・Humanite lab vol.2 太田麻里展 unfinished zoo ∞(3/28〜4/2)
http://kgs-tokyo.jp/human/2005/050328.html

そこそこ広い韓紙に、ちょこっとだけ描かれたポップな何か。
そのシンプルさは何となく寂しげで、でも安定しているというか、落ち着いた感じ。
同じ大きさの作品がずらりと壁に貼られた空間は、味気ないといえばそうなんですが、その味気なさも何となく心地よいような。
太田さんはいろんな紙をいろいろと試しているようで、和紙の大きな作品や、トレーシングペーパーによる作品もファイルにいっぱい。。。
・・・今回拝見した限りではやっぱり何か足りない感じは否めないのですが、もっと面白くなるような可能性も感じます。

・川島清新作素描・版画展−雨ふりだき(3/7〜3/26)
http://kgs-tokyo.jp/human/2005/050307.html

会期修了しているはずが、まだ展示されてたおかげで拝見できました。

銅版画は、明らかに同じ版と思われるのに、微妙に、あるいは劇的に違うところがある作品。
これらは一旦刷った版にさらに手を加えて変化させているそうで。
やはり目に見えて分かる変化がある作品はその違いの見比べの面白さもあって、なかなか興味深かったです。
ドローイングは鉛筆画。もう勢いで書きなぐったような抽象表現。

もともとこの作家は立体作品を製作されているとのことで、それらの作品の写真を拝見したらけっこうな迫力。
それらの立体作品といっしょに拝見できたら今回展示されている平面のイメージも立体化されて、もっと面白かったのかも、と。
秋頃には立体作品の展示もあるようなので、気に留めておきたいと思います。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索