展 @フタバ画廊(8/1〜8/7)
プールである。
といっても、深さは推定5センチくらい。
ギャラリーの床には鮮やかな青のフェルトが敷き詰められ、ギザギザの縁のプールの中、外、壁じゅうに100円ショップで買い集められたバケツやイスなどがばらまかれるように配置されていました。
ここまでやられるともう何でも許す、って感じで(笑)。
こちらはあらためて。
・佐藤雅彦研究室展 課題とその解答 @ギンザ・グラフィック・ギャラリー(8/4〜8/29)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html
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