元田久治展(2/19)
2005年2月23日 アートOギャラリーにて。(2/14〜2/20)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/motoda.html
丁寧に描かれた風景のリトグラフ。
色彩はほぼモノトーン。
ただ、その風景がそのまま描かれているわけではなく、壊されているのです。
実際に見覚えのある風景、新宿、上野、横浜などの建築物は荒廃し、道路のアスファルトはめくれ上がり・・・。
元の風景が精緻に描かれているので、その退廃具合がヤケに生々しく感じられてしまいました。
しかし、もちろん、かっこいい絵なのです!
いろいろとギャラリーを観ていて、銅版画やシルクスクリーンの作品に出会うことはけっこう多い気がしますが、リトグラフはあまりなく、実際に拝見して同じ黒の線でも、同版画のそれが鋭いのに比べてリトグラフは(もしかしたら元田さんの作品は、ということかもしれないけど)細い線にも「面」の感触があるような感じで、新鮮でした。
加えて、元田さんの作品は額に収めずに紙のまま展示されてましたが、ピンで壁に貼るのではなく小さな磁石を使ってたのも面白かったです。
たしかにこれだと作品に傷をつけることなく紙の質感を活かして展示できるなぁ、頭いいなぁ、と感心。
《感想リンク》
http://museumagogo.cocolog-nifty.com/galleryparadise/2005/02/post_5.html
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/motoda.html
丁寧に描かれた風景のリトグラフ。
色彩はほぼモノトーン。
ただ、その風景がそのまま描かれているわけではなく、壊されているのです。
実際に見覚えのある風景、新宿、上野、横浜などの建築物は荒廃し、道路のアスファルトはめくれ上がり・・・。
元の風景が精緻に描かれているので、その退廃具合がヤケに生々しく感じられてしまいました。
しかし、もちろん、かっこいい絵なのです!
いろいろとギャラリーを観ていて、銅版画やシルクスクリーンの作品に出会うことはけっこう多い気がしますが、リトグラフはあまりなく、実際に拝見して同じ黒の線でも、同版画のそれが鋭いのに比べてリトグラフは(もしかしたら元田さんの作品は、ということかもしれないけど)細い線にも「面」の感触があるような感じで、新鮮でした。
加えて、元田さんの作品は額に収めずに紙のまま展示されてましたが、ピンで壁に貼るのではなく小さな磁石を使ってたのも面白かったです。
たしかにこれだと作品に傷をつけることなく紙の質感を活かして展示できるなぁ、頭いいなぁ、と感心。
《感想リンク》
http://museumagogo.cocolog-nifty.com/galleryparadise/2005/02/post_5.html
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