グランマ・モーゼス展(1/23)
2005年1月24日 アートBunkamura ザ・ミュージアムにて。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/grandma/index.html
各所で評判のグランマ・モーゼス展。
セクションごとに「春」「夏」「秋」「冬」となっていて、それぞれその季節の絵が展示されていて、その間に刺繍作品や資料のコーナー、約10分の映像のコーナーがありました。
春、夏のあたりはやはり、目に鮮やかな緑が気持ち良かったです。
ただ、きれいな絵なんですけど何となく違和感みたいなものを感じていて・・・。
夏のところで、雷雲が迫ってくる作品。
画面の手前から描かれている対象物を目で追っていったのですが・・・
人、荷車、家、馬・・・
家、馬・・・。
ずいぶんデカい馬だなオイ!
どう見ても家より遠くにいる馬が、家と同じくらい大きい(爆)
雷雲が近付く場面なので足早に家路へと急ぐような人も描かれてたような気がしますが、雷雲よりその黒い馬から逃げた方がいいのでは、と。
・・・こんなことがツボに入ってしまい、以降しばらくそういうあり得ない遠近描写を見つけてはひとり内心で爆笑、そんなかなり「空気読め」的な鑑賞になってしまいました。
夏から秋へと季節が変わると絵の色彩が途端に暖色が増えてきて、色彩に和みつつ遠近描写にツッコミをいれつつ・・・さらに冬になるとあたり一面真っ白になって、春夏の緑とはまた違った清々しさが。
一通り見終わったあとで、映像を見ました。
・・・あの遠近の違和感にはきちんと理由があって、モーゼスおばあさんが集めた雑誌や新聞や絵はがきからの切り抜きをお手本にして描いてたそうです。
さらに、第一次世界大戦直後の不景気で農村部の過疎化が進み、すっかり寂れてしまっていたのを、良き時代を振り返るようにモーゼスおばあさんは本来いないたくさんの人を絵のなかに描き込んでいたということを知って、おばあさんの心に去来したものを想像したり・・・。
人が描かれていない作品が寂しく感じられたことに、何となく納得してしまいました・・・。
モーゼスおばあさんの、いろんなものへの愛情が伝わってくるような展覧会でした。
《感想リンク》
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=111
http://pocketwarmer.blogzine.jp/movie/2005/01/art_.html
http://palantir2.seesaa.net/article/1459389.html
http://blog.goo.ne.jp/goodtime_badtime/e/fc2af057f46e00d21fc0e5b85667773f
http://blog.goo.ne.jp/gerocchi/e/3b831cec41a550a9bbf3afdfd64eccde
http://kawaraban-h.at.webry.info/200501/article_9.html
http://fumiko212.exblog.jp/1754065
http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/grandma/index.html
各所で評判のグランマ・モーゼス展。
セクションごとに「春」「夏」「秋」「冬」となっていて、それぞれその季節の絵が展示されていて、その間に刺繍作品や資料のコーナー、約10分の映像のコーナーがありました。
春、夏のあたりはやはり、目に鮮やかな緑が気持ち良かったです。
ただ、きれいな絵なんですけど何となく違和感みたいなものを感じていて・・・。
夏のところで、雷雲が迫ってくる作品。
画面の手前から描かれている対象物を目で追っていったのですが・・・
人、荷車、家、馬・・・
家、馬・・・。
ずいぶんデカい馬だなオイ!
どう見ても家より遠くにいる馬が、家と同じくらい大きい(爆)
雷雲が近付く場面なので足早に家路へと急ぐような人も描かれてたような気がしますが、雷雲よりその黒い馬から逃げた方がいいのでは、と。
・・・こんなことがツボに入ってしまい、以降しばらくそういうあり得ない遠近描写を見つけてはひとり内心で爆笑、そんなかなり「空気読め」的な鑑賞になってしまいました。
夏から秋へと季節が変わると絵の色彩が途端に暖色が増えてきて、色彩に和みつつ遠近描写にツッコミをいれつつ・・・さらに冬になるとあたり一面真っ白になって、春夏の緑とはまた違った清々しさが。
一通り見終わったあとで、映像を見ました。
・・・あの遠近の違和感にはきちんと理由があって、モーゼスおばあさんが集めた雑誌や新聞や絵はがきからの切り抜きをお手本にして描いてたそうです。
さらに、第一次世界大戦直後の不景気で農村部の過疎化が進み、すっかり寂れてしまっていたのを、良き時代を振り返るようにモーゼスおばあさんは本来いないたくさんの人を絵のなかに描き込んでいたということを知って、おばあさんの心に去来したものを想像したり・・・。
人が描かれていない作品が寂しく感じられたことに、何となく納得してしまいました・・・。
モーゼスおばあさんの、いろんなものへの愛情が伝わってくるような展覧会でした。
《感想リンク》
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=111
http://pocketwarmer.blogzine.jp/movie/2005/01/art_.html
http://palantir2.seesaa.net/article/1459389.html
http://blog.goo.ne.jp/goodtime_badtime/e/fc2af057f46e00d21fc0e5b85667773f
http://blog.goo.ne.jp/gerocchi/e/3b831cec41a550a9bbf3afdfd64eccde
http://kawaraban-h.at.webry.info/200501/article_9.html
http://fumiko212.exblog.jp/1754065
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