DOMANI・明日」展2005(2/6)
2005年2月10日 アート損保ジャパン東郷青児美術館にて。(1/21〜2/24)
http://info.yomiuri.co.jp/event/01001/200410274238-1.htm
8人の作家の作品が展示されている中で、以下の方々の作品が印象に残りました。
判治佐江子さんの写真。
古い洋書のページを和紙のテープでつないだ広い紙にデジタルプリントされているのがまず面白いです。
街の風景で、カラーとモノクロとがありましたが、洋書の印刷の黒と写真の黒とが微妙に違っていて、モノクロの作品のほうが良かったです。
吉川直哉さんの写真。
空や並木の写真なのですが、ピントが意図的にずらされていて、点描画でない印象派の絵のような感じです。ただ、やはりそこは写真なので、なんだか観ていると目がおかしくなってくるような錯覚を感じました。
とにかく「青」「緑」「黒」と、原色感が強調されてきれいでした。
そういう作品の中、1枚だけピントが合った空の写真があって、逆に印象に残りました。
綿引明浩さんは、今年の初めにギャラリー椿で会期後にもかかわらず拝見させていただいたのですが、あらためてこちらでも。
こちらでは版画作品と透明アクリル板を使った立体作品の両方が展示されていて、カラっと明るい感じです。
ただ、こういうかしこまったところで観るより、おもちゃ屋さんのショーケースあたりにあってほしいなぁ、とも。
山本麻友香さんは、油彩の作品。
男の子が描かれているものが中心で、淡い、というか薄いグレーが基調の作品が多い中、「water boy」という作品が、沼のような、紫色にも茶色にも見える水面に顔が半分くらい沈んでいる絵で、強烈にインパクトがありました。
常設で、先日の企画点で展示されていなかった東郷青児の作品もあって、そちらも拝見できて満足。
http://info.yomiuri.co.jp/event/01001/200410274238-1.htm
8人の作家の作品が展示されている中で、以下の方々の作品が印象に残りました。
判治佐江子さんの写真。
古い洋書のページを和紙のテープでつないだ広い紙にデジタルプリントされているのがまず面白いです。
街の風景で、カラーとモノクロとがありましたが、洋書の印刷の黒と写真の黒とが微妙に違っていて、モノクロの作品のほうが良かったです。
吉川直哉さんの写真。
空や並木の写真なのですが、ピントが意図的にずらされていて、点描画でない印象派の絵のような感じです。ただ、やはりそこは写真なので、なんだか観ていると目がおかしくなってくるような錯覚を感じました。
とにかく「青」「緑」「黒」と、原色感が強調されてきれいでした。
そういう作品の中、1枚だけピントが合った空の写真があって、逆に印象に残りました。
綿引明浩さんは、今年の初めにギャラリー椿で会期後にもかかわらず拝見させていただいたのですが、あらためてこちらでも。
こちらでは版画作品と透明アクリル板を使った立体作品の両方が展示されていて、カラっと明るい感じです。
ただ、こういうかしこまったところで観るより、おもちゃ屋さんのショーケースあたりにあってほしいなぁ、とも。
山本麻友香さんは、油彩の作品。
男の子が描かれているものが中心で、淡い、というか薄いグレーが基調の作品が多い中、「water boy」という作品が、沼のような、紫色にも茶色にも見える水面に顔が半分くらい沈んでいる絵で、強烈にインパクトがありました。
常設で、先日の企画点で展示されていなかった東郷青児の作品もあって、そちらも拝見できて満足。
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