模写・模造と日本美術−うつす・まなぶ・つたえる−(7/30)
東京国立博物館平成館・特別展示室第4室にて。(7/20〜9/11)現在開催中!
http://www.tnm.jp/

いろんな方々の個展を拝見するなかで、模写・模造を大学で専攻される方が意外と多く、その目的も技術の追求だったり、もちろん昔の作品への興味などいろいろで。
そういうこともあって、この模写・模造だけの展示はけっこう興味がありました。

で、感想。
勉強不足で知らない作家が多く(知ってるのは大観や菱田春草くらい・・・)、それぞれの作家のオリジナルの作品はどういうものかを知らなくて、もしそれを知っていたらもっと深く味わうことが出来たかなぁ、と。
模写の元となった作品よりも、そちらのほうに興味を抱きました。
ただ、そういうことをとりあえず抜きにして、ひとつひとつの作品を観た時、やはり凄まじいほどの表現力というか、細かく再現されていること自体に感嘆。
木造の模造が多かったですが、ホントに丁寧に造られていて、細かな部分も精緻に彫られていたり...。

また、案外「依頼されて」製作された模写・模造が多いのも印象に残ります。

余談ですが、おそらく今年開催される展示のなかでもっとも秀逸なコピーが付いた展覧会かと。(笑)。

コメント

nophoto
Craig
2014年6月25日0:23

It’s a plusaere to find someone who can identify the issues so clearly

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