O美術館にて。
http://www.shinagawa-culture.or.jp/o_art/

銀座のK’s Gallery(http://www.ks-gallery.com/ )は小さなギャラリーで、今回の大崎のO美術館での展示は、こちらにゆかりのある作家の大きな作品を一同に集めたものでした。

こういった形でひとつのギャラリーの傾向を知ることができたり、たくさんの作家の作品を観られるのも嬉しいです。

高橋俊明さんの「−彼方へ−」。木材に合成樹脂の絵の具で描かれた青い森のような作品、その青と黒それぞれの色の鮮やかさとお互いのコントラストが深く、印象的。
煤や蜘蛛の巣がかかったような感じが強いインパクトのある、横山近子さんの「忘れられた時」。
鳥垣英子さんの「膨張(ふくらむ)」の、虚空に浮かぶ椅子。
何か引き込まれるような引力のようなものを感じた、川口ゆう子さんの「未知なる出来事」の揺らめく緑。
唯一の写真作品で、光を反射して錆が輝いているような、加藤節子さんの「裂」。
神武さんの「時の流れ」。鉄の力強さに圧倒されました。

すでに個展で拝見した、安木洋平さん、渡邊史さんの作品にこういう場所で出会えたのも嬉しく思いました。
損歩ジャパンで観た佐野ぬいさんの作品も。

K’s Gallery、この次は小品展とのこと。
大きな作品を観た後で、どんな小品に出会えるか楽しみです。

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