多田布美子展(7/30)
2005年8月5日 アート コメント (1)
藍画廊にて。(7/25〜7/30)
http://homepage.mac.com/mfukuda2/aiga190/aiga190.html
ぱっと観て、宇宙を連想させるような浮遊感のある抽象画という感じで。
ただ、不思議な奥行き感があって、よくよく観てみると画面が二重になっていて...キャンバスの上に向こう側が透けて見える薄い布がかぶせてある、という仕組みに。
物理的に奥行を出していて、ゆっくりと角度を変えながら観てみると微妙に画面が変化していって面白いです。
このアイデアがすごくユニークに思えて、そういう話を多田さんにお伝えしたところ、意外な応えが。
「この手法にはこだわってないんですよ」
できることなら画面を重ねずに奥行感を出せれば、とのこと。
しかも、例えばあるもの(具体的なもの、という意味)を、遠近法を用いることで描けば容易に奥行感は出せるのですが、そういった技術に頼らず、もっと深いイメージでの奥行感を出したい、という、大変興味深いお話を伺えました。
画面を三重にしたらまた面白のかな、とも感じましたが、すでに挑戦済みとのことで。
この二重画面の作品、すごく面白く感じたのでこれはこれで製作を続けてほしいと思うのですが、その多田さんがイメージする世界を具現化できたら、ホントに面白いものが観られるような気がします。
http://homepage.mac.com/mfukuda2/aiga190/aiga190.html
ぱっと観て、宇宙を連想させるような浮遊感のある抽象画という感じで。
ただ、不思議な奥行き感があって、よくよく観てみると画面が二重になっていて...キャンバスの上に向こう側が透けて見える薄い布がかぶせてある、という仕組みに。
物理的に奥行を出していて、ゆっくりと角度を変えながら観てみると微妙に画面が変化していって面白いです。
このアイデアがすごくユニークに思えて、そういう話を多田さんにお伝えしたところ、意外な応えが。
「この手法にはこだわってないんですよ」
できることなら画面を重ねずに奥行感を出せれば、とのこと。
しかも、例えばあるもの(具体的なもの、という意味)を、遠近法を用いることで描けば容易に奥行感は出せるのですが、そういった技術に頼らず、もっと深いイメージでの奥行感を出したい、という、大変興味深いお話を伺えました。
画面を三重にしたらまた面白のかな、とも感じましたが、すでに挑戦済みとのことで。
この二重画面の作品、すごく面白く感じたのでこれはこれで製作を続けてほしいと思うのですが、その多田さんがイメージする世界を具現化できたら、ホントに面白いものが観られるような気がします。
コメント
今度、自分も先生の個展に行きます。今から楽しみです。