太田敦子展(1/22)
2005年1月26日 アートOギャラリーにて。
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/ota.html
黒の世界。
なんだかものすごい圧力。。。
黒の下地に、無数の銀のドットがちりばめられていて、ただそれだけなんですが、すごい説得力がある作品。
第一印象では「こんな細かい点を描いたのか、すごい手間だなぁ」というふうに感心したのですが、これが銅版画であることを聞かされてまたびっくり。
何せ、この大きさの銅版があることがもう僕の想像不可能な領域という感じで。
さらに良く観ると、その細かい点もわずかに濃さが違っていて、それが黒の世界に奥行きを与えていて、作品の深みを増しているような。
太田さんの話では、腐食(銅版を液体に浸けて、表面を加工する行程)を何度も、出したい色の濃さを考えて時間を変えたりしながら、だいたい一枚の銅版に対して8時間くらいかけることもあるとのこと。
そして、画面の「黒」は、黒い紙を使っているのではなく、墨などを使ってご自分で染めているそう。
小さな作品には画面が黒ではなく紙の色をそのまま使用したものもあって、同じ版で黒と白の画面がそれぞれあった作品もあり、その雰囲気がぜんぜん違ってたのもまた面白かったです。
ファイルで拝見した銅版画以外の作品、ドローイングの作品群も素晴らしかったです。
http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/ota.html
黒の世界。
なんだかものすごい圧力。。。
黒の下地に、無数の銀のドットがちりばめられていて、ただそれだけなんですが、すごい説得力がある作品。
第一印象では「こんな細かい点を描いたのか、すごい手間だなぁ」というふうに感心したのですが、これが銅版画であることを聞かされてまたびっくり。
何せ、この大きさの銅版があることがもう僕の想像不可能な領域という感じで。
さらに良く観ると、その細かい点もわずかに濃さが違っていて、それが黒の世界に奥行きを与えていて、作品の深みを増しているような。
太田さんの話では、腐食(銅版を液体に浸けて、表面を加工する行程)を何度も、出したい色の濃さを考えて時間を変えたりしながら、だいたい一枚の銅版に対して8時間くらいかけることもあるとのこと。
そして、画面の「黒」は、黒い紙を使っているのではなく、墨などを使ってご自分で染めているそう。
小さな作品には画面が黒ではなく紙の色をそのまま使用したものもあって、同じ版で黒と白の画面がそれぞれあった作品もあり、その雰囲気がぜんぜん違ってたのもまた面白かったです。
ファイルで拝見した銅版画以外の作品、ドローイングの作品群も素晴らしかったです。
コメント