服部睦美展(6/4)
2005年6月10日 アート巷房にて。(5/30〜6/4)
http://www.kgs-tokyo.jp/interview/2005/050530c/0530c.htm
銅と真鍮によるオブジェ(一部、木材などの他の素材が使われています)。
明るい金色をした真鍮。
それと比べると、落ち着いた渋い色調の銅。
おたがいの材質が引き立てあい、大変納まりがよく落ち着いた、それでいてすごくファンタスティックでさまざまな想像が頭をよぎる、大変楽しい作品たち。
乗り物系。
壁にかけられた作品で、船のようなものは、銅製の本体からたくさんの羽根が。側面に広げられた扇状のものや、前後と船の上にある風車状のもの(実際には動かないように固定されていましたが)を観て、これらの羽根が風を受けて船が空を進む姿を想像...。
壁に取り付けられた小さな木製の台の上には、羽根と車輪が付いた車。手のひらに乗るくらいの大きさで、これがもうめちゃくちゃかわいい!
建物系。
銅の台の上に真鍮の塔。その内側にちいさな家のようなものがあったりします。
中には、いちばん上に大きな歯車が乗っかっているものも。
こちらもそれぞれ楽しげで。。。
作品を拝見して、例えば塔を形成する部分や車に付いている羽根、これらは細い真鍮の棒で組まれたような感じなのですが、実際は板から穴をくり抜いて、檻状になるように細く残していくとのこと。
よく見ると確かに微妙にまがっていたりして、それはそれでハンドメイドの暖かみがこういうところから伝わってきます。
また、一部の大きなネジは服部さんご自身が製作されているそうで(そういえば中学の技術の授業でやったことを思い出したり)。相当の部分がハンドメイドで、これにはかなり驚きました。
服部さんからは、金属の素材の面白さ、奥深さ(今回使用されている真鍮や銅にとどまらず、鉄やアルミニウムについても)なども伺えました。
今回はそれぞれの作品を展示されているかたちで、それぞれの作品をじっくり細かいところまで観ることができて大変興味深かったのですが、これらの作品がひとつの世界に組み込まれたインスタレーションで拝見できたらまた違った面白さが出るのかも、と、こういう方面にまで想像が向かってしまいました。
たった一週間の展示というのは惜しいです・・。
《感想リンク》
http://31a0334.blog5.fc2.com/blog-entry-23.html
http://www.kgs-tokyo.jp/interview/2005/050530c/0530c.htm
銅と真鍮によるオブジェ(一部、木材などの他の素材が使われています)。
明るい金色をした真鍮。
それと比べると、落ち着いた渋い色調の銅。
おたがいの材質が引き立てあい、大変納まりがよく落ち着いた、それでいてすごくファンタスティックでさまざまな想像が頭をよぎる、大変楽しい作品たち。
乗り物系。
壁にかけられた作品で、船のようなものは、銅製の本体からたくさんの羽根が。側面に広げられた扇状のものや、前後と船の上にある風車状のもの(実際には動かないように固定されていましたが)を観て、これらの羽根が風を受けて船が空を進む姿を想像...。
壁に取り付けられた小さな木製の台の上には、羽根と車輪が付いた車。手のひらに乗るくらいの大きさで、これがもうめちゃくちゃかわいい!
建物系。
銅の台の上に真鍮の塔。その内側にちいさな家のようなものがあったりします。
中には、いちばん上に大きな歯車が乗っかっているものも。
こちらもそれぞれ楽しげで。。。
作品を拝見して、例えば塔を形成する部分や車に付いている羽根、これらは細い真鍮の棒で組まれたような感じなのですが、実際は板から穴をくり抜いて、檻状になるように細く残していくとのこと。
よく見ると確かに微妙にまがっていたりして、それはそれでハンドメイドの暖かみがこういうところから伝わってきます。
また、一部の大きなネジは服部さんご自身が製作されているそうで(そういえば中学の技術の授業でやったことを思い出したり)。相当の部分がハンドメイドで、これにはかなり驚きました。
服部さんからは、金属の素材の面白さ、奥深さ(今回使用されている真鍮や銅にとどまらず、鉄やアルミニウムについても)なども伺えました。
今回はそれぞれの作品を展示されているかたちで、それぞれの作品をじっくり細かいところまで観ることができて大変興味深かったのですが、これらの作品がひとつの世界に組み込まれたインスタレーションで拝見できたらまた違った面白さが出るのかも、と、こういう方面にまで想像が向かってしまいました。
たった一週間の展示というのは惜しいです・・。
《感想リンク》
http://31a0334.blog5.fc2.com/blog-entry-23.html
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