ギャルリー東京ユニマテにて。(2/14〜2/26)
http://kgs-tokyo.jp/human/2005/050214.html

銅版画らしい銅版画。
駒井哲郎はこれまでも何度か拝見していますが、今回のはオリジナル銅版画集『九つの夢から』からの作品。
どうやら埴谷雄高の「闇の中の黒い馬」という作品の挿し絵らしいです。

かなり奇妙な絵でちょっとおどろおどろしかったりもしましたが、キャプションに掲載されている文中の言葉と照らし合わせて観ていると、やはり何か引き込まれるような世界が展開されていたように思います。

で、何度か版をいじっている作品も。
一度刷った後から版に新しい何かを加えてたりして、こういうことをやっている作家に出会ったことがなかったので、そういうことも可能だと知って感心。
でも、順番に観ていって一番最後の作品が、元々あった線が消されて別の作品になっていたのにはびっくり。一度彫った銅版を削ってさらにそこに描き加えるのだそうで、さらにびっくり。

《関連リンク》
http://artshore.exblog.jp/d2005-02-14

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