SCAI THE BATHHOUSEにて。(5/12〜6/18)
http://www.scaithebathhouse.com/main/03exhibition/data/FilmsandPaintings/ja.html

・・・なんていうか、和み系の作品って感じでした。

入口右手に白地に黒のフェルト(のようなもの)による太い線で描かれた女性の身体の線画の作品。
すごく分かりやすい、取っ付きやすい印象で。
僕には出力に見えたのですが、カラーで風景や肖像が描かれている作品。
こちらもやはり分かりやすい印象で、風景作品はホントにどこかしこで見かけるような親しみのある感触でありつつ、やはりオリジナリティもしっかり感じ取れます。

3点あった映像作品。
まず、湖の風景、湖面がゆらゆらと揺れているもの。
女性の身体の線画で、色っぽくウォーキングしているところ。
女性の肖像で、単純な線で構成された顔のパーツのわずかな動きで表情が変わる、というもの。
どれも数秒の繰り返しの映像(顔のパーツの作品はもう少し長かったか)ですが、特に女性が歩く作品太めの黒の線で描かれた女性の身体のラインが動く様がホントに艶かしくて、すごい洞察力だな、と感心。。。

・・・作品はどれもなんとなくほっとするような、それでいてユーモアも程よくブレンドされている感触でしたが、カウンターに置いてあった作品の価格表を見て、値段がぜんぜん和み系じゃなかったです(大汗)。。。
ざっくりいって、展示されている作品の総額でジーコジャパン不動の右サイドの加地が余裕で買える(爆汗)。

もとい。
この人の作品、さりげないところで目に入ってきて、「あ、ジュリアン・オピーだ」って気付いたらすごく嬉しいだろうな、と思います。
特に映像作品なんかが、宮島達男みたいに思わぬところにはめ込まれてたらすごく面白いですよ、絶対。

《感想リンク》
http://blog.goo.ne.jp/alfalive/e/aa231d7c7128d929d4a2bbc4e7658216
http://www.tanigami.jp/blog/archives/2005/05/_films_and_pain.html
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2005/06/skyscai_the_bat_7830.html
http://shimazoff.blog.ocn.ne.jp/first/2005/05/post_811e.html
http://d.hatena.ne.jp/kasuho/20050520
http://yoko.exblog.jp/1993243
http://shutonsu.exblog.jp/2793910/
http://indica.exblog.jp/2929941/
http://blogs.dion.ne.jp/chico/archives/1177138.html
http://souls.exblog.jp/1850775/

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