淡路町画廊にて。(3/7〜3/19)

僕は、怖いのは苦手です。。。

淡路町画廊は木造の3階建てのギャラリーで、まず1階から観るのですが、そこにはおそらくアクリル絵の具による絵が2作品と、疊と着物を組み合わせただけのものが。
で、絵。正面には日本の家庭の昔のいくつかの場面が描かれたような、回想シーンのような作品、なぜか自分にもそう記憶があったかのような錯覚を覚えてしまうような不思議な印象。
で、もう1枚のが、こちらはひとつの場面を描いたような作品でしたが、画面真ん中に描かれた女の子の顔がのっぺらぼうな上に小さな刃物がいっぱい刺さっているという・・・。

2階はダークな色彩の肖像画と、板に描かれた着物の女の子の絵。
こちらは普通に作品を堪能できました。

3階。
写真を引き伸ばしたような絵で、写真に印字された日時などもそのまま描かれていてユニークなのですが、中央に描かれた赤い和服の女の子、右手は手をつないでいるようなのですが、手をつないでいる相手は揉み消されたような感じに仕上がっていて・・・。
他にも、おじさんや女の子の表情などは暗く、女の子が切る着物だけが鮮やかに描かれていて奇妙なインパクトを受ける作品も。

怖い日本映画の1場面を切り取ったような作品が多かったです。
怖いんですが、綺麗な作品でした。
もっとこの方の作品をいろいろと拝見してみたいです。

高谷優佳さんのHP→http://guizzak.fc2web.com/

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