祝迫義郎展(5/28)
2005年5月31日 アートギャラリー山口B1Fにて。(5/23〜5/28)
http://gaden.jp/yamaguchi/2005/050523b.htm
彫金の作品。
たったの6点でしたが、充分に楽しい、印象に残る展示でした。
台に乗せられた作品が4点、壁にかかっているのが2点。
それぞれユーモアが溢れていて、キャプションにはユニークなタイトルと共に作品に込められたメッセージも書いてありました。
そしてなにより丁寧に製作されていて、それでこその説得力。
金属の質感はそのまま活かされているのも良い感じです。
「防犯対策」や「覚醒」のヤドカリは甲殻類の関節のひとつひとつから顔のパーツ、触角に至るまでが精密に再現されていてリアルで、「防犯対策」では貝の蓋にセキュリティシステムが搭載されていてその近未来的な感じが格好良かったです。
お腹が空いているとかわいいブタもハムに見えてくるという「幻覚『hungry?』」は2匹のブタがそれぞれ腸詰めのソーセージとネットに包まれたボンレスハムになっていて、その佇まいはなんともコミカル。
怒って膨らんだフグにサイコロの目があしらわれた「怒ルト決マラズ」、表情は魚というよりも人に近かったりして、こちらも面白い!
壁にかけられた作品は的がモチーフになっていました。
的自身がいつも狙われていることの不満が表情に現れた「狙われる運命」。
虫を追っているカメレオンが的を這っていて、自身も狙われているという「ふたつの標的」。爬虫類の皮膚のざらついた質感が再現されているのもすごいです。
小さなスペースにけっこうな数の方がいらっしゃってて残念ながら祝迫さんとはお話しできなかったのですが(これだけの作品を拝見してしまうといろいろと聞いてみたくなります)、製作の手間などを想像するとどんどんできるものではないと思われますが、次にどんな作品が登場するか大変楽しみです。
http://gaden.jp/yamaguchi/2005/050523b.htm
彫金の作品。
たったの6点でしたが、充分に楽しい、印象に残る展示でした。
台に乗せられた作品が4点、壁にかかっているのが2点。
それぞれユーモアが溢れていて、キャプションにはユニークなタイトルと共に作品に込められたメッセージも書いてありました。
そしてなにより丁寧に製作されていて、それでこその説得力。
金属の質感はそのまま活かされているのも良い感じです。
「防犯対策」や「覚醒」のヤドカリは甲殻類の関節のひとつひとつから顔のパーツ、触角に至るまでが精密に再現されていてリアルで、「防犯対策」では貝の蓋にセキュリティシステムが搭載されていてその近未来的な感じが格好良かったです。
お腹が空いているとかわいいブタもハムに見えてくるという「幻覚『hungry?』」は2匹のブタがそれぞれ腸詰めのソーセージとネットに包まれたボンレスハムになっていて、その佇まいはなんともコミカル。
怒って膨らんだフグにサイコロの目があしらわれた「怒ルト決マラズ」、表情は魚というよりも人に近かったりして、こちらも面白い!
壁にかけられた作品は的がモチーフになっていました。
的自身がいつも狙われていることの不満が表情に現れた「狙われる運命」。
虫を追っているカメレオンが的を這っていて、自身も狙われているという「ふたつの標的」。爬虫類の皮膚のざらついた質感が再現されているのもすごいです。
小さなスペースにけっこうな数の方がいらっしゃってて残念ながら祝迫さんとはお話しできなかったのですが(これだけの作品を拝見してしまうといろいろと聞いてみたくなります)、製作の手間などを想像するとどんどんできるものではないと思われますが、次にどんな作品が登場するか大変楽しみです。
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