北見隆版画展(5/3)
2005年5月11日 アート コメント (1)巷房+階段下にて。(5/1〜5/7)
リトグラフ中心の展示。
憂いを帯びたような表情の女性が描かれている作品が多かったのですが、その女性の雰囲気はなんとなく有元利夫のそれに近いような気がしました(北見さんにお話しすると、実際にそういうふうに言われることも多いそうです)。
多くの作品が3、4回刷られていて、最初が紙全体の色を刷られたものも。
(銅版や木版と違って、という意味で)リトグラフ独特のデザイン的に乾いた味わい(自分で書いていて良く分からないのですが、この言葉が一番手季節に思えるので・・・)も良い感じです。
また、作品によっては額の中に鉛筆と消しゴムも配置されているような、ちょっと嬉しくなる遊び心が加えられたものも。
そして、1点だけ、大きなドローイングの作品が。
この作品は古い洋書のページが張り合わせられている画面に、さkの女性にも通ずるようなヨーロッパの中世を連想させる学者の全身像が描かれていました。
この作品はまず洋書のページに描いてから、それらを張り合わせたとのことで、そのお話を伺って改めて拝見すると、例えば学者が着るジャケットの色がページごとに違っていたりして、そういう発見も面白い作品でした。
リトグラフ中心の展示。
憂いを帯びたような表情の女性が描かれている作品が多かったのですが、その女性の雰囲気はなんとなく有元利夫のそれに近いような気がしました(北見さんにお話しすると、実際にそういうふうに言われることも多いそうです)。
多くの作品が3、4回刷られていて、最初が紙全体の色を刷られたものも。
(銅版や木版と違って、という意味で)リトグラフ独特のデザイン的に乾いた味わい(自分で書いていて良く分からないのですが、この言葉が一番手季節に思えるので・・・)も良い感じです。
また、作品によっては額の中に鉛筆と消しゴムも配置されているような、ちょっと嬉しくなる遊び心が加えられたものも。
そして、1点だけ、大きなドローイングの作品が。
この作品は古い洋書のページが張り合わせられている画面に、さkの女性にも通ずるようなヨーロッパの中世を連想させる学者の全身像が描かれていました。
この作品はまず洋書のページに描いてから、それらを張り合わせたとのことで、そのお話を伺って改めて拝見すると、例えば学者が着るジャケットの色がページごとに違っていたりして、そういう発見も面白い作品でした。
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