秘すれば花 東アジアの現代美術/ストーリーテラーズ −アートが紡ぐ物語−(5/7)
2005年5月12日 アート森美術館にて。(3/29〜6/19)
GW期間中、最後に観た展覧会で、2つの企画が同時開催。
この手の企画ではいつもそうですが(森美術館では特に)、ダイレクトに「良い!」と感じるもの、楽しむために説明が必要と感じるもの、「ちょっとどうかな」と思うもの、さまざまな作品が混在してました。
もっとも、人それぞれに感想が違うのが現代アートの醍醐味でもあるので、それはそれでOKです。
※もしこれからの方がいらっしゃれば、入口で配付されているパンフレットにまず目を通してからご覧になることをお勧めしておきます。
・秘すれば花 東アジアの現代美術
http://www.mori.art.museum/contents/eleganceofsilence/index.html
「第一章 山水」は外の風景がテーマ。
森美術館ならではの豪勢なインスタレーションが、まず大きなインパクトで目に飛び込んできました。
ソン・ジョンウンの川を模したようにずらりと床に並べられたプラスチックコップ、その上を飛ぶ漢字の「鳥」の大群。これはシュ・ビンの作品で、壁に掲載されていた製作過程のメモで分かったのですが、床から天井に向かうにつれて漢字の「鳥」が少しずつ象形へと形を変えていっていました。
そしてそのそばには、スゥ・ドーホーの門が。
平面作品では、細かい文字の集合で水墨画風の風景画を描いたユ・スンホの作品が印象的。その質感から一目で分かる丸山直文の作品があったのも嬉しかったです。
「第二章 風水」は、室内。
こちらのトップには山口晃。例によって細かく描き込まれた作品もありましたが、それより移動式茶屋だかがあって、この床下にさりげなく置かれたみかん箱に内心爆笑。
奥まったスペースにぽつりと静かに咲いている須田悦弘の作品。ここだけは会場全体の騒々しさからかけ離れた雰囲気を感じました。
伊庭靖子の布団やクッションの絵が観られたのも嬉しかったのですが、できればもっと大きな作品を展示してほしかったです。
こちらには、無駄に内省的に思えるインスタレーションも。
食卓とか寝室とかをそのまま提示されても(僕にはそう見えました)困るなぁ、と。
また、バスルームを模したスペースの中の各所に細かいオブジェを配してそれを虫眼鏡で観るのもどうかと。
・ストーリーテラーズ −アートが紡ぐ物語−
http://www.mori.art.museum/contents/storytellers/index.html
映像作品が多くて、さすがに全部は観られず。
スタッフの方に全てみたらどれくらいかかるか尋ねてみたのですが、1時間くらいは、とのこと。
もっとも、最初から通して観るとなるとそれぞれに始まる時間が合わせてあるわけでもなさそうなので、本気で全部観ようと思ったら相当時間(と体力、あと腹具合も)に余裕をもってないと無理かと。
ちなみの僕がチェックした映像作品は、テリーザ・ハバード/アレクサンダー・ビルヒラー、エイヤ=リーサ・アハティラ、鴻池朋子。
写真もけっこうありましたが、あまり面白いとは思えず...。
とにかく相当なボリュームでした。
いろいろギャラリーを回った後に観たこともあって、疲れました。。。
できればもう一度、余裕をもって見に行きたいですが...。
《感想リンク》
http://blog.goo.ne.jp/feltmountain/e/9783f4f84521a7b7c6b670ff6f2faa7e
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/bdf11091d5a534c9040496be588d9b97
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/ad253961eac3d252ecb7c8f57db60790
http://blog.livedoor.jp/artbeans/archives/18516745.html
http://cinra.sweetbox.ws/archives/208495.html
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=238
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=239
http://stray-cat.way-nifty.com/words/2005/04/elegance_of_sil_91db.html
http://tatelog.blog4.fc2.com/blog-entry-19.html
http://a-third.cocolog-nifty.com/th/2005/03/post_4.html
http://ayya.exblog.jp/1852827/
