AXIS GALLERY ANNEXにて。(3/1〜3/7)
http://www.axisinc.co.jp/events_f/events-f.html
風邪も治ったばかりだし寒かったのでどうしようか迷いましたが、結局、気になってたこの企画に行ってきました。
会場に着くとなにやら予想していた雰囲気と違う。奥のスペースにはテーブルとイスとが配置されていて、ほぼ満席。そしてウェイトレスさんがこまごまと動いてる。
「え!Aランチって食事出るのかよ・・・」と、外出直前に自分でかき揚げ丼(病み上がりのわりには大盛り)(だってひとりだと量が増えるのは必然)作って食べてきてお腹いっぱい(次点者で六本木まできてるわけですが、それくらいでは減らない揚げ物カロリー)なのを後悔・・・・・
・・・・
・・・
・・って、説明文見たら、要するにレストランさながらにテーブルに着いて、ウェイトレスさながらのスタッフがお客が観たい作品のオーダーをとってサーブする、というイベントでした。
速攻後悔取り下げ。
ウェイトレスに名前を告げ、ここから20分くらい待って着席。
50種類ほどあるメニューの中から、まず2品チョイス。
作品は1点ずつサーブされます。
・松尾たいこ「そうもく。もえうごく」
パネルではなくハガキよりちょっと大きい板に張られたキャンバス、それぞれ違う9つの絵が描かれていて、3種類の色がそれぞれ3枚ずつ下地に使われていて、同じ色による3枚が、松尾さんがイメージする「春」とのこと。
描かれているもの、鳥、犬、葉、木、山などはきれいに描かれてましたが、ラメも塗布されていてそれはちょっと余計だったように思えました。
・小西真奈「ポータブル・パラダイス」
3段の重箱のなかにそれぞれアクリルの風景画。
小西さんの作品は昨年オペラシティでも拝見していたので(その時の感想はあまりよろしくなかった...)作風は分かっていたおかげでちょっと安心。
ただ、精密な絵を描かれる方ではないので接近して観る「ありがたみ」があまりないといいますか・・・いや、今回拝見した作品は素敵なんですが。
小西さんの作品、見せ方がすごく大事な気がします。
再びメニューを見せていただいて、続けて3品オーダー。
・阪井ようこ「vibration光」
タイトルが気になってオーダーしてみました。
「どんなんがくるかな?」とワクワクして待つこと1分少々。
ウェイトレスさんが運んでくるものを目にして、少なくとも第一印象でタイトルとの相関関係を表現するのは無理な、奇妙キテレツな、針金を使った作品。
「ワー!なんかヘンなのキター!!!」とは、僕の心の声。
いやもう、素で笑ってしまいそうなのを必至で堪えつつなんとかやり過ごしました。
ちなみこの針金のオブジェ、細い針金で「編む」ように制作されてました。
・高橋麻土香「青色のコーヒー/MESSER」
カバンの中からCDプレイヤー、木を綴じたような2冊のテンペラ画の作品。CDプレーヤーからは、音が痩せたロックバンドの演奏と、荘厳なオーケストラの響きが交互に訪れてきます。
作品と音楽との関連性はイマイチよく掴みきれなかったですが・・・。
・穂坂英樹「GLASS INSECT」
最後はこの方のガラス細工。
これはすごかった!
陶の平皿の上に薄紫の砂。そこから薄い葉がはえていて、茎の上には青の蝶のオブジェ。
葉の1枚1枚から丁寧で、蝶は口先のストローに至るまで、とにかく丁寧に製作されていました。
最後にふさわしい文句なしのクオリティのガラス細工。
もういっぱいいっぱいだったのでこれで終わり。
例えばここに、先日オオタファインアーツで拝見した照屋林賢の紙袋のオブジェがあったら・・・
かなり面白い企画でした。行って良かったです。
http://www.axisinc.co.jp/events_f/events-f.html
風邪も治ったばかりだし寒かったのでどうしようか迷いましたが、結局、気になってたこの企画に行ってきました。
会場に着くとなにやら予想していた雰囲気と違う。奥のスペースにはテーブルとイスとが配置されていて、ほぼ満席。そしてウェイトレスさんがこまごまと動いてる。
「え!Aランチって食事出るのかよ・・・」と、外出直前に自分でかき揚げ丼(病み上がりのわりには大盛り)(だってひとりだと量が増えるのは必然)作って食べてきてお腹いっぱい(次点者で六本木まできてるわけですが、それくらいでは減らない揚げ物カロリー)なのを後悔・・・・・
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・・って、説明文見たら、要するにレストランさながらにテーブルに着いて、ウェイトレスさながらのスタッフがお客が観たい作品のオーダーをとってサーブする、というイベントでした。
速攻後悔取り下げ。
ウェイトレスに名前を告げ、ここから20分くらい待って着席。
50種類ほどあるメニューの中から、まず2品チョイス。
作品は1点ずつサーブされます。
・松尾たいこ「そうもく。もえうごく」
パネルではなくハガキよりちょっと大きい板に張られたキャンバス、それぞれ違う9つの絵が描かれていて、3種類の色がそれぞれ3枚ずつ下地に使われていて、同じ色による3枚が、松尾さんがイメージする「春」とのこと。
描かれているもの、鳥、犬、葉、木、山などはきれいに描かれてましたが、ラメも塗布されていてそれはちょっと余計だったように思えました。
・小西真奈「ポータブル・パラダイス」
3段の重箱のなかにそれぞれアクリルの風景画。
小西さんの作品は昨年オペラシティでも拝見していたので(その時の感想はあまりよろしくなかった...)作風は分かっていたおかげでちょっと安心。
ただ、精密な絵を描かれる方ではないので接近して観る「ありがたみ」があまりないといいますか・・・いや、今回拝見した作品は素敵なんですが。
小西さんの作品、見せ方がすごく大事な気がします。
再びメニューを見せていただいて、続けて3品オーダー。
・阪井ようこ「vibration光」
タイトルが気になってオーダーしてみました。
「どんなんがくるかな?」とワクワクして待つこと1分少々。
ウェイトレスさんが運んでくるものを目にして、少なくとも第一印象でタイトルとの相関関係を表現するのは無理な、奇妙キテレツな、針金を使った作品。
「ワー!なんかヘンなのキター!!!」とは、僕の心の声。
いやもう、素で笑ってしまいそうなのを必至で堪えつつなんとかやり過ごしました。
ちなみこの針金のオブジェ、細い針金で「編む」ように制作されてました。
・高橋麻土香「青色のコーヒー/MESSER」
カバンの中からCDプレイヤー、木を綴じたような2冊のテンペラ画の作品。CDプレーヤーからは、音が痩せたロックバンドの演奏と、荘厳なオーケストラの響きが交互に訪れてきます。
作品と音楽との関連性はイマイチよく掴みきれなかったですが・・・。
・穂坂英樹「GLASS INSECT」
最後はこの方のガラス細工。
これはすごかった!
陶の平皿の上に薄紫の砂。そこから薄い葉がはえていて、茎の上には青の蝶のオブジェ。
葉の1枚1枚から丁寧で、蝶は口先のストローに至るまで、とにかく丁寧に製作されていました。
最後にふさわしい文句なしのクオリティのガラス細工。
もういっぱいいっぱいだったのでこれで終わり。
例えばここに、先日オオタファインアーツで拝見した照屋林賢の紙袋のオブジェがあったら・・・
かなり面白い企画でした。行って良かったです。
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