ぎゃらりぃ朋にて。(4/15〜4/23)

絵を好きになって本当に良かったと思う。。。

鉛筆画とテンペラ・油彩の作品。
まず鉛筆画。
人物(女性)の絵が中心で、そのなかに1点だけ、西洋の彫刻建築のような絵。柱が水面に映っていて、鉛筆画にあってこれほどの透明感。

続いてテンペラ・油彩の作品。
女性、風景、風景の中にいる女性、というパターンの作品。
このうち、風景の中にいる女性の作品に感動。。。
こちらはDMに載っていた作品で、DMを拝見したときはそういう絵、というほどにしか思わなかったのですが、いざ実物を拝見したときの驚き、感動といったら・・・。
森の中にある湖、その淵に仰向けに浮かぶ女性。
岸辺には樹々、草が生い茂り、奥のほうには空が広がっていて...。
とにかく描かれるすべてのものがひとつひとつ丁寧に、精緻に描かれているのはもちろん、水面が陽の光を反射して白く輝くさまがこれ以上ないほどに美しく描かれていて、思わずこの作品だけをじっくりと観てしまいました、というより、動けなかった。。。

これまでテンペラ画というとどうしても押し付けがましい宗教性みたいなものを感じてしまって新旧問わずちょっと苦手でしたが、今回初めて心からテンペラ画に感動できました。押し付けがましくなく、ピュアな神々しさ。

村社さんのお話では、もともと女性と風景とを別々に描いていたのが、一緒に描きたくなったそうで、今回の展示に合わせて風景の中にいる女性の絵を描き上げられたとのこと。
また、村社さんは現在上海にお住まいとのことですが、年に何回かは日本で個展を開かれるそうで。
いつになるか分かりませんが、村社さんの作品を次ぎに吐拝見できるのを楽しみです。。。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索