ギャラリー池田美術にて。(4/4〜4/23)
http://kgs-tokyo.jp/ikeda/2005/050404.htm

前日にオペラシティで山口の巨大な版画作品を目にしていてそれに圧倒されたのがまだ強く印象に残っているタイミングで、この展示を観ることができたのは大変な幸運。

この人の銅版画作品はとにかくその焦げたような黒のインパクトが強烈で、ホントにまるで版で色を付けた部分は廃油か何かが炭化してるのでは、と錯覚してしまうほど。
こちらでは銅版画作品は(さすがに前日とくらべれば当然ですが)小品で、それでもその黒の迫力は健在、しかも新作だからなのか、その黒の鮮度が落ちていないような感じで、より生命感に溢れていたように思えました。
無論、描かれる題材もメッセージ性が強く感じられます。

そしてこの企画展のハイライトは、壁いっぱいの木版画。
同じ題材の比較的小さな銅版画もあるようで、こちらは実物ではなかったのですが、同じ作歌による作品であるからこそ、銅版と木版の味わいの違いを堪能できました。
木版でもやはり相当な迫力です。。。

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