アスク映像祭2004コンペティション大賞受賞者展PART1 和田淳「鼻の日」(7/16)
art space kimura ASK?にて。(7/11〜7/16)
http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/eizou1.htm

 
 
 
                         笑。

 
 
  
 
 
なんかもー、すっごいくだらなくて最高。
じわじわくるようなシュールな笑いがこんなにダイレクトにくるってのは、どういうことかと。

鉛筆画にパソコンで彩色したという、手法だけ聞くとなんだかハンパに近代的ですがどっちかっていうと凄まじくアナログっつーかアナクロなアニメーション。
奥のスペースで上映されていた「鼻の日」は、ストーリーはこれまた激しくシュールで、いちばん分かりやすく例えると、寝てる時に見る夢ってまったく現実的じゃないことがあるじゃないですか、そんな感覚。ひとつひとつの場面がいちいちワケが分からないのですが、そのシュールな世界に「まあいいか」って許す感じでどっぷり浸かってるとそれはそれで気持ちがいいと。

他に、3台のモニターに各2作品ずつ、計6作品も観ることができるようになてました。
そのうちの4作品はチェックしましたが、これらがまた最高で。
小川の中で妙な動きを繰り返す謎の生物を覗き込むやつとか、ゾウを検品するやつとか、「だからなんでそうなるんだよ!」と内心いちいちツッコミを入れつつ鑑賞。
それらの作品に登場する人物の独特の謎めいたポーズが忘れられない(笑)。

和田さんにもものすごい中途半端な勢いで(汗)リクエストしておいたのですが、ぜひともWEB上で観られるようにしてほしいです、ホントに。
あと、一点だけ大きな絵が展示されていてこれがいい味醸し出してたのですが、原画展も観てみたい気がしてます。
無論、これからできる作品も。

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