東京ステーションギャラリーにて。(2/5〜3/21)
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp

・まず、冒頭の挨拶文に目を通し、展示されている作品群が放つ何かをしっかり受け止める覚悟をして、観始めた。

・それぞれの作品にはかならずキャプションが据えられていて、それには作家がその作品を製作した時の状況や作家の生い立ちが説明・補足されている。
このキャプションに目を通すだけでもう、いろんな思いが心の中でいっぱいになる。

・ここに展示されている作品の作家はほぼ全員、「軍人」として若くして短い一生を終えている。

・昨今のイラク戦争などでの報道を見聞きしていて、
「戦火に巻き込まれた一般市民の犠牲者は・・・」
という、まるでそうじゃない人だったら犠牲になってもしょうがないような言葉に違和感を感じている。

・この展示で拝見した作品の中には、その作家がそのまま描き続けてたらどんな作品を遺してくれてただろう、と思ってしまうものも少なくなかった。
そうでない作品でも、その作品が持っている背景が物語るものには大変な重みを感じる。

・あえて状況を無視するが、銃を向けた相手が素晴らしい絵を描く才能を持っていて、もしそのことを知っていたら、いや、そんなことじゃなくてもいい、相手のことを知っていたら、引き金を引けただろうか。

・淡々と観てたつもりでも、数カ所では泣きそうになった。

《感想リンク》
http://www.doblog.com/weblog/myblog/35769/1012470#1012470
http://d.hatena.ne.jp/nanasakana/20050211#p1
http://aiueochiai.exblog.jp/1637741
http://oki304.blog.ocn.ne.jp/lily/2005/02/post_6.html

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