安井丸男版画展(2/19)
2005年2月23日 アートギャラリーf分の1にて。(2/8〜2/19)
雨なので、丸の内線で銀座から御茶ノ水へ移動。
このギャラリーも見逃したくない展示が多いのです。
今回は、DMのハガキを見た印象でてっきり銅版画だとばかり思ってたのですが、実際は木版画。
普通、木版画というと「凸版」、つまり彫ったところではなくて残したところにインクを乗せて刷るのですが、安井さんの木版画は銅版画のように「凹版」、彫ったところのインクを写すという手法で製作されたそうです。
安井さん曰く、彫ったところ、つまり手を加えたところが画面に出る方が自然、とのこと。納得です。
さらに、彫った木版を切って、それを再び元の形に並べて刷るという方法も採用されていて、切られた版ごとに黒か朱のインクで彩色されて刷られているものもあって、木版なのに不思議な感触で。
作品は、魚をモチーフにしたものが多く、木版の彫刻刀で気を削った質感と相まって、ものすごい迫力でした。
・・・それにしても、銅板を自然に腐食させて作り出したような抽象的な模様、あれをひとつひとつ削ってるのか、と考えると、ものすごい手間がかかっていることに気付いて感服...。
雨なので、丸の内線で銀座から御茶ノ水へ移動。
このギャラリーも見逃したくない展示が多いのです。
今回は、DMのハガキを見た印象でてっきり銅版画だとばかり思ってたのですが、実際は木版画。
普通、木版画というと「凸版」、つまり彫ったところではなくて残したところにインクを乗せて刷るのですが、安井さんの木版画は銅版画のように「凹版」、彫ったところのインクを写すという手法で製作されたそうです。
安井さん曰く、彫ったところ、つまり手を加えたところが画面に出る方が自然、とのこと。納得です。
さらに、彫った木版を切って、それを再び元の形に並べて刷るという方法も採用されていて、切られた版ごとに黒か朱のインクで彩色されて刷られているものもあって、木版なのに不思議な感触で。
作品は、魚をモチーフにしたものが多く、木版の彫刻刀で気を削った質感と相まって、ものすごい迫力でした。
・・・それにしても、銅板を自然に腐食させて作り出したような抽象的な模様、あれをひとつひとつ削ってるのか、と考えると、ものすごい手間がかかっていることに気付いて感服...。
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