鴻池朋子展「草原に不時着」(4/23)
2005年4月26日 アートミヅマアートギャラリーにて。(4/20〜5/21)
http://www.mizuma-art.co.jp/news_j.html
「MOT ANNUAL」で観た鴻池朋子さんの個展。
プリントの作品が主に展示されていますが、その中にあっていちばんインパクトが大きいのが、入口右手の壁いっぱいの大きさの作品、もちろんこれは原画。
パネルに張られた雲色麻紙に描かれた絵。
この個展のタイトルはここから来ているのかな、と連想させる、広がる草原の上、遠くから迫るような竜巻。その竜巻に巻き込まれる女の子。そして空を舞う無数のナイフ。
初めて観た時からそうなんですが、とにかく一度観るともう絶対忘れられない強烈なインパクトがあります。
MOT ANNUALでは暗い空間でミラーボールが照らす中だったので作品を空間の雰囲気を体験するような感じだったのですが、今回はもっとじっくりと絵そのものを観ることができまして。。。
アクリルと墨とで描かれているのですが、ほとんどが細い筆で描かれているようで、その細い線が作り出す流れの集合ですべてが描かれていることに感嘆。。。
もともとひとつひとつの線は薄塗りで麻紙の色がそのままの箇所もけっこうあるのですが、そのわずかな濃が生み出す引力のようなものに、こうやって観ているだけでもなんだか作品の世界に呑み込まれそうな気分に。
その他のプリントの作品は、それぞれ鴻池さんによる独特なシュールな世界が展開されていて、こちらもなかなかの見応えです。
《感想リンク》
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/987e572d494314823e8b245a00301638
http://www.mizuma-art.co.jp/news_j.html
「MOT ANNUAL」で観た鴻池朋子さんの個展。
プリントの作品が主に展示されていますが、その中にあっていちばんインパクトが大きいのが、入口右手の壁いっぱいの大きさの作品、もちろんこれは原画。
パネルに張られた雲色麻紙に描かれた絵。
この個展のタイトルはここから来ているのかな、と連想させる、広がる草原の上、遠くから迫るような竜巻。その竜巻に巻き込まれる女の子。そして空を舞う無数のナイフ。
初めて観た時からそうなんですが、とにかく一度観るともう絶対忘れられない強烈なインパクトがあります。
MOT ANNUALでは暗い空間でミラーボールが照らす中だったので作品を空間の雰囲気を体験するような感じだったのですが、今回はもっとじっくりと絵そのものを観ることができまして。。。
アクリルと墨とで描かれているのですが、ほとんどが細い筆で描かれているようで、その細い線が作り出す流れの集合ですべてが描かれていることに感嘆。。。
もともとひとつひとつの線は薄塗りで麻紙の色がそのままの箇所もけっこうあるのですが、そのわずかな濃が生み出す引力のようなものに、こうやって観ているだけでもなんだか作品の世界に呑み込まれそうな気分に。
その他のプリントの作品は、それぞれ鴻池さんによる独特なシュールな世界が展開されていて、こちらもなかなかの見応えです。
《感想リンク》
http://blog.goo.ne.jp/pizz/e/987e572d494314823e8b245a00301638
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