水野温子展「原風景」(7/18)
2005年7月28日 アート
GALLERY HOUSE MAYAにて。(7/18〜7/23)
アクリルによる花の絵です。
どれもたいへん丁寧に描かれているのですが、それよりも色彩のひとつひとつがしっかりとしていて。
エッジの部分がくっきりとした色彩が重ねられることで、たいへん凛とした風合いの花の絵となっていました。
水野さんが描く行程はたいへん手の込んだもので...まず背景となる下地を描き、その画面全体にマスキングを施し、描く部分を切り抜いて彩色。
で、ひとつひとつの色ごとにマスキングを繰り返しながらそれぞれのパーツを描き上げていくとのこと。こうやって描くことで、茎の部分などの細いところも、構成する線の部分がしっかりと、まったく迷いのない感じです。
そして、ひとつの作品が出来上がるまでに相当の使用済みマスキングテープが出てしまうそうです。。。
ただ、そうやって丁寧に描かれた作品から受ける印象はもちろんたいへん心地よいもので、厚めのパネルに描かれたそれぞれの花の色彩に和みつつ、しゃんとした姿にも心が動きます。
手描きのCG、とも言い表せるような作品ですが、やはり「手描き」であることの説得力は実際に作品を目の前にするとより強く感じます(CGでもよいものはもちろんあります!)。
過去の作品のファイルも拝見して、もっとデザイン的なものもあって、もちろん展示されている絵と同じような行程で描かれたもので、図形的な模様にはよりその手法のユニークさが分かりやすく発揮されていました。
こちらのギャラリーではデザイン的・イラスト風な作品で興味深いものに出会えることが多いです。
また、今回の水野さんは岐阜にお住まいだそうで、関東圏でない方とお話しできるのも刺激的で。
アクリルによる花の絵です。
どれもたいへん丁寧に描かれているのですが、それよりも色彩のひとつひとつがしっかりとしていて。
エッジの部分がくっきりとした色彩が重ねられることで、たいへん凛とした風合いの花の絵となっていました。
水野さんが描く行程はたいへん手の込んだもので...まず背景となる下地を描き、その画面全体にマスキングを施し、描く部分を切り抜いて彩色。
で、ひとつひとつの色ごとにマスキングを繰り返しながらそれぞれのパーツを描き上げていくとのこと。こうやって描くことで、茎の部分などの細いところも、構成する線の部分がしっかりと、まったく迷いのない感じです。
そして、ひとつの作品が出来上がるまでに相当の使用済みマスキングテープが出てしまうそうです。。。
ただ、そうやって丁寧に描かれた作品から受ける印象はもちろんたいへん心地よいもので、厚めのパネルに描かれたそれぞれの花の色彩に和みつつ、しゃんとした姿にも心が動きます。
手描きのCG、とも言い表せるような作品ですが、やはり「手描き」であることの説得力は実際に作品を目の前にするとより強く感じます(CGでもよいものはもちろんあります!)。
過去の作品のファイルも拝見して、もっとデザイン的なものもあって、もちろん展示されている絵と同じような行程で描かれたもので、図形的な模様にはよりその手法のユニークさが分かりやすく発揮されていました。
こちらのギャラリーではデザイン的・イラスト風な作品で興味深いものに出会えることが多いです。
また、今回の水野さんは岐阜にお住まいだそうで、関東圏でない方とお話しできるのも刺激的で。
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