OPA gallery・shopにて。(4/15〜4/27)現在会期中、ぜひ!
http://www.geocities.jp/opa_gs/html/event200500415.htm

昨年美篶堂でお目にかかった中村晴子さんからお知らせをいただいたこの企画展、出展される作家は中村さんの他にもはまのゆかさん、長野ともこさんと、これまでに個展で拝見して印象に残っている方々の名前もあって、期待して行ってきました。

青山、246通りから少し入ったところにあるこのギャラリーは大変ちいさくて、このスペースに20名以上の作家の作品がところ狭しと展示されていました。

まず、既知の作家の作品からチェック。

中村晴子さんの作品は、前回の展示でも女の子と花の絵だったのでそういうほのぼのとした雰囲気かな、と思っていたら・・・数輪の朝顔と、その合間を漂う金魚の絵。
爽やかさと可憐さの両方を感じます。薄く色付く朝顔の花も、様々な色を纏った金魚も、とにかくきれいです。

長野ともこさんは、もってりした筆遣いがそのままで、明るい色彩と合わせて素朴な感じが気持ちいいです。

はまのゆかさん。家があって、庭に草花があって、屋根の上にはブタさん一家が座ってて、家の後ろにはこんもりした山があって...。
のんびりした風景ですが、小さな画面のなかにいろんなものが細かく描き込まれていて、そのひとつひとつをしっかり眺めるのも楽しかったりします。

初めて拝見する方のなかでは、木村晴美さんの作品が。
2点あって、ひとつはいろんな模様の茶色系統でまとめられたキューブが積み重なった上にちょこんと葉っぱがある絵。
ぱっと観て、ひとつひとつの色の端のところがくっきりしているのでてっきりステンシルかと思うような質感でしたが、そうではなくて水彩で描き、端の部分には厚く絵の具が残るようにして、内側は余分な絵の具を吸い取って薄い色にするとのこと。
何だか不思議なものが描かれているのですが、なんとも楽しげで。

他にも精緻な花の絵やコミカルなものなど様々なスタイルの作品があって、いろいろ観られて満足の企画でした。

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