ギャラリー21+葉にて。(2/21〜2/26)
http://www.gallery21yo.com/exh-folder2005/tomisawa/tomisawa.html

真っ白のギャラリー(まあ白いところはけっこうあるのですが、ここは床も天井も白いです)に、大きな画面のほとんどが白でそのなかにぽつんと人だったり犬だったり。。。人は、何かを登っている子供や傘をさして歩く二人連れ、浮かぶボートのヲ漕いでいる人、犬はこちらを向いていて・・・。
その「白」も純度が高い白ではなくて、ちょっと黄色/緑色がかっていて独特の味わいがあり、さらにその中に存在する何かはすこしピントがずれているような風合いで色彩もセピアっぽく、また絶妙の位置に配置されている感じで。

これらの作品は制作過程が大変ユニーク。
まず中にある人や犬、写真に撮ったものをアクリル絵の具で描き、さらにそれをパソコンに取り込んでほんのわずかの調整(大きさなど)を経てプリントアウト。
そしてそれを作品の画面である和紙に配置し、上からレジンで固定。さらにレジンを全面に塗布してガラスクロスを張り付ける、という手の込んだもの(大まかにはあってると思うのですが、違ってたらスミマセン)。

レジンは時間が経つと変色するようで、製作してからいちばん時間が経ってる作品はその黄変具合がいちばん顕著。冨沢さんはできれば出来たばかりの新鮮な色が理想とのことだったのですが、時間が経ったものもそれはそれで味があって良かったです。

コメント

nophoto
冨沢 聡
2006年4月20日17:13

どうも!冨沢です。
とりあげていただきまして、ありがとうございます。

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