T-BOXにて。(2/14〜2/20)
http://www.tbox.co.jp/tbox/2005/050214.html

岩絵の具を使用した絵画で、なんとなくイラストっぽい感じでした(無論良い意味で)。
なかには二枚貝の貝殻の内側に描かれた絵や、ちいさな箱のような額の奥に絵、その前に紙粘土で作られた動物がいっしょにおさまっているものもあって、けっこうかわいらしい作品も。

で、興味深かったのが「まぼろしの住む家」という短編集の挿し絵の原画。
岩絵の具と墨で描かれている作品でしたが、使用されている岩絵の具は無彩色のみ(おそらく白と黒だけかと)。
岩瀬の具を使った絵画ってカラフルだったり、使用されている色が少なくても「煌めき」を感じるようなものばかりだったのが、この挿し絵の原画は、まさにモノトーンの静かな感じで。
いっしょに「まぼろしの住む家」もあったので手にとって開いたページで最初に目に入ってきたのが、
「切断された足」(直後に悲鳴付き)
だったもので、怖いものが嫌いな僕はすぐに元の位置に本を戻してしまったのですが(むらいさんによると、あんまり怖い話は載ってないそうですが)。

挿し絵とは別に岩絵の具によるモノクロ画もあって、落ち着いた感じで良かったです。

むらいゆうこさんのHP→http://members.jcom.home.ne.jp/rabotando/

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