7/18のギャラリー巡り
2005年7月18日 アート・千葉由笑展 @Gallery 銀座フォレスト(7/18〜7/23)
画面表面の凹凸感が見事な岩絵具の作品で、描かれるのはカンディンスキーの抽象画に登場するなぞの物体をフィーチャーしたようなもの。
一見グロテスクな風貌ですが、変な言い方ですが、慣れてくるとけっこう可愛い感じです。
一点だけ、3点ひと組の作品があってこのコンセプトがなかなか面白く、これのもっとスケールの大きいバージョン(十数点ひと組、みたいな)を観てみたい気がしました。
・3人展 境真友美・安間千桂・山下永 @Gallery 銀座フォレストミニ(7/18〜7/23)
これまでいろんな展示を拝見してきて思っているのですが、こういうのを作らせると「ムサビ」の人は本当に上手い!
境真友美さんの陶製の白い酒器、日本酒がこれで出てきたら嬉しいだろうな、とイメージが湧きます。
安間千桂さんのガラス工芸、何層にも重ねられて分厚いガラスのオブジェ、その中に模様が閉じ込められていて面白いです。
山下永さんの皮紐を使った金工のペンダントなど。こちらもなかなか渋い感じがお洒落に思えました。
・構造考2005 青木正夫 @村松画廊(7/11〜7/23)
ガラス張りのギャラリーで、外から覗くと手描きのCGといった印象でしたが、実際に作品をじっくり観てみると立体感があり、この作品が「動かない」のがすごくもったいなく思えました。
・兵頭浩章展「クジランド」 @シロタ画廊(7/18〜7/23)
http://gaden.jp/shirota/2005/050718.html
巨大なクジラがいるスケールの大きなファンタジックな作品。
空中に浮かぶようなクジラの眼下にはスタジアムや街並みが広がっていたりしてましす。
明るく輝く夜を連想しました。
・山崎宏展 @OギャラリーUP・S(7/18〜7/24)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/yamahiro.html
李禹煥を連想させるような、金と銀の画面に、分割された紺の大きなドットが散らばる作品。
クオリティとコンセプトのどちらを優先するか、ということを考えさせられました。
・岩城大介展 T-BOX(7/18〜7/24)
http://www.tbox.co.jp/tbox/2005/050718.html
岩絵具による、スケールが大きいのにのんびりした感触が印象的な作品。
ざっくり描かれ大木の幹や鳥の姿に、子供のころよく観てた「まんが日本むかしばなし」の風景を連想、何だか懐かしい気分です。
・黒崎典子展 @Oギャラリー(7/18〜7/24)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/kurosa.html
油彩による作品で、透明感のある小さな画面の中で何かが揺らめくような感じです。
色彩もこの季節にぴったりの涼しげな印象でよかったです。
・佐藤和栄 展/界面 @exhibit LIVE & Moris(7/18〜7/23)
手すりのようなものが作品に奥行きを持たせている、夢想的な作品。
落ち着いた色彩と共に、緩やかな感触が心地よかったです。
・出射茂展 @ごらくギャラリー(7/4〜7/23)
http://www.h6.dion.ne.jp./~goraku.g/Idei_2005/Idei_2005.html
油彩ですが、パステル調のぼやけた風景に、金箔による線画が上から描き足されていて、さらに作品によっては蝋も使用されていて、ひとつの作品にさまざまな距離感の視点が存在するユニークな作品でした。
正直な感想としてちょっと「?」な作品もありましたが(取っ手が付けられている作品など)、心地よく感じられる「違和感」というのは面白いです。
・北見隆「LA FOLIA 2」 @SPACE YUI(7/18〜7/27)
http://www.spaceyui.com/gallery/schedule/image/kitami.htm
先日、銀座の巷房で拝見した北見さんの、今度は青山の裏通りにある自然光が入ってくるギャラリーでの展示。
今回はリトグラフ作品に加えて石膏などによるオブジェも多く展示されていて、平面作品とオブジェそれぞれの色彩が近寄っていて、スペース全体に統一感がありました。
「植物学者」に再びお目にかかれたのも嬉しかったです。
以下はあらためて。
・まえかわみずえ展 さよならにっぽん。 @フタバ画廊(7/18〜7/24)
・水野温子展「原風景」@GALLERY HOUSE MAYA(7/18〜7/23)
http://www.gallery-h-maya.com/frame02.html
画面表面の凹凸感が見事な岩絵具の作品で、描かれるのはカンディンスキーの抽象画に登場するなぞの物体をフィーチャーしたようなもの。
一見グロテスクな風貌ですが、変な言い方ですが、慣れてくるとけっこう可愛い感じです。
一点だけ、3点ひと組の作品があってこのコンセプトがなかなか面白く、これのもっとスケールの大きいバージョン(十数点ひと組、みたいな)を観てみたい気がしました。
・3人展 境真友美・安間千桂・山下永 @Gallery 銀座フォレストミニ(7/18〜7/23)
これまでいろんな展示を拝見してきて思っているのですが、こういうのを作らせると「ムサビ」の人は本当に上手い!
