スルガ台画廊にて。(4/11〜4/16)

日本画です。
若い日本画家の作品を観るたびにいろんな発見があって楽しいのですが、今回拝見した大河原さんも例にもれず。

画廊に入って右手、屏風に描かれた桜。
大きいということもあって、見応えがありました。

正面の壁に女の子のポートレート風の作品。
さわやかな色彩が心地よいです。

左手、そして入口側の壁に、いくつかの小品。
描かれているものは木の枝や実(ちょっと記憶が飛んでて申し訳ないのですが)。
それぞれていねいに描かれていて、それだけでも良いな、と思ってしまうのですが、ここでユニークに感じたのが画面。
先日拝見した川瀬伊人さんの作品に似て、いくつかの作品ではそれぞれ大小の方眼が見受けられます。そしてその方眼の味わいも違っていて...。
川瀬さんは銀箔でしたが、大河原さんは金箔を使われているとのこと。
それが、和紙に独特の黄味を与えているのかな、と...。
また、小さな方眼は和紙を3枚重ねにしてその風合いを出しているそうです。

こういう話はいつ聞いても新鮮です。

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