APS西村画廊にて。(2/7〜2/26)
http://www.nishimura-gallery.com/exhibition/2005/nude.html

昨年末に同じ西村画廊で観て、印象に残ってた押江千衣子さんの作品展。

タイトルにあるように、展示されている作品のほとんどが女性のヌードの絵。違うのは押江さんのセルフポートレートが数点。

女性のヌードというのは、もっとも緊張感のある題材のひとつだと思う。
いろんな作家がヌードを描いているけど、ここで拝見できる押江さんの描くヌードは、そんな緊張感のある題材を水彩で女性の身体の線が描く艶かしさを見事にとらえていて、そのことにまず感嘆のため息が。
そして、その「水彩」という手法に思いを馳せた時、それは油彩のように描いては削り、ということができない、要するにやり直しができない手法なわけで・・・作品を観て、おそらくものすごい集中力とスピードで描かれたんだろうなぁ、と思うに至り、再び感嘆・・・。

押江さんのヌード作品には、水彩のやわらかな感触と描く対象や手法から想像されるスリルが同時に感じられて、ホントに不思議な心持ちにさせてくれます。

この人が描く「花」や「空」も観てみたいです・・・.

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