町田久美< Sadeーサドに>(4/2)
2005年4月7日 アートAPS西村画廊にて。(3/15〜4/2)
http://www.nishimura-gallery.com/exhibition/2005/sade.html
先日のVOCA展で拝見して気になった作家のひとり、町田久美さんの個展。その時は大きな作品でしたが、こちらでは比較的小さな作品が中心。
麻紙に墨で描かれた線画に、一部、色が入ったグロテスクな人。
身体の一部が機械のようになっていたり、爬虫類とか、人とは別の生き物を想像してしまうような表情をしていたり。
そしてすごく細かく描かれているのも印象的。日本画的な「墨絵」の質感と現代的・近未来的な絵とのミスマッチも、麻紙のベージュ色の味わいと墨の青味がかった黒で描かれることでさらに強調されて、見入ってしまいます。
またその中にわずかだけ入っている赤や真っ白や紺といった色彩が絶妙なアクセントとなっていて、より鮮やかに感じられます。
ここで展示された作品はすべて一枚一枚完結した世界があったように思えましたが(一部、本の挿し絵だったようですが)、もしも連作となっていて、数点でまとめて観ることで何らかのストーリーが伝わってくるような作品があればどんな印象を受けるだろう、と想像・・・。
もっといろいろと拝見してみたいと強く思いました。
《感想リンク》
http://a-third.cocolog-nifty.com/th/2005/03/a_sade.html
http://koso.jugem.jp/?eid=328
http://www.nishimura-gallery.com/exhibition/2005/sade.html
先日のVOCA展で拝見して気になった作家のひとり、町田久美さんの個展。その時は大きな作品でしたが、こちらでは比較的小さな作品が中心。
麻紙に墨で描かれた線画に、一部、色が入ったグロテスクな人。
身体の一部が機械のようになっていたり、爬虫類とか、人とは別の生き物を想像してしまうような表情をしていたり。
そしてすごく細かく描かれているのも印象的。日本画的な「墨絵」の質感と現代的・近未来的な絵とのミスマッチも、麻紙のベージュ色の味わいと墨の青味がかった黒で描かれることでさらに強調されて、見入ってしまいます。
またその中にわずかだけ入っている赤や真っ白や紺といった色彩が絶妙なアクセントとなっていて、より鮮やかに感じられます。
ここで展示された作品はすべて一枚一枚完結した世界があったように思えましたが(一部、本の挿し絵だったようですが)、もしも連作となっていて、数点でまとめて観ることで何らかのストーリーが伝わってくるような作品があればどんな印象を受けるだろう、と想像・・・。
もっといろいろと拝見してみたいと強く思いました。
《感想リンク》
http://a-third.cocolog-nifty.com/th/2005/03/a_sade.html
http://koso.jugem.jp/?eid=328
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