境真友美さんの陶製の白い酒器、日本酒がこれで出てきたら嬉しいだろうな、とイメージが湧きます。
安間千桂さんのガラス工芸、何層にも重ねられて分厚いガラスのオブジェ、その中に模様が閉じ込められていて面白いです。
山下永さんの皮紐を使った金工のペンダントなど。こちらもなかなか渋い感じがお洒落に思えました。
・構造考2005 青木正夫 @村松画廊(7/11〜7/23)
ガラス張りのギャラリーで、外から覗くと手描きのCGといった印象でしたが、実際に作品をじっくり観てみると立体感があり、この作品が「動かない」のがすごくもったいなく思えました。
・兵頭浩章展「クジランド」 @シロタ画廊(7/18〜7/23)
http://gaden.jp/shirota/2005/050718.html
巨大なクジラがいるスケールの大きなファンタジックな作品。
空中に浮かぶようなクジラの眼下にはスタジアムや街並みが広がっていたりしてましす。
明るく輝く夜を連想しました。
・山崎宏展 @OギャラリーUP・S(7/18〜7/24)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/yamahiro.html
李禹煥を連想させるような、金と銀の画面に、分割された紺の大きなドットが散らばる作品。
クオリティとコンセプトのどちらを優先するか、ということを考えさせられました。
・岩城大介展 T-BOX(7/18〜7/24)
http://www.tbox.co.jp/tbox/2005/050718.html
岩絵具による、スケールが大きいのにのんびりした感触が印象的な作品。
ざっくり描かれ大木の幹や鳥の姿に、子供のころよく観てた「まんが日本むかしばなし」の風景を連想、何だか懐かしい気分です。
・黒崎典子展 @Oギャラリー(7/18〜7/24)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/kurosa.html
油彩による作品で、透明感のある小さな画面の中で何かが揺らめくような感じです。
色彩もこの季節にぴったりの涼しげな印象でよかったです。
・佐藤和栄 展/界面 @exhibit LIVE & Moris(7/18〜7/23)
手すりのようなものが作品に奥行きを持たせている、夢想的な作品。
落ち着いた色彩と共に、緩やかな感触が心地よかったです。
・出射茂展 @ごらくギャラリー(7/4〜7/23)
http://www.h6.dion.ne.jp./~goraku.g/Idei_2005/Idei_2005.html
油彩ですが、パステル調のぼやけた風景に、金箔による線画が上から描き足されていて、さらに作品によっては蝋も使用されていて、ひとつの作品にさまざまな距離感の視点が存在するユニークな作品でした。
正直な感想としてちょっと「?」な作品もありましたが(取っ手が付けられている作品など)、心地よく感じられる「違和感」というのは面白いです。
・北見隆「LA FOLIA 2」 @SPACE YUI(7/18〜7/27)
http://www.spaceyui.com/gallery/schedule/image/kitami.htm
先日、銀座の巷房で拝見した北見さんの、今度は青山の裏通りにある自然光が入ってくるギャラリーでの展示。
今回はリトグラフ作品に加えて石膏などによるオブジェも多く展示されていて、平面作品とオブジェそれぞれの色彩が近寄っていて、スペース全体に統一感がありました。
「植物学者」に再びお目にかかれたのも嬉しかったです。
以下はあらためて。
・まえかわみずえ展 さよならにっぽん。 @フタバ画廊(7/18〜7/24)
・水野温子展「原風景」@GALLERY HOUSE MAYA(7/18〜7/23)
http://www.gallery-h-maya.com/frame02.html
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