東京体育館にて。
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いやもう去年のアテネ五輪で福原愛とカットマンとの試合の録画見ちゃって以来「あーもう生で観たい!」と思っとったところで、僕はこういうことは忘れない質なもんだから目ざとくこの大会のことを去年の暮れあたりから気に留めていて、ようやく卓球生観戦が本日実現した次第。

何が見たかったかっていうと、カットマンですよ、カットマン。
あの徹底的にゆるーく返球、が見たかったわけですよ。
ただ僕の貧粗な卓球知識では日本人カットマンっていうと松下浩二くらいしか知らないので、でもまあひとりくらいいるだろう、と。

今週火曜日から大会が始まって、そしたら愛ちゃん効果でスポーツニュースにも取り上げられてびっくり!
(まあ、大会が取り上げられているといより福原が取り上げられていたわけだが)
てっきり中国に行っちゃってると思ってたので、「え、観られるの!?」と。

そういう感じで東京体育館(実はもう少しで代々木の体育館に行くところだったのは内緒)に着いた時点では、
「生カットマン」
に加えて、

「生王子サーブ」

「生『サー!』」

とお楽しみいっぱいだったのです。

午前9時半。
女子シングルス準々決勝。
福原愛の名前、見つからず。
「あぁたぶんシードなんだろうな」
とトーナメント表を見たら、その前に負けてた。 orz
(今思えば準々決勝以降にシードが出てくるわけがないのだが)

でも、カットマンひとり発見!
やっぱ面白い!
相手のスマッシュを「その位置から返す!」といちいち感動。
結局試合は負けてしまったけど、堪能させていただきました。
男子シングルスは準決勝からで、個人的に期待の松下はすでに敗退していて結局カットマン関連試合は1試合のみ。

他の試合もめちゃくちゃ面白かったです。
ポイントを取った時に発する声で試合の空気を支配し合うようなところだったり、オーロラビジョンに映し出される選手たちの目がいっちゃってたり。
最後の1試合、女子シングルスの決勝は、途中から卓球台の真後ろに当たる位置で観戦、そうしたらより「ギリギリ」の世界を垣間見られた気がしました。

あのスピードで繰り広げられるラリーはスリリング。
10秒のラリーが3本続いたらたぶん涙出てくると思う。

サーブ権に関係なくポイントが加わわるルールで、そのほとんどが相手にミスによる得点というのもいろいろ考えさせられるところもあって・・・要するに外したら相手のポイントになるわけで。
シュート数はリーグトップクラスの割りに得点が中くらいのに爪の垢を煎じて呑ませたくなるのも道理。 orz

あと、印象的だったのが、とにかく会場が静かだったこと。
おかげで選手の掛け声や卓球台を弾むボールの音や客席の赤ちゃんの泣き声まで良く響く。
こういう雰囲気も新鮮でした。

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