Oギャラリーにて。(6/27〜7/3)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/nisimu.html

入口から右手には木製の壁を模した大きなオブジェ。
左手には赤く染められたカーテンの布を木枠に張り、それぞれに単語を書いてあるもの。
その他にも、小さな壁掛けのオブジェなど。

先のイラク戦争からインスパイアされた作品で、それぞれ、例えば平和をテーマに歌ったミュージシャンの曲の歌詞の引用だったり、言葉などによるいろんなメッセージが配置されていました。
染められた赤は「血」をイメージしているとのことでした。

作者の心意気は分かります。
しかし、ホントに正直な感想なのですが、どうしても「だから何?」と思ってしまいます。

こういう形で問題提起することで、観た人は確かに少しは考えるかも知れないですが、だからといってイラクの現状が変わるわけではなく、大変失礼なことを申し上げると、これらの作品を製作する労力やコストを、それはそれで微々たるものかも知れないですが、もっと直接的なことに費やした方が良いのでは、と。。。

西村さんからいろいろと作品のコンセプトを説明していただいたのですが、やはりこのあたりの違和感が拭えず、そのことを西村賛意お伝えしたら快く聞いてくださって。。。
先日のパルコミュージアムでの平和ポスター展は面白かったのですが、やはりこのテのアートは難しいんだ、と思います。

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