望月通陽展(1/29)
2005年1月31日 アート コメント (1)ギャラリー椿にて。
http://kgs-tokyo.jp/tsubaki/2005/050117.htm
先週もちょっとだけ覗いたこの展示。
展示期間に余裕があったので、その時はしっかりと観ず、この日の改めて観てきました。
たくさんの型染めの作品に加えて、ガラス絵、(おそらく)ブロンズのオブジェ、版画など、いろんなスタイルの作品が展示されていました。
まず、型染めの作品。
濃い茶色の背景に、それより幾分か薄い茶色の絵が浮かび上がっていて、はたしてどちらを染めたのか伺いそこねたのですが、その2つの茶色のコントラストがなんとも絶妙で。
そこへきて、それぞれの作品のタイトルが、
などなど、作品のひとつひとつに完結したストーリーを付けるような風合いになっていて印象的でした。
あと、ガラス絵がすばらしかったです。
ガラスに金色や銀色を彩色したり、彩色したガラス板を引っ掻いて文字を浮かび上がらせたり、というふうなのですが、色合いといい、逆さ文字の風合いといい、なんともいえぬ静謐感がありました。
さらに、額は和紙でデコレートされていたのも良かったです。
http://kgs-tokyo.jp/tsubaki/2005/050117.htm
先週もちょっとだけ覗いたこの展示。
展示期間に余裕があったので、その時はしっかりと観ず、この日の改めて観てきました。
たくさんの型染めの作品に加えて、ガラス絵、(おそらく)ブロンズのオブジェ、版画など、いろんなスタイルの作品が展示されていました。
まず、型染めの作品。
濃い茶色の背景に、それより幾分か薄い茶色の絵が浮かび上がっていて、はたしてどちらを染めたのか伺いそこねたのですが、その2つの茶色のコントラストがなんとも絶妙で。
そこへきて、それぞれの作品のタイトルが、
「カリプソ。 入江の息に帆を上げる舟」
「カストラートは背後に気付かず 孤独をうたった」
「影と歩くのは淋しいから 晴れた日はいつも淋しい」
「愛煙家はやはり 園芸家になる夢を 捨てられません」
「何も知らずに草の子は、 あおい頭を戦場に もたげました」
などなど、作品のひとつひとつに完結したストーリーを付けるような風合いになっていて印象的でした。
あと、ガラス絵がすばらしかったです。
ガラスに金色や銀色を彩色したり、彩色したガラス板を引っ掻いて文字を浮かび上がらせたり、というふうなのですが、色合いといい、逆さ文字の風合いといい、なんともいえぬ静謐感がありました。
さらに、額は和紙でデコレートされていたのも良かったです。
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