不忍画廊にて。(5/18〜5/28)現在開催中!
http://www.shinobazu.com/schedule.htm#kadosaka

精密な銅版画です。
その精密さ、かなりびっくりしました。

エングレーヴィングという先が相当に鋭利なニードルで版に彫り込まれて製作された銅版画は、その細い線1本1本が、潰れることなくしっかりと「線」であることに、まず驚嘆。
そして、その細い線が集まることでさまざまなもの・・・折れる巨木、街並みといった(距離的に)比較的身近に感じられる風景から、空の奥まで見渡しているような遠い山並といったスケールの大きい風景まで、さまざまな情景を現していて、とにかく感動的です。

画廊のスタッフの方に伺ったところ、もともと門坂さんはドローイングの作品を主に製作されてたそうで、この展示にも2点だけ、女性を描いた作品が展示されていて、こちらも銅版画と同様に線で構成されていました。虹のような色彩が印象的。

過去の作品も見せていただいて、エッチングの作品もあって、こちらはエングレーヴィングの作品と比べてにじむような広がりがあって、味わいが違っていたのも面白かったです。

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