http://hi9v9.ameblo.jp/entry-d4d356c42b376e0b7f4067d1ba324fe9.html
http://strnm.exblog.jp/2515182
GW期間中、最後に観た展覧会で、2つの企画が同時開催。
この手の企画ではいつもそうですが(森美術館では特に)、ダイレクトに「良い!」と感じるもの、楽しむために説明が必要と感じるもの、「ちょっとどうかな」と思うもの、さまざまな作品が混在してました。
もっとも、人それぞれに感想が違うのが現代アートの醍醐味でもあるので、それはそれでOKです。
※もしこれからの方がいらっしゃれば、入口で配付されているパンフレットにまず目を通してからご覧になることをお勧めしておきます。
・秘すれば花 東アジアの現代美術
http://www.mori.art.museum/contents/eleganceofsilence/index.html
「第一章 山水」は外の風景がテーマ。
森美術館ならではの豪勢なインスタレーションが、まず大きなインパクトで目に飛び込んできました。
ソン・ジョンウンの川を模したようにずらりと床に並べられたプラスチックコップ、その上を飛ぶ漢字の「鳥」の大群。これはシュ・ビンの作品で、壁に掲載されていた製作過程のメモで分かったのですが、床から天井に向かうにつれて漢字の「鳥」が少しずつ象形へと形を変えていっていました。
そしてそのそばには、スゥ・ドーホーの門が。
平面作品では、細かい文字の集合で水墨画風の風景画を描いたユ・スンホの作品が印象的。その質感から一目で分かる丸山直文の作品があったのも嬉しかったです。
「第二章 風水」は、室内。
こちらのトップには山口晃。例によって細かく描き込まれた作品もありましたが、それより移動式茶屋だかがあって、この床下にさりげなく置かれたみかん箱に内心爆笑。
奥まったスペースにぽつりと静かに咲いている須田悦弘の作品。ここだけは会場全体の騒々しさからかけ離れた雰囲気を感じました。
伊庭靖子の布団やクッションの絵が観られたのも嬉しかったのですが、できればもっと大きな作品を展示してほしかったです。
こちらには、無駄に内省的に思えるインスタレーションも。
食卓とか寝室とかをそのまま提示されても(僕にはそう見えました)困るなぁ、と。
また、バスルームを模したスペースの中の各所に細かいオブジェを配してそれを虫眼鏡で観るのもどうかと。
・ストーリーテラーズ −アートが紡ぐ物語−
http://www.mori.art.museum/contents/storytellers/index.html
映像作品が多くて、さすがに全部は観られず。
スタッフの方に全てみたらどれくらいかかるか尋ねてみたのですが、1時間くらいは、とのこと。
もっとも、最初から通して観るとなるとそれぞれに始まる時間が合わせてあるわけでもなさそうなので、本気で全部観ようと思ったら相当時間(と体力、あと腹具合も)に余裕をもってないと無理かと。
ちなみの僕がチェックした映像作品は、テリーザ・ハバード/アレクサンダー・ビルヒラー、エイヤ=リーサ・アハティラ、鴻池朋子。
写真もけっこうありましたが、あまり面白いとは思えず...。
とにかく相当なボリュームでした。
いろいろギャラリーを回った後に観たこともあって、疲れました。。。
できればもう一度、余裕をもって見に行きたいですが...。
《感想リンク》
http://blog.goo.ne.jp/feltmountain/e/9783f4f84521a7b7c6b670ff6f2faa7e
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/bdf11091d5a534c9040496be588d9b97
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/ad253961eac3d252ecb7c8f57db60790
http://blog.livedoor.jp/artbeans/archives/18516745.html
http://cinra.sweetbox.ws/archives/208495.html
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=238
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=239
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http://hi9v9.ameblo.jp/entry-d4d356c42b376e0b7f4067d1ba324fe9.html
http://strnm.exblog.jp/2515182